ライスシャワーのようでライスシャワーでないちょっとライスシャワーな転生ウマ娘 作:雅媛
適当に時間を潰しているとそろそろ1時近くなってきた。
レースは3時40分からだし、そろそろ準備を始めるか、ということで控室に戻りアップを始めることにする。
まずは着替えだ。先ほど勝負服に着替えたが、まだ時間があり過ぎたので再度制服に戻っている。再度勝負服に着替える…… 前にアップをしよう。勝負服で動いて変なところひっかけると嫌だし。
全部脱いで全裸になる。なんせ下着すら勝負服は専用、というか私の場合、上も下も勝負服一体型なので、一度全裸になる必要があった。ちなみにこの辺りは勝負服によって変わる。ブルボンちゃんの勝負服なんかもレオタードなので下着と完全一体型だが、マチタンの勝負服はドイツの民族衣装っぽい服なので、普通にアンダースカートと下着は自前のモノであった。
何にしろ着る前に準備室で柔軟を始める。幸い部屋の中は暖房が十分聞いてあたたかいし、ストレッチ用のマットも一角に用意されている。ひとまず脚から念入りに……
「ライスさーん、激励に来た…… え?」
「ライスちゃん、応援に来ました。何やってるんですか?」
「いや何って、準備体操」
「全裸でやらなくたっていいじゃないですか。タンホイザさん、オーバーヒートして鼻血出しちゃいますよ」
「同性なんだし、気にするものじゃないでしょ? うっふーん」
「ぶはっ!?」
「マチタン!?」
そのまま全裸でセクシーポーズをとったら刺激が強すぎたらしくマチタンは鼻血を吹いた。一方ブルボンちゃんは平常運転である。まあほぼ毎日一緒にお風呂に入って、ほぼ毎日お互い全身を洗いあってる仲だから、お互い全裸ぐらいでは恥ずかしがるほどじゃないのだ。部屋だと基本私全裸だし。服、暑いからあんまり好きじゃないんだよね。
そのまま二人が居ても柔軟体操を続け、軽いウォームアップは整った。なのでさっさと勝負服に着替えると、ちょうどよさそうな時間だった。
「じゃあそろそろ行ってくるね」
「頑張ってください」
ブルボンちゃんに膝枕されたままのマチタンを置いて、私は勝負服を着て集合場所へと向かうのであった。
「4枠7番 ライスシャワー 身長139.8cm 体重○○.○kg プラス0.8kg、一番人気です」
「頑張れライスシャワー!!」
「応援してるぞー!!」
「がんばれー!!!」
レースのパドックに出るのは今日で4回目であるが、GⅠのパドックはいつもと違うものがあった。
まず圧倒的に人が多い。重賞の時も人が多いなと思ったが今日の観客は数が違いすぎる。まあ今まで出ていたのが地方のレースだったから、絶対数がそもそも違うのかもしれないが…… そして、私に向けての声援がすごく多い。ファンという奴だろうか。横断幕もいくつもかかってるし…… ちょっと引くレベルである。
とはいえ私のことを応援してくれているのだから無下にするのも違うだろう。横断幕があるあたりに、手を小さく振る。
「かわいいー!!」
「こっちにも手を振ってー!!」
喜んでもらえているようで幸いである。
一通り手を振ったら、準備体操をする必要がある。
周りを気にしてファンサービスをする子が多いようだが、パドックは準備体操の場だし……
そう思いながら、まずはいつもの開脚前屈から始める。
股関節も特に違和感なし。
そのまま地面に座って膝を回すが、膝の調子も問題ない。
足首を回しても違和感はない。今日も調子がよさそうだ。
最後に…… なんかみられてるしI字バランスでもしてみるか。最近練習してできるようになったのだ。
「よっと」
左脚を上げて腕で抱えつつ、バランスをとって立つ。
特に問題はなさそうだ。レースの準備は万全であった。
ちょっと早いですが、皐月賞は誰が勝つと思いますか
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主人公ライスシャワー特盛
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史実通りブルボン
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マチタンが可愛いからマチタン
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ナリタをみせろナリタタイセイ
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実はクリの子もう一人いるクリトライ
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ホープフルにも出てるスタントマン
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史実二番人気アサカリジェント
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千+千なら短距離ですバクシンオー(出ない