これはソレと出会った私の物語だ。

*この作品は二次創作になります。(作者様から許可取り済みです)
*原作: 原作:オロボ46様、化け物バックパッカー:https://kakuyomu.jp/works/1177354054895479999


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こちらは私主催の企画による二次創作作品となります。
作者様から許可取り済みの上です。
企画主旨:作品タイトルからインスピレーションだけで二次創作をする。
それではよろしくお願いいたします。


私とソレ

 原作:オロボ46様、化け物バックパッカー:https://kakuyomu.jp/works/1177354054895479999

 

 ****

 

 私がソレと出会ったのはいつだったか? 記憶が定かではないが……気づいたらそばにいたのだけは認識している。

 私はいわゆるバックパッカーと呼ばれる類の人間だ。

 だから、ある意味では自由気ままなのだが……。ある時から、ソレは寄り添うように存在し始めた。

 最初は疲れからかと思った。だが、違うと気づいたのは……私がうっかりとある治安の悪い地域に足を踏み入れてしまった時のことだ。

 

 黒い影からなにかが……いや、化け物が現れ、襲ってきた者達を倒してしまったのだ。

 最初は恐怖した。動けず、ただ震えるだけであったが、なぜだかソレは私にはまるで懐いているようだった。

 

 最初はつきまとわれることに不気味さすら感じていたが、今では旅の相棒のような存在として認識してしまっている。

 

 歪で、不思議な関係だ。主従でもなく、ただ近くにいるだけ。会話もできないし、なによりソレを認識できるのは私だけだ。

 

 それから。たくさんの日々と体験を、ソレとした。楽しいこと、辛いこと、悲しいこと……。数多の苦難も、ソレがいたから乗り越えられた。

 ただ、不思議なことがある。私を見る周囲の目だ。

 

 最初は普通に接して来るのに、気づけば化け物を見るかのような目で見てくる……そんな気がしてならないのだ。

 

 まぁでも、気のせいだろう。きっと、バックパッカーの文化に馴染みのない者が最近増えてきてしまったのかもしれないし。

 

 何より、私は自由に生きたいとこの生活を選んだのだし、誰かに縛られるくらいならこの方がむしろ都合もいい。

 

 そんなだからか、気づけば私は孤独な人だとか、揶揄されたりもするようになった。理解できないし、したくもないが……それの何が悪いというのなだろうか?

 人には人の生き方がある。だからこそ、出会いと別れが楽しいのではないか。なにも群れるだけが正しいわけではないのだし、下手に群れば窮屈になることもあるし。

 

 寂しくもないし。だって、私にはソレがいる。未だにソレがなんなのかわかっていないが、まあいいだろう。害もないし、なにより安心感すら覚えるのだから。

 

 これからも私は旅をする。ひたすらに、あてもなく。刹那の一時を楽しみ、そうして生涯を終えるのだろう。覚悟の上だから、問題はない。

 

 ただ。

 だからこそ……化け物と共に歩んでいることは……私とソレだけの秘密だ。




読んで頂きありがとうございました。
また、許可下さったオロボ46様本当にありがとうございました。

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