別件で言われる嫌味!
編集担当たる私の健康、体調を考えず送られる動画素材!
テスト!
以上4点により病みました(主観的感想)。
なにより、何がとんでもないって夜中3時とかに素材投げて編集させられるんですよね。
お陰で脳内じゃあ「啓蒙低い愚民どもが」とかなんとか呪詛つぶやいてましたよ。
まぁ、言い訳と愚痴になってしまいましたが、精神がオーバーロード迎えて長らく投稿しておりませんでした。
水星の魔女も終わっちゃったし……
とりあえず自分の中でこの辺りのキャラまでは書こう、とかそういうのは少なからずあるので、失踪……とかはない、と思います。たぶん。知ら無いけど。
人は利己的主義である。人に当てはめる格言(と私は思っている)に相応しいものを、かつて読んだ事のある本から引用するならば、『戦争は平和なり、自由は隷従なり、無知は力なり』だろう。
一方的経済戦争に勤しむスペーシアン共の暮らしは正に平和そのものであり、建前上保証されているアーシアンの自由は、やはりその頭上で暮らす馬鹿どもに縛られている。
そして、何も考えずただ受け取った情報を基に互いへの憎しみを増加させるこの両者の無知は、正しく力になる。
シャディクはこれを利用して彼の目指す世界へ向かっている。そして、少なくとも今現在のところ、それは上手くいっていると言って良いだろう。だからこそ油断ならないというのはそうだが。
勿論、その理想のためならばなんだってするし何だって捨ててやるつもりだ。それ相応の覚悟がない者に神は微笑まないのだから。けれど、何が何でも離したくないものも出来てしまった。
それを捕まえて、シャディクに尽くすとしよう。そうしよう。
案外、私も貪欲なのかもしれない。
朝、目を覚ます。ベッドから出て、洗面台の前に立ち、自身の顔を確認する。別に何の効力も意味もないが、ただ何というか、意味もなくその日をやつれた顔で過ごすためにしている。
これが人生を過ごす中で起こる、一過性の極端な人生への悲観であることは理解しているつもりであった。だが、少なくとも貴方はそれを客観的に観測し、理解した上で納得してそれに溺れているといえるだろう。そうやって溺れている方が、何よりも心地いい事もあるのだから。
全くもって、正しく無知とは力である。
客観的に物事を観測し、判断する力を持っていようと、所詮己は人間である。そうある以上、無知であった方が幸せなこともあると、あなたは理解している。理解した上で、貴方は納得して人生を悲観しているのであった。
何をするにしてもやる気が出ない。何を見てもやる気が出ない。何をするのも面倒臭い。極端に言うならば、今現在の貴方は鬱病になりかけている―――中途半端な鬱病患者であった。
鏡に己の顔が映る。やつれているとは言えない、健康体らしい肌の色を見て、また気分が落ち込む。
面倒くさそうに顔を洗って、歯を磨き、服を着替えて早々に寮を出た。朝食は取らなかった。別に三食のうち一食程度抜いたところで死ぬわけはないし、どうせ食ったところでその内吐いて戻すのは目に見えている。
ドアが閉まったのを確認して、貴方は廊下を歩き出す。
貴方を見送るものは、誰一人としていなかった。
授業開始まで、一時間以上の余裕があった。
貴方は毎朝朝食を取らずに、アスティカシアの図書館へと足を運ぶ。その目的は己でもよくわかっていないのが現状であった。だが、それを知ろうとは欠片も思わなかった。ただ知見を深めようとするため、或いはその後に啓蒙高くなるため、いずれにしろ、理由を探し、それを見つけた後に、失望が己を襲うのだろう。だからこそ、特に意味を与えぬままこうして図書館へと通い詰めていたのだった。
適当に書架に収められている本を探す。この時代、何もかもが電子化されているせいで、紙の本などというものはとんと見かけなくなったが、それでもこうした裕福な学園の図書館に紙の本があるのは僥倖というものだろう。
適当に本のタイトルを指でなぞりながら、ぴたりと止める。
その本のタイトルは、『1984年』というらしかった。たまに見る長ったらしい文章のタイトルではなく、ただ簡素に彩られた『1984年』という文字に、何だか無性に引き寄せられたのだ。
そうと決まれば行動は早い。そう考えてカウンターへ向かって、一週間の借用期間を与えられるまで、ほんの数分もかからなかった。
昼休み、貴方は野原にぽつんと一本生えている木の下で、本を読んでいた。想像以上にのめり込む事が予想された段階で、これより後の授業はすべてすっぽかすことを決めたのだ。
勿論、普段ならばすっぽかすようなことはない。例え勉学を嫌おうと、身が入らぬ様であろうと、少なからず出席はする。最低限出席だけでも尽くすのは、学生の義務であると考えていた。
だが、この本を読み、更なる知見を得ようとすることは授業などよりもよっぽど重要なことであった。
「何読んでんのー?」
不意に、音が聞こえた。それはだれか他人の声であることはすぐに理解したが、そちらを振り向くことはなかった。
「なにこれ」
ふと、自身の右肩から少女が身を乗り出した。レネ・コスタだ。聞いたことも、見たこともあった。一々決闘のたびにファンクラブが騒ぐのでは否が応でも耳に入ってくるのだ。
「――――あぁ~~~これかぁ………昔アタシも読んだわ」
レネ・コスタが鬱陶しい。堪らなく鬱陶しいのだ。最近は部屋の前にきてどんどんと何度もドアを叩くし、やることがストーカーじみてきている。
だが、それを鬱陶しいと思っていながら、同時に嬉しいとも思っているのは、何と表現すればいいのか。鬱陶しいと思って嫌っている裏側で、真実それを喜んでいるのは、この小説風に言うならば、『二重思考』というやつなのか。
適当に言葉を返しながら、本を読み進める。だからだろうか、少し、油断していた。
「なーなー、ちょっとコッチ向きなよ」
そう言われて、特に何も考えず振り返った。
そうしたら、彼女の唇と己の唇が触れ合った。
何が起こったのか分らぬまま呆けていると、目の前の少女はくつくつと嗤い始めた。
「……くくくっ……あー、長かった。ここまで来るのにどれだけかかったか知ってる?」
彼女は続ける。
「色々手ェ回したんだよねー。アンタの周りをうろつく雌をどかしたりして、大変だったわー」
彼女は、何を言っているのだろうか。
「ま、これで邪魔は入んねーし――――」
―――ちょっと、遊ぼうよ。
ちょっと今回はヤンデレ薄めになるんですけども、彼女の本番はここからです。
そして作中で"貴方"が手に取った『1984年』ですが、こちらは実在する小説となります。
まだ途中までしか読めてないんですよね……
え? 知ったきっかけですか?
まぁ、それは某ミュージシャン師匠からの影響ということで……