【緊急】寝て起きたら森なんだが、、   作:磨衣

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支部の投稿が追いついてきちゃいましたねぇ、、




美味しいみかんの見分け方知ってる?

 

〔 おぉ、、ガチもんが現れたなぁ、、 〕

 

 

 私は天井を見つめながら、脳内で行われているスレッドにカキコしていた。

ショタコンが世界線越えれるって終わったよ、この地球。

 

 

〔 脱線したけどマシュについてまだ語り足りねぇ、、 〕

 

 

ドタバタッ

 

 

っと思ったが、来客が来たようだ。

 廊下から元気な足音が聞こえ、勢いよく襖が開く。

 

 

「おねえさ〜ん!きたよ〜」

 

 

〔 出たな、フィジカルの塊 〕

「おはよう、みんな朝ごはんは食べたのかな?」

 

 

「うん!」

 

 

「おねえさんはまだなんでしょ、おかあさんにこれあげてって」

 

 

「ぼくも〜」

 

 

 子供達が布団に近付き、持っていた風呂敷きを置く。どうやらこれに見舞いの品が入ってる様で。お返しの心配を考えるのが大変だ。

 

 

「わ〜ありがとぉ、、開いても良いかな?」

 

 

「どうぞ〜」

 

シュル、、

〔 りんごにスミレウリ、、これは柑橘系かな?みかんとかって有ったけ?稲妻 〕

「美味しそ〜♪」

 

 

「りんごとスミレウリはみわさんにむいてもらって、って、みかんはおねえさんむける?」

 

 

なんと、オレンジの実は候補の一つだったみかんの様だ。それは好都合、私の好物なので剥くことに関しては(自称)プロなのである。

 早速皮に指を入れ、ぺりぺりと剥いてゆく。

 

 

「もっちろん、お姉さんはみかん大好物なんだよ」

〔 そらもう一日五個は当たり前、それ以上は親に注意されました 〕

 

 

「わぁ、、はやいねぇ、、」

 

 

「すごい、つながってるッ」

 

 

「ぼくたちがむくとぼろぼろなのに」

 

 

 それもそうだろう、子供の小さい指では剥がせる範囲が限られている。繋げるコツは千切れない様に皮を細くしない事だ。

皮の剥けたみかんを半分に割き、一つだけ口にしてみる。

 

 

「みんな、もうちょっと大きくなったら出来るよ」パクッ

「ん、あまい///」

 

 

「え?おねえさんしろいのとらないの?」

 

 

「にがいよ〜?」

 

 

「ふふ、スジには栄養がいっぱいなんだぁ」

〔 うんうん分かる。私もスジ食べない時あったな〜 〕

 

 

「あ、おかあさんもいってた」

 

 

 半分に割いたみかんから実を三つ取り、スジを取ってゆく。細かい物も除いて綺麗になったそれを三人に分ける。

スジは私が頂きます。

 

 

「どうぞ」

 

 

「!ありがとぉ!」

 

 

「いただきますッ」

 

パクッ

「おいしい、、!」

 

 

 目をキラキラさせて美味しく食べている。

すっごい、、癒されます、、

 

 

「皮がブカブカしてないからねぇ〜」

 

 

「?ブカブカだとおいしくないの?」

 

 

「空気が入ってるとね、甘すぎるんだよ」

〔 あと実がシワっとしてるから、、 〕

 

「ちょっと酸っぱいぐらいがちょうど良い」

 

 

「へえ〜」

 

 

「モグモグ」

 

 

 風呂敷を漁り、残りのみかんを取り出す。

 

ゴソゴソ

「、、よかったらこれもどうぞ」

 

 

「え、いいの?」

 

 

「皆んなで食べた方が美味しいし」

 

 

「そうでござる。皆と食事はよい事だ」

 

 

 後ろから声が聞こえ瞬時に振り返る。いつの間に笑顔の丹羽が部屋に居た。手にはお盆を持って湯気が立つ器が乗っかっている。

 

 

「みわお兄ちゃん、おはよ〜」

 

 

「おはよぅ、、」

 

 

「それおねえさんのごはん?」

 

 

「皆朝から元気であるな。鈴が言った通り、これは麻依の食事でござる」

 

 

 子供達と逆の方に座りお盆を置く。器を見ると、どうやらお粥の様で昆布や魚のすり身が入っている。

 

 

「はわ、、///」

クー

 

「あ、おねえさんのおなかなった」

 

 

「おなかへってたんだねぇ」

 

 

「ははは!そんな物欲しいそうな顔をしなくても、これはお主のだ。おかわりもあるから、ゆっくり食べよ」

 

 

カチャン

 

 膝の上に置かれたお盆から昆布の出汁の香りとホカホカした温かさを感じる。もうこれだけで美味しいと分かった。早速匙で一口掬い、口にしてみる。

 

 

「いただきます」

「ふー、ふー、、はむッ///」モグモグ

 

 

「、、おいしい?」

 

 

「んくっ、、。うん」

〔 あ〜美味し〜///身体ポカポカ〜/// 〕

 

 

 口に広がる米の甘さはすり身のほのかな塩味を引き立てる。

 

 

「おにいちゃん!ぼくもおかゆたべたい!」

 

 

「ん?そうか、では皆の分も持ってこよう」

 

 

「モグモグ」

 

 

「、、、」クー

 

 

 子供達も匂いに釣られてお腹が減ってしまった様だ。そんなものを無視して私はお粥にがっつく。

お"い"じい"!!

 

 

〔 美味しいッ、、美味しい!おかわりも良いぞ!? 〕

 

 

「、、いや、麻依が食べ終わったらにするでござる」

 

 

「おねえさんすぐたべおわっちゃう」

 

ゴクンッ

「、、おかわり」

 

 

 丹羽に空の器を差し出す、お粥を食べ始めてから数分のことである。

 

 

「いい食べっぷりであるな。拙者も鼻が高い」

 

 

「おねえさんげんきなった?」

 

 

「うん、もう床から立ち上がっても((ガシッ

 

 

「まだ説明が残ってるであろう?」

 

 

 身体を動かそうとし、肩を掴まれ立ち上がれない。そう言えば昨日そんな事を言われた気がする。

 

 

「、、はい」

 

 

「子供達は別の部屋に居てくれ。粥はすぐ持ってゆこう」

 

 

「は〜い」

 

 

「おねえさんまたね」

 

 

「ばいばい」

 

 

あっ、ちょっ、、待ってくれ!!

 子供達が離れていき、部屋を出ていってしまう。部屋には私と丹羽の二人っきりになる。

 

 

「さて、粥でも食べなから話し合おう」

 

 

「ッう!!」

〔 どやってアレ説明すんねん、、ッ! 〕

 






密室で二人、、何もお、、きねえよ。


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