ーーーーー大河
「グハハハハ今年も来たなラゴン共!! 」 ザバザバ!!
「こいつが水の悪魔の正体…………まさか体を液体状態にする怪獣だとは…………!!」
マグロ達の前に現れたのラゴン族に伝わる大河での試練水の悪魔の正体は液体大怪獣の異名を持つ怪獣コスモリキッド 大河を縄張りにしており毎年海へ行く為に通るラゴン族を襲っている怪獣である
シュルルル!!
「わっ!?」
バリボリバリババリボリ!!
「ぎゃあぁ!?」
「やっぱりラゴンは若いプリップリの身を食うのが1番だぜ!!」
「マンボウ!!」
そして現れたコスモリキッドは自身の体の半分はあるであろう長い舌で捕まえるとバリバリとニボシを食べるかのように食べていく
「くそっ反撃だ!! なんとか動きを止めろ!!」
「うおぉ!!」 ドスドス!!
「撃て!!撃てぇ!!」
ドシュドシュッッッ!!
バシャバシャ!!
ラゴン達全員で銛やクロスボウなどでコスモリキッドに攻撃を入れるが
「駄目だ銛やクロスボウが効かない!?」
「刺したのに体が戻っちまう!?」
「グハハハハ!! 無駄だお前らの力では俺にダメージを与える事なんて出来ねぇよ!!」
コスモリキッドの最大の特徴は名称にもある通り自分の肉体を液化させる能力であり、実体化している間はミサイルや火炎放射 そしてコショウ攻撃でもダメージを与えられるが、液化している間は物理攻撃が一切通用せず首に槍を刺されても喰らったダメージも回復されてしまう
更に大河の流れに乗って移動したり、液化して広がる事で何処に獲物がいるかなどを探索し部分的に実体化をして捕まえたりもできるこの大河でもトップの頂点的存在なのである
バリバリムシャムシャ!!
「さて次はどいつを食おうか」
(こいつの場合は怪獣を足止めする網も液化して抜けられるから無意味だ…………どうする逃げるにはどうすればいい………!!)
次々と仲間を喰われて、マグロが打開策を必死にそう考えていた時だった
(そうだ………あれを使えば……!!)
バシャバシャ!!
「おいこっちだ!!」
「おい何やってんだよマグロ!? 目をつけられるぞ!!」
「オコゼ他の奴にこれを使うように言え!!」
「これっ……? そっそうか!? おい皆んな持っている奴は準備してくれ!!」
とある作戦を浮かんだマグロが水面をバシャバシャと叩き、オコゼ達に袋に入ったとある代物を用意させる
「んぁなんだあいつ溺れてるのか? いやラゴン族にカナヅチはいねぇか……まぁいい次はあいつだ!!」
ザバザバ!!
「ひいぃ!? 来るぞ!?」
「オコゼ!! 準備をしろ!!」 グッ!!
グァシャアォォン!!
「今だちれ!!」 ポイポイッッ!!
ドッバアアァァァァアン!!!
そしてコスモリキッドが飛びかかった瞬間 袋に入ったとある代物をコスモリキッドに向けて投げた。
「逃したか………ん? なんだ?」 クンクン…………
飛びかかるのに失敗したコスモリキッドが追いかけようとした時だった コスモリキッドの体に黄色い汁が付いていた。
「グアァァ!? 目に染みる………それにこの匂い………黄色の実か!?」
(よし………海で収集せずあらかじめ用意していた物が役に立った!!)
ブリが水の中に流したのはとある黄色い実を潰した汁でこれはエビラなどのような水の中に住む怪獣が嫌う匂いで これは水の中で獲物を解体した時に血の匂いに惹かれて怪獣が来る事を防いだり、このように匂いで怪獣を怯ませる為などに利用されるのだ。
「グオオッッ!? 駄目だ体に黄色い汁がついて匂いが落ちねぇ!?」ザバザバ!!
「今だ全員全速力で泳げ!!!」
グアァッ!!
ゴポポポポポ…………!!!
体が液体であるが故に黄色い汁が体に付いてしまい暴れているコスモリキッドを他所にマグロの声に反応しラゴン達は全速力でコスモリキッドがいるエリアを泳いで逃げ出した。
ーーーーー海
ザザ〜〜ン………ザザ〜〜ン………
「着いたな……マグロ」
「あぁ海だ…………!!!」
そしてラゴン達はようやく儀式の行われる海へと到達した。