【緊急】寝て起きたら森なんだが、、   作:磨衣

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水龍(仮定)実装決定です!モチ武器がめちゃ強いとの事、放浪者にも合うか、、コレ。原神初の氷法器キャラも楽しみですね!法器二人PUは迷いますね。


日常の始まり

 

ピチピチピチッ、、

 

 

「、、、」スクッ、、

 

 

 

《管理人がスレ主死んでも残す為に削除できない。》

《俺らからしたらこのスレッドが遺品みたいなもんだし》

 

 

 

「、、「死ぬ」、かぁ、、」

〔 そうだよね、誰も知人が居ない別世界で死んだら自分を覚えてる人なんて、、 〕

 

「それは、悲しいなぁ、、」

 

 

 あの後、1000レスを迎えるまで続いてお開きになった。少し曇り掛かってしまった心は睡眠を摂っても晴れる事はない。あまり実感の湧いていない「死」の概念。創作なら軽く流させるモノだが現実になったは無視出来ない。ここは住み慣れた現代ではないのだ、明確な殺意を向けてくる敵が居る。

いくらでも危険に溢れてるのだ。先に逝った人を見送って、自分の未来も悟ってる皆んなはどんな気持ちで居るのだろう。

 

 

〔 皆んなより長生きな私が覚えてないと、、 〕

 

 

 朝から静かに決意を固めつつ、気持ちを切り替えて布団から身体を出す。軽く畳んで隅に置いた後、台所まで移動した。これでもお世話になってる人達の事だし、私の為にもなるから。

 

ーーーーーーーーー

パシャンッ

 

「、、、」

 

 

「、、!麻依起きたか」

 

 

「お、おはよう、ございます丹羽さん、、」

 

 

「また仰々しくなってしまったな」

 

 

 まだ寝てると思っていた丹羽が水の張った桶に野菜を浸けている。昨晩あんなに飲んでいたのに、、お酒には強いのだろうか。

 

 

「お料理ですか?」

 

 

「うむ、野菜を冷やしているのだが、、」

「夏だから時間が掛かるのでな、どうやって暇を埋めようか考えてるところでござる」

 

 

「、、じゃあ私が役に立つかと、、」

 

 

「ほうっ、では拙者はここで見ておこう」

 

 

 少々ワクワクが隠し切れない様子で桶から離れた。入れ替わる様に私が近づき手を翳す。この人感性子供なのか分からなくなるな、、。

 

 

〔 冷やすだけだから、、一部が凍るぐらいで、、 〕

「、、、」

 

 

「、、おぉッ」

 

 

パキッ、、パキパキッ

 

 

「っ、、これぐらいですかね、、?」

〔 一応、中心からゆっくりやったけど、、 〕

 

 

「コレが、童子達の言っていたモノか、、」

 

 

 手を震わせて冷えた水に指先を浸けた。驚愕で目を小さくしながら本題の野菜を手に取る。

 

 

「、、あっという間に冷えてしまった」

 

 

「まだ中はそこまでですけど、そこまでしなくても良いですよ、ね、、?」

 

 

「あぁ、お主のおかげで助かった。感謝するぞ麻依」

 

 

「はい」

 

 

 丹羽は中途半端に凍っている水に興味津々で、触れたりして堪能してる。

 

 

「、、、」

〔 維持キツイから早く手を抜けぇぇぇ!!? 〕

 

 

「、、おっと、今は遊んでる場合ではあるまいな」スルッ、、

 

 

『ッ!はぁ、、』

〔 あぶねえぇ、力抜ける、、 〕

 

 

「ではお主が手伝ってくれた野菜で朝餉を作ろうか」

 

 

「あ、手伝います」

 

 

 膝を伸ばし、身体を立ち上げる。

 

 

「ふむ、、ならば汁物を作ってもらおう」

 

 

「はい」

 

 

ーーーーーーーーーー

 

コトコト、、

 

 

「、、氷に塩をつけるとより温度が下がるのか」

 

 

「覚えておくと便利ですよ」

 

 

「お主が言うのであれば、本当の事であろうな」

 

 

「ペロッ、うん、丹羽さんも味見お願いします」

 

 

 味見用の小皿に乗せた汁を呑み込み、丹羽にも味見を勧める。新しく汁を注いだ小皿を受け取り、丹羽は自身の口へ傾けた。火の調子を気に掛けながらの料理は経験が少ないので不安だ。

 

 

「ふむ、ほどよい味だな。料理の経験があるのか?」

 

 

「なんとなく、勘で、、」

〔 ギリギリ料理の腕は鈍ってなかった、、良かったわ、、 〕

 

 

「そうか」カチャッ、、

「、、よし、品はコレで良いでござる。そこの棚から器を出してくれ」

 

 

「え〜っと、、」

カタッ、、

 

 私の横に接されてる棚の扉を引き、中の食器を漁る。物品の数は少なく、一人暮らしの生活を感じられた。念のため食器は丹羽の分だけ取り出し渡す。

 

 

「ん、、?麻依、お主の分は?」

 

 

「あ、私も良いんですか、、?」

 

 

「何を今更な事を言っているんだ、ここで住み続けるんであろう?お主は」

 

 

「最悪、チャルさんの所にお世話になろうかと、、」

 

 

 それを言った途端、丹羽の私を見て目を丸くした。、、かと思ったら顔を背けて身体を震わせてる。

 

 

「っ///そ、そうなのか、、///」

 

 

「ム"、、出来ない訳じゃないですよ、、?」

 

 

「いや、すまないな、、///ッふぅ、、お主の事は信用している、追い出す事はしない」

 

 

「分かっては、いますけど、、」

 

 

 お互い、駄弁りながら器にご飯を盛っていく。ちゃんと私の分も出した。

丹羽には笑われてしまったが、私にその気はあるのだ。転生当時は完全に自給自足生活だと思っていたし。、、まぁそれとして、彼は私との生活は続ける様だ。言葉にし難いが心が軽くなり、あったかくなる。

 

 

〔 人に信頼されるって嬉しいな、、 〕カタッ、、

「食器、先に運んでおきますね」

 

 

「頼んだ」

 

 

 盛り終わった器を持ち上げ、居間まで運ぶ。火は止めてるので焦げたりはしない。

 

 

「カチャカチャ、、」

〔 残りも、、 〕クルッ

 

 

「そのまま座って良い、全て持ってきた」

 

 

「あ、分かりました」

 

 

「っ、しょ、、」

 

カタッ、、

 

 上げようとしていた腰を下げて、丹羽の持ってきた器を受け取る。

 

 

「かたじけない」

「では、いただきます」

 

 

「いただきます」

 

 

今日も一日が始まる

 





まるで熟年夫婦の様な二人です。おかしいな、作者の想定は近所のチャンネーとショタの様な関係性だったんだけど、、。

お気に入り230 AU35000ありがとうございます!

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