ライスシャワーのようでライスシャワーでないちょっとライスシャワーな転生ウマ娘   作:雅媛

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第五章 皐月賞へ
1 初詣


 新年あけて初詣である。

 私はブルボンちゃんとタンホイザさんと一緒に近くの神社へと来ていた。

 

 最初は新年早々私はボッチで、寮内のおこたでこたつむりでもしながらおせちをむさぼる予定であった。

 みんな普通は実家に帰っちゃうから、クラスメイトのみんなも寮にほとんどいないし、ブルボンちゃんも実家に帰ると思っていた。

 一方の私は両親は現在船の上だから日本に帰れないし、マルゼンお姉様は同期の人たちに連れられて年末以降行方が知れない。私のトレーニングを見てもらう代わりにすることがあるのだとか。なので実家に帰ってもお手伝いさんしかいないのだ。お手伝いさん一家に混ぜてもらうというのも今までは結構していたのだが、さすがに中学生になってそれもなぁ…… なんて思っていたのもあり、単純にこたつむりしながら新年ぐらいは暴食してゲームでもしてようとか考えていたのだ。

 

 だが、ボッチを満喫しようとしていた私を心配したらしいブルボンちゃんとタンホイザさんが急遽予定変更をして、三人で年末を過ごし、新年はブルボンちゃんのお家とマチカネのお家にいくことになった。

 まあ、クリの実家の新年パーティと違って気楽だろう。あそこは本当に緊張して疲れるのだ。

 

 そんなこんなでひとまず初詣である。みんなで着物を着ることになったが、ここから一騒動であった。着物を着てみたいと言い出したブルボンちゃんが、まるで着方がわからないというので、それを着つけるのにも一苦労なのだ。私もタンホイザさんも多少はわかっていたが、それでもなんとなくレベルである。どうにか苦戦し、大騒ぎしつつ、それっぽく着物を着る。あっているかどうか不安になるレベルだが、外見では問題ないし大丈夫だろう。

 

 そして神社に繰り出したので、まずはタコ焼きを食べる。

 

 

「人が多いねぇ」

 

「そうですね。人だらけです」

 

「ひとまず拝殿の方に行こうか?」

 

 

 人の流れに乗って、お参りする場所へと向かう。

 途中で焼きそばのお店を見つけたのでウマ盛を頼む。

 

 

「お願い決めましたか?」

 

「もちろん、三冠獲得です」

 

「私も同じだよ」

 

「ライバルですね」

 

 

 少しずつ列が進んでいく。

 チョコバナナのお店を見つけたのでひとまず10本頼む。

 

 

「ライスちゃん、よく食べますね」

 

「欲しかった? 1本あげるよ?」

 

「零して汚すと大変なので大丈夫です」

 

「タンホイザさんは?」

 

「わたしも、いまはいいかな?」

 

「そう、あ、綿あめ」

 

 

 綿あめ屋で綿あめを買う。

 ただのザラメを細くしただけなのになんでこれもこんなにおいしいのだろうか。

 

 一通り食べつくすと拝殿にたどり着いたので、お願い事をする。

 私たちの初詣は無難に終了するのであった。




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着物ライス

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