「っと、この話はここで終わり。どう面白かった?」
時刻は昼。読み聞かせから数時間経ちましたよ。子供達の好奇心に応える為話し込んでしまった。もう顎が痛くってよ!
「うん!おねえさんって色んな国に行ってるんだね!」
「スメールのおはなしおもしろかった〜」
「せかいじゅってすごいね」
「高評価なら良かった、こっちも話した甲斐がある」
「皆んなは一番好きな話、ある?」
「ごはんのはなし〜!」
「私も!」
「ぼくも、、」
人人人人人人人人人人
> 満 場 一 致 で 飯 の 話 <
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マズイマズイ、驚きすぎて職人が出てしまった。でも色々話して全員飯の話とは、、。
「ん〜、皆んなお腹が減ってるんだね。よし丁度いい、一旦村に戻ろう。親がご飯作って待ってるぞ〜」
「わ〜い!ごはん〜!」
「おなかへった〜」
「あ、まって」
私の声かけに子供達は立ち上がり、走り出した。微笑まし過ぎて目ぇ潰れそう。
「さて、私も戻るか」スク
キャアッ!!
「!?何事!?」
切り株から立ち上がった時、子供達の悲鳴が聞こえる。危機を感じ、私は走り出した。
ーーーーーーーーーー
ガサガサッ
「ハアッ!ハアッ、、!ちょっと!大丈夫!?」
「!ヒルチャール!」
子供達の前にはヒルチャールが立っていた、歩いてる所をカチあったらしい。今は傍観してるがいつ襲うか分からない。
「っ!あっちいけ!」
「ぅう、、こわいよぉ、、」
「だ、だいじょうぶ、、だいじょうぶ、、」
皆んな怖がってるが負けじと威嚇していた。
熊とかなら自殺行動だが、相手は襲って来ない。子供を襲う気は無いのだろうか?なら私のチャル語技能が光る。
「す、ストップ!一旦ストォップ!」
チャルと子供達の間に割り込み、タンマを宣告。
これなら全員の注目が私に向く、この間にできるだけの説得をする!私は無殺傷縛りしてるからね!
「お、おねえさん!」
「ぅう、、おねえさぁん、、!!」
「あ、危ないよ!」
「大丈夫、お姉さんに任せな」クル
目線をチャルの方へ向けた。するとチャルは驚愕した様な反応をする。なんで?
《お前、麻依か?》
※チャル言語を翻訳しています
「え!?名前知って、、って事は君、、漬けチャルさん!?」
チャルの声から聞き馴染んだ名前がでる、その名前を知ってるチャルなんて一人しか居ない。
《やだ数日ぶり〜!!》パチンッ
《今までどこに行ってた?狩りで留守にしてた間に居なくなって》
〔 そ言えば拠点近かったな。 〕
《あ〜、そこはすみません、、。ちょっと海で溺れかけまして〜、、》
《なにをしているんだ、、海が危険なのはオマエも知ってるだろ》
《いや、私目持ってるから行けるかな〜って、、》
予想外の再会に状況を忘れて話し込んで居る。
「お、おねえさん、、なんのはなしをしてるの、、?」
「なんていってるかわからないよ?」
「おねえさんのおともだち、、?」
「あ、ごめんごめん。紹介しなきゃ」
「このチャルさんは私の顔見知り、漬けチャルさんだよ」
「ずけチャル、、さん?」
「かおみしり、、」
「こわいひとじゃない、、?」
「怖くないよ〜、急に鉢合わせびっくりしたね〜」
《すまん漬けチャルさん、少ししゃがんでもろて、、》コソ
《しゃがむ?こうか》
多分チャルが大きいから、子供達怖がってるんだろうなぁ。ならしゃがんで背を低くしてもらえば恐怖も和らぐだろう。
私はそう読んで漬けチャルさんにしゃがんでもらう。
「ほらこっちおいで、頭撫でてみよう」ナデナデ
《?なんだこれは?》
《人間の好意表現です。気にしないでください》ヒソヒソ
「「、、、」」
子供達が顔を見合って考え込む、そしてゆっくり近づく。
「手、出してごらん」
「、、、」スッ
「こうやるんだよ」クイ
出された手を引き、漬けチャルさんの頭に乗せる。
、、なんか動物園の触れ合い広場に居るスタッフみたいだな。
「っ、、」
「「、、、」」
「よしよ〜し」
ナデナデ
「、、?」
「な、なにもしてこない、、?」
「おとなしい、ね、、」
大人しいチャルさんに子供達の警戒心は解けた、くぉれはいい流れなのでは?
「二人もやってみて」
「ぅ、うん」
「よ、よし、、」
モフ、、
「!もふもふ、、!」
「や、やわらかい、、」
漬けチャルさんのモフモフに子供達は目を輝かせる。やはりモフモフは偉大。
《、、オレはいつまでこうしてれば良い》
《付き合ってあげて、お昼だしすぐ終わるよ》
「なでなで〜」
「〜♪」
「///」
「ふふ、皆んな仲良く出来そう?」
「うん!」
「こわくなかった!」
「こわがってごめんね」
ナデナデ
《?コイツらは何を言ってるんだ?》
《漬けチャルさんと
《ともだち?仲間と言う事か》
《あーそっすねー(棒)》
いつかカキコされた「人間と魔物の架け橋」、一歩が踏み出せた気がした。
筋撒きで作者は筋肉痛です。外に出るって良いですね、春だから余計にあったかく疲れが飛びました。皆んなちゃんと睡眠とって、晴天の時は積極的に外に出よう!ヒッキー作者との約束だ!!