転生したらゴジラ!? 怪獣王成長記   作:白インゲンモドキ

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第9話

ーーーーー森

 

ズゴゴゴゴゴゴゴゴ…………!!!  

ギャアギャア!!

 

ズルズル……!!

「ぬおっ!?」 ドゴオォン!!

「ゴジラ様大丈夫ですか!?」

「あぁなんとかかわしたよ しかし面倒な奴が目覚めちまったなぁ」

 

森が揺れているかのような揺れが起こりサイコバルチャーやスケル・バッファロー、リドリアスなどの森の怪獣達が逃げ惑っていた。

その原因はマンモスフラワーという異名を持つ巨大植物ジュランが目覚めて活動を始めたからである、この花は形だけ見れば綺麗な花ではあるが大きさは100メートルはあり生き物の血を吸い縦横無尽に動き回るトゲ付きの根や毒花粉を放つ花弁をもつ本体を出現させ甚大な被害を出す 。

なぜこのジュランが目覚めたのかというと先程のミエゴンとリドリアス達の争いの時にミエゴンが高熱火炎を吐いたことによりジュランを活性化させてしまったのだ。

 

「不味いなぁ………このままだと手当たり次第に生き物や怪獣を襲うぞ………!!」

 

ズルズルズル………!!!

「おかあさ〜〜ん!!」 「チンペ!!」

「くそっ!! チンペくんを離せ!!」  

 

ギャギャア!?

「言ってるそばから暴れ始めたな………!?」

そうこうしているうちに近くの森に隠れていたり、逃げたりしていたサイコバルチャーの群れやカンガルー怪獣パンドラの子供チンペを根っこで捕まえ、パンドラと歌好き怪獣オルフィが助け出そうとしている

 

「やるぞモスラ 」

「分かりました ゴジラ様!!」

 

「だが俺はまだ同じサイズのやつらとしか戦ったことがない 幸いあいつは植物だから単調な攻撃のはず だからそこをつく…………モスラちょっと耳貸せ」

「耳は貸せませんよ?」 「いやちょっと寄ってくれるだけでいいから」

コショコショ……

 

「きっ危険ですよゴジラ様 その役は私が」

「その力はお前しか使えないだろ?  この作戦はお前が重要だだから囮は俺がやる!!」

ドスンドスン!!!  ギュアアァァン!!!

 

シュルル……ビュンッ!!

(来た!!) バッ!!

ドゴオォン!! 

ビュンビュンビュンッ!!

 

「今だ!!」 

「はい!!」 ヒュ〜〜〜〜………!!

 

グググッッッ!!!

「ビンゴ!! やっぱりモスラは小さくとも糸は強力だな!!」

ゴジラが向かって来たジュランの根をかわすとモスラが糸を吐き根を無効化した。 モスラの糸はとても頑丈で 強度は地球ではあのゴジラですらも切れないほどである 

シュルルルルルル…………!!!

「はあっ!!」 ゴオオオオォォ!!

 

「よし!! お前ら早く逃げろ!!」

「はっはい!!」

「すまない、助かった!!」 

「お母さん!!」「チンペ!!」

 

そしてそれを数回繰り返し怪獣達を拘束している根など全ての根を一纏めすると放射熱線を吐いて焼き切る

「よし他に根はあるか!?」

「ないです全員助け出しました!!」

 

「よしあとはあいつを………」

ズズズ……!!

「なんだ…………ジュランが揺れて………まさか毒花粉を出す気か!?」

 

そう根を全て焼かれてしまった ジュランは本能で子孫を残すためと敵を仕留めるために花粉を出そうとし始めた。

 

「まずい………急がなければ」

ガッガッガッガッガッ!!!

「ゴジラ様何処に行くんですか!?」

「あいつを焼き払う!!」

 

ゴジラは近くの台に爪を立てて不器用ながらも登り始める

 

「よしここなら届きそうだ 覚悟しやがれジュラン纏めて焼き払ってやる!!」

ババッ!!

「食らえ!!」 ブォンブォンブォンブォン…………!!!

 

ゴオオオオッッッツ!!!

 

そしてジュランよりも高く登ったゴジラは力を貯めると放射熱線を放てる状態にして飛び降りジュランの花弁に向かい放射熱線を放った

  

ピカッ!

「え?」

その時だった。

ドッガアァァァァン!!!!!

『!?』 

 

「がああぁぁぁ!?」 ドッガッ!! ゴロゴロゴロゴロドガアァン!!!

「ゴジラ様!!」

 

花弁に放射熱線を吐いた途端 花弁から上が大爆発を起こしてゴジラを飲み込んだ。

大爆発の原因はジュランの毒花粉で大量に散布された毒花粉にゴジラの放射熱線が発射されたことにより粉塵爆発を起こしたのだ。

「ぐっ………へ…………」

「ゴジラ様だっ大丈夫ですか!?」

「なっなんとかな………いててて………流石に大爆発に巻き込まれたらダメージ負うよな………」ヨロヨロ…………

 

バキバキバキ…………ドッフゥン

ゴジラの目の先には爆発によって全て焼けて折れていくジュランの姿があった。

「なんとか倒せたなぁ………しかし体が上手く動かん 少し休まねぇと………帰るぞモスラ」

「はっはい!!」

ズルズルズルズル…………

ゴジラ達はなんとか体を動かして池へと帰っていった。

ーーーーー森の中

「………」

森の中を歩いていた森の王は歩みを止め 爆発の方向を向き爆発の起こった方を向いた。

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