ぼっちちゃんに好きな人がいると知って脳が破壊されぶっ倒れる虹夏ちゃん概念   作:虹夏の脳を破壊し隊

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え〇ちな画像漁ってたら虹夏ちゃんが出てきて脳が破壊されたので続きました。


第2話

目を開く。

そこは、見知らぬ天井……ではなかった。

「う、うーん…」

体に掛かっていた布団を捲り、起き上がって辺りを見渡すと、そこはぼっちちゃんの部屋だった。

もしかして、あの後ぼっちちゃんが運んでくれたのかな……そう思いながら布団から出ようとすると、扉が不意に開いた。

 

「あっ、虹夏ちゃん…!」

 

そこにいたのは、ぼっちちゃんだった。

「だ、大丈夫ですか!?頭とか、体とか」

「うん、大丈夫、ヘーキヘーキ、へーきだって」

ぼっちちゃんが心配してくれるけど、大丈夫と声をかける。ホントは頭が少し痛むけど……

「あの、喜多ちゃんとリョウさんはもう帰りました…」

「え!?もう!?酷い!薄情な二人だ!」

「え、えっと、もう、六時ですし…」

「…え、六時?夜の?」

「あっはい…」

嘘、そんなに寝てたなんて…!

「ご、ごめんね!?お邪魔しすぎちゃった!」

「あっいやそんなこと…逆にすみません私の布団に寝かせちゃって…気持ち悪かったですよね…」

「いやいやそんなことないよ!どっちかというと嬉しいっていうか…じゃなくて、どうしよう…お姉ちゃんに怒られる!」

本当にどうしよう…絶対に、怒られる……!

「て、店長さんには連絡してあります…」

「え、ホント!?ありがとうぼっちちゃん!よかったぁ…」

いまぼっちちゃんが女神に見えたよ。

でも長居するのは良くないよね、早く帰らなきゃ。

そんなことを考えているときに、ぼっちちゃんがある提案をしてきた。

 

「あ、あの!よかったら、車で送ろうか、って、天野さんが……」

 

……え?

 

 

 

 

 

結論から言うと、私は提案に乗った。

なんとなく、天野さんの人柄を知りたかったから。

ただ二人だと気まずくなるだろうということでぼっちちゃんも一緒に来てくれることになった。

私は(当たり前だけど)後部座席に座ったんだけど、ぼっちちゃんは助手席に座った。

それを見るとまた頭痛が強まる。

い、いやいや、仲いい人なら割とよくあることだし、そこまで気にすることじゃ「はい、車の鍵です」「ん、ありがとう。シートベルトは?」「はい、してます。虹夏ちゃんも、大丈夫ですか?……虹夏ちゃん?」

アアアアア!!!脳がぁぁぁ!?

まるで付き合いたてのカップルみたいな会話……脳が焼かれる……

「ダ、ダイジョウブダヨ…」

「「?」」

 

立ち直ったのはその数分後くらいだった。

いやー私はちょっと勘違いしてた!あれぐらい仲のいい友達なら普通だよふ・つ・う!

そう思いながら気を取り直(現実逃避)していると、前から二人の会話が聞こえてきた。

 

「えっと、最近どうですか?」

「………ひとりに会えて、ハッピー、とか」

「そ、そうですか、えへへへへ……じゃ、じゃなくて、あの、お仕事とか」

「……そこそこ。でも…ひとりが高校卒業するまでには、養えるくらいにはなると思う」

「や、養ってくれるんですか…!?」

「…ひとりが望むなら、ね」

 

凄い会話が聞こえてきたんだけど、これ大丈夫?

い、いやいやいやいやいや!、過保護なだけだよ、うん、絶対そう!

 

 

 

 

 

そんなこんなで二人の会話を(脳を痛めつつ)聞いていると、いつの間にか下北沢に着いていた。

途中のコンビニで車を停めて、STARRYまで歩く。

数分後、STARRYの看板が見えた。

「あ、あそこです!今日は送ってくれてありがとうございます。ぼっちちゃんもありがと」

私は感謝の言葉を述べて、足早に帰ろうとする。

「じゃ、私はこれで…ぼっちちゃんまたね」

「あっはい…また明日……」

「……虹夏さん、ちょっといい?」

「え?」

出来れば早く帰りたいんだけど……

 

「よければ、店長さんに挨拶したい」

「……えぇ…?」

 

 

 

「……ん、虹夏。あんまりぼっちちゃんに迷惑…誰?」

「………」

「………」

「………」

「………」

「……「いやそろそろ挨拶しようよ!?」

流石にコミュ障ってレベルじゃないよ!?てかお姉ちゃんも何で無言のままなの?

「あ、あの、店長さん、この人は天野さんって言って、私の…えーっと…」

「……友達。…ひとり、この人が?」

「あっはい、ここの店長さんで、虹夏ちゃんのお姉さんです」

あのぼっちちゃんがサポートに回るなんて、よっぽど喋るの苦手なんだね……

そんな天野さんは、お姉ちゃんの近くに行くと、頭を下げ始めた。

…えっ

 

「うわ!?急になんだ!?」

「………感謝を、したかった」

そう言って天野さんは語り始めた。

「…ひとりは、昔から友達がいなかった。私がひとりと会ったのは、彼女が小学生の時からだけど………その時から、ずっと。

……何に感化されたかは分からないけど、ギターを始めたりしたけど…それでもひとりは、ひとりぼっちだった……あなた達に会うまでは」

頭を上げる天野さん。

「ひとりに今日会って、思った。嬉しそうに笑う顔が、増えた。…きっと、最高の友達が出来たから。……本当に、ありがとう」

そう言ってもう一度頭を下げる天野さん。

「……あー、これどういうこと?」

「分かんない」

「あ、天野さん……」

すっごい、愛が大きいんだね。

この感じだと、昔から愛されてたんだろうな。そりゃぼっちちゃんも好きになる。

 

「……これで、私は用済み、だね」

 

天野さんはそう言って笑った。

……ん?どうしてそうなるの?

 

「…きっと、喋るのが苦手な私は枷になる。……ひとりには、いろんな人と、笑っていてほしい」

だからといって言葉を続けようとすると

 

「っ、そんなことないです!

 

とぼっちちゃんが大きな声を出した。

「あっ天野さんがいなければ、私はギターをここまで続けれなかったと思うし、ギターに出会うまでにひとりぼっちで消えてたかもしれません!そんな人が、私の枷になるわけないんです!

私の、大好きな、天野さんが…深紅さんが!」

「ひとり……」

 

 

「……なぁ、虹夏」

「なにお姉ちゃん」

「ちょっと頭が痛くなってきたんだが」

「私は慣れてきたよ」

「なんで慣れるんだよ」

 

 

「だけど……」

「ま、まだ分かんないですか!こ、この分からず屋!」

そう言いながらぼっちちゃんは天野さんを抱きしめた。

「いつでも、一緒にいてくれた、深紅さんが好きです!大好きなんです!愛してるんです!だから、いなくならないでください……」

「………ひとり………」

二人は抱きしめあった。

 

 

 

「ァァァァァァ……」

おおおお落ち着け、抱きしめあってるだ―

 

「……ん」

「ひゃっ」

 

―天野さんがぼっちちゃんの額にキスをした。

 

「……口は、まだ、ね」

「は…い…」

二人は幸せそうな顔で見つめ合う。

 

 

頭が…爆発したような…痛みが…

「虹夏…これが…NTR?」

「寝てから言え」

何を言っているんだこの馬鹿は。私のだぞ!(錯乱)




店長も伊地知なので破壊しました。
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