ライスシャワーのようでライスシャワーでないちょっとライスシャワーな転生ウマ娘   作:雅媛

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第三章 ライスシャワーのメイクデビュー
1 メイクデビュー準備 1


 中等部2年になると、にわかにクラス内があわただしくなる。

 デビューの時期が迫るためである。メイクデビューは、早くて6月、遅くて来年2月ぐらいになる。トレーナーと契約している人はいつデビューするかを考え始めるし、契約していない人は早くトレーナーを探さないと、と急ぎ始める。そんな時期であった。

 

 

「ライスちゃんは、6月の札幌でデビューでいいかしら?」

 

「うん、早い方がいいよね」

 

 

 私は入学直後からマルゼンお姉様と契約しているのでトレーナーを探す必要はなかったし、仕上がりも順調なので6月の一番早い時期の札幌開催に参加することにしていた。

 だが、準備しなければいけないことは多い。

 

 まず、いつ札幌入りをして、どこに泊まるか、である。

 

 東京なら当日ささっと東京競馬場に移動すればいいし、中山だとちょっと距離があるが府中本町駅から武蔵野線でぐるっと一本なのでやはり当日電車で移動すればいい。

 だが、それ以外の場所だと当日移動なんて原則無理な場合が多いので前日より前に入ることが多い。特に札幌の様な遠隔地だと、移動にも時間がかかり調整にも影響が出るから、早めに入ったほうが有利である。

 だが、そのデメリットもある。なんせ私たちは学生なので、早めに入ると大量の宿題が課される。授業も受けられないから、成績に影響も出かねない。こういった成績なんかは、将来的にURAや学園に就職する際にはかなり影響したりする。

 まあ私は実家の本業があるしどうにでもなるが、それでも成績が悪くなるのは嫌である。なので宿題を頑張る必要があるが、ボッチで勉強するのはそれなりに精神的に大変なものである。

 とはいえボッチは慣れているし、勉強に関しては自信があるのでこれは私に関しては大丈夫だろう。

 

 もう一つは、どこに泊まるか、である。

 どの競馬場にも宿泊施設が併設されており、そこに泊まることができる。だが、正直設備がショボい。簡易宿泊所といった感じの施設であり、あまり泊まりたい場所ではない。トイレお風呂共用だし……

 そうすると外部の宿になるのだが、トレーニングや勉強をしながら長期宿泊に向いている宿はそうそう多くはない。幸いレースのための宿泊費はURAからそこそこ補助が出るの贅沢しすぎなければ大丈夫なのだが……

 ちなみにうかつにも両親に相談してしまったら、お母様が北海道に別荘を買うとか言い出したので慌てて締め落としておいた。ごめんねお父様、私がうかつだったよ。次いつ来るかわからない場所に別荘を買うとか正気の沙汰ではない。お金持ち怖い。

 ちなみに、大きな家だと家で各競馬場近くに拠点を持っていたりするらしい。私の実家のクリ家も昔は持っていたらしいが、今はほとんど全部売ってしまったのだとか。

 

 

「ひとまずライスちゃんはどんなお宿がいいかしら」

 

「温泉付きで、出来ればお部屋についているところがいいな。あとは座って勉強できる机があるところ。畳は好きだけど畳に座って勉強するのたぶんできないし。あとは朝食バイキングでおいしくないと嫌だよ。夕食はどこかで食べればいいけど朝食まで外で食べるの大変だと思うし、バイキングじゃないとおなかいっぱい食べられないし」

 

「結構注文が多かったわ……」

 

 

 マルゼンお姉様に聞かれたので、全力で注文を付けた。

 どうせ泊まるのだから、出来るだけいいところがいい。

 私の注文内容に苦戦しながら、マルゼンお姉様は宿を探し始めるのであった。




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雑談スペース(画像リンクもあり)
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=291955&uid=349081

ライスちゃんのジュニアで目指すレースは

  • ホープフルが中距離でいいのでは?
  • 朝日杯でブルボンちゃんと対決
  • 阪神に行ってもいいのでは
  • おやすみ。スヤァ
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