ライスシャワーのようでライスシャワーでないちょっとライスシャワーな転生ウマ娘   作:雅媛

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4 食い倒れの町とその結果

 一泊して、私たちは飛行機で大阪へと向かった。

 大阪滞在中は、タンホイザさんの実家に泊めてもらう予定であった。

 なのでひょいひょいマチカネのお家へといったのだが……

 マチカネのお家は正直驚くほど立派で、ブルボンちゃんは機能停止を起こしたし、私も正直かなりビビった。普通にウチより全然でかいんだけど……

 

 

 ただ、タンホイザさんのご両親はとても気さくで良い方でありちょっと大阪のノリで五月蠅いのを除けば非常に付き合いやすい人たちであった。

 私とブルボンちゃんはライバルにもかかわらずGⅠ勝利記念ということでちょっとお高い化粧品をもらってしまった。肌に塗るクリームとファンデーション、ローションなどの基本的な化粧品であり、どうやらタンホイザさんちの商品らしい。

 私もブルボンちゃんもこういったものを全然持っていない女子力最底辺なので、ありがたくもらっておいた。

 

 

 

 さて、大阪と言ったら食い倒れである。

 ひとまずめぼしい有名どころは片っ端から行ってみた。

 カニの看板で有名なお店で蟹を食べ

 たこ焼きを食べ

 お好み焼きを食べ

 串揚げを食べ

 カレーを食べ

 締めでラーメンを食べ

 さらにデザートで特盛パフェを食べ

 

 

 食べに食べつくした。

 後ブルボンちゃんちからもらったお餅もタンホイザさんのお母さんがお雑煮にしてくれたので食べた。

 

 

 

 ブルボンちゃんもタンホイザさんも笑顔で見守ってくれていたが、その笑顔の意味を理解したのは、3日後、東京に戻ったときだった。

 

 

「ライスちゃん、太った?」

 

 

 マルゼンお姉様から言われて察した。

 完全に太ったと。

 

 

 

 まあよく考えなくても明らかにカロリーオーバーであった。

 たかが三日だったが、たがを外しすぎたようだ。

 

 体重計に乗ると数字は結構驚くべきことになっていた。

 

 

「ブルボンちゃんも止めてよ!!」

 

「ライスちゃんの抱き心地が良かったので」

 

 

 ブルボンちゃんに完全に裏切られていたことをこの時悟った。

 

 

 

 

 さて、太ったなら痩せなければならない。

 しかも私たちはアスリートだから、食事を減らすこともあまり好ましくない。

 だから、普通の食事をしながら減らさねばらならず、当然スペシャルハードなトレーニングになる。

 

 

「ほら、坂路後1本!!」

 

「ひえぇぇぇぇ」

 

「終わったら併走だからね」

 

「がんばりましゅぅうう」

 

 

 計算上1月で元に戻る、ハードなトレーニングであった。

 坂路を5本も6本も走らされたり、併走をさらにやらされたり、泳がされたり……

 

 これだけの駄肉を1月で戻せるマルゼンお姉様のトレーニングがすごいのか、それだけの駄肉を新年三が日で付けてしまった私の食欲がすごいのかはかなり悩むが……

 

 

 

 幸いなことに、私の体型は2月に入るころには大体元に戻るのであった。




ブルボン(まるで鏡餅ですね)

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