ーーーーー森
モコモコモコ………!!!
「ん? なんだ……キノコ?」
「しかし多いですね」
レンボラーが宇宙に行った数日後 ゴジラ達の住む森にはキノコが大量発生していた。
「この間降った雨のせいですかね?」
「あっそれだな」
「やぁこんにちはゴジラ君」
「あっお久しぶりです パンドラさんオルフィさん」
「久しぶりねゴジラ君 」
「今日はどうなされたのですか?」
「いやぁこれだけの数のキノコが生えてきたのだから、夕食の調達のついでに食用と毒キノコの見分け方をチンペ君に教えようと思ってね」
「なるほどぉ たしかに今はタイミングぴったりですね」
「久しぶりじゃのう お前さん達」 モグモグ……!!
「あっベヒモス様! こんにちは!!」
「ようベヒモス 随分頬張ってるな」
そこにキノコの勉強をしに来たオルフィ達と口一杯に大好物のキノコを頬張っているベヒモスが現れた。
「キノコはわしの大好物じゃからのぅ 腹一杯食わせてもらっとるわい」
「しかし今回はそれを踏まえてもキノコの量が多い 何かいい栄養源が森に現れたのかな?」
「どうなんでしょうね」
ゴジラ達はそう言いながら周りのキノコの山を見た。
ーーーーー森の地下
(ふっふっふっ……いいぞ……力が高まっていく ……もう少しだな)
ゴジラ達の住む森の地下でとある存在が暗躍をしていたその正体は菌糸怪獣フォーガス
自らを「全長10kmの脳を持つ地上最大の知性」と称する、異常進化し高い知能を獲得した巨大キノコであり子実体の中核にある「菌糸脳」から菌糸を伸ばして地球全土を侵食することで、地球を支配しようと目論んだ恐ろしい怪獣で、どうやらこの個体は惑星モンスターの豊富な水と栄養を狙ってやって来て モンスターを侵略をする為の足がかりとしてこの森の栄養源や水を独り占めしようとしているようだ。
(さて……そろそろこの森に住む王という邪魔な存在を消して 私が王となりこの森を支配するとしよう)
ドスドスドスドス!!!
(なんだ……何かが来る…………?)
そんな恐ろしい計画を立てていたフォーガスの元にとある怪獣が現れた。
「おうおうお前何してやがる!! この森の水や栄養を独り占めてして増えようとするなんていい度胸じゃねぇか!!」
(なんだこの怪獣は……私と同じタイプ……だが私のような知能は感じられんな いけ)
ドロオ……!!!
ブオオッ!!
ブオオッ!!
「なんだこいつら!? お前の手下かぶっ飛ばしてやる!!」
そんなフォーガスの本体の場所にキノコ怪獣マシュラが現れる マシュラも同じくキノコの怪獣でこの森の地下の豊富な地下水や地面の栄養源の恩恵を貰いながら暮らしていたのだが フォーガスが現れて地下水や栄養を独り占めよしようとしているのを感じ取り 怒ってやって来たマシュラはフォーガスに突撃をし菌糸の先端から子実体として怪獣態を生み出してマシュラに突撃させる
バシイィン!!
バキイイ!!
「くぅ!?この野郎ぶくぶくとデカくなりやがって!!」 ドゴン!バゴン!!
(同じタイプではあるが所詮はこの程度だな私の足元にも及ばん 無駄な力を使ったな……さっさと始末をしよう)
数の暴力でマシュラに攻撃を仕掛けてさっさと始末をしようとした時だった突如として怪獣態のフォーガス達が溶け始め、本体である菌糸脳が苦しみ始めたのだ。
ドロオ……!!
(ぐぉお……なんだこれは…………毒か……毒が菌糸を通じて全体に流れていく……!?
「ふん俺様の毒が効いてきたか!? おらおら!!」 ドゴン!バゴン!
(ぐおぉ……それになんだ毒だけではない……何がどうなっている……私の栄養が……吸い取られていく!?) ビキビキ……!!
一気に始末をしようと怪獣態をマシュラに集中させた事が仇となり満遍なく菌糸を通じて毒が流し込まれていき弱ったフォーガスをマシュラが袋叩きにする
実はこの星のマシュラは他の毒を持ち毒を無効化してくる怪獣相手にも効くような強力な毒を生み出しており、その毒がフォーガスの子実態にかかり菌糸を通じ菌糸脳に流れ込みフォーガス自身に大ダメージを与えたのだが、更にフォーガスが独り占めしようとして栄養源を森から集めた事により 栄養不足になっていたこの森のキノコ達が弱った事を好機に栄養を取り戻そうとフォーガスから逆にエネルギーを吸い取っていき 蓄えていたはずのエネルギーは全てなくなってしまった。
ーーーーー森
「まぁ問題は起こってませんし、食い物が増えて損はないですからね」
「そういう事だ」
「それじゃあ これから追加でキノコ採りでもしますか?」
「あらいいわねぇ」
「楽しみじゃわい」
ハッハッハッ!!!
(くおおぉ………この私が………この私が〜〜〜!!!?)
そうして少し経った後のんびり世間話をしている怪獣知れずの間フォーガスはマシュラの猛毒と攻撃、この森のキノコの侵食によって消滅し森の栄養源になるのであった。