【緊急】寝て起きたら森なんだが、、   作:磨衣

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読者はフォンテーヌと共に楽しんでくれよ☆(フォンテーヌストーリー完走前)



監禁されたらまず散策だよなぁ!?

 

「どうだい?付け心地は。ピッタリだろ?」

 

 

「っぅ、、うぅ、、」

 

 

「、、っさ、コレは潰さないウチに保管してしまおう」

 

 

「ぁ、あッ、、」

 

 

 半分暗くなってしまった視界から彼の姿が消えていく。無理矢理奪われてしまった痛みで頭が混乱する、身体は思うように動かない。

 

 

「また来るよ」

 

 

カタンッ、、

 

 

「、、、」

「ッ、、ち、血とめ、、」

 

ギュウッ、、

 

 

 縛られて制限された両手を動かして右目を覆う。どうにかしてこの体から、何かが抜けていく感覚を止めたかった。

 

 

〔 こおらせ、こお、、 〕

「、、ダメッ、げんそりょくが、、」

 

 

 当たり前に使えた筈の力は存在しなかった様に消えてしまった。

流れてくる血が急かしてくる。流石にコレで死ぬことは無いのだが、、。

 

 

「ハッ、、はっ、、」

〔 落ち着け、、落ち着け、、自然に止まる筈、だから、、 〕

 

 

 潰れてる時間は無い、沁みていた目は彼のパーツで幾分かマシになっている。

監視の目が無い今のうちに部屋の散策をしなければ。

 

 

「っ、、みんな、お願い、、手伝って」

〔 気になった所、全部見ていくから 〕

 

 

122:TS旅人

いや分かったけど、、イッチ大丈夫か、、?

 

123:名無しの旅人

こっちも片方見えないし、、あんま動かない方が良いだろ

 

124:名無しの旅人

今は休んどけ

  

 

 

「大丈夫だよ。こちとら冒険者やぞぉ〜、、」

 

 

125:名無しの旅人

、、じゃあ、オレは襖が気になる

126:名無しの旅人

まぁまず開くかどうかだよなぁ〜

 

 

「襖か、、さっき散兵が出ていったから多分開きはするだろうけど、、」

 

 

 言い訳になってるのか分からない言葉で誤魔化し、早速フラつきつつ襖に手を掛けた。

 

ガラッ!!

 

『うぁっ、、!ほ、本当に開くんか、、』

『普通は開かないやつでは?』

 

ヒョコッ、、

『、、普通の廊下だ』

 

 

127:脱走RTA走者

あーテステス、今から捜索を始める

128:名無しの旅人

OK。報告を頼んだ。

129:名無しの旅人

このイッチ割と元気だな?

 

 

〔 と言っても、、部屋は一つぐらいだし、、 〕

「ここは、、」

 

カタッ、、

 

 

『ぁ、台所、、』

『ラッキー出刃包丁あるかなぁ〜』

 

 

130:名無しの旅人

速攻武器を探す手捌き、、俺じゃなきゃ見逃しちゃうね

131:名無しの旅人

流石に抵抗手段になる物は置いて無いんじゃ、、

132:名無しの旅人

お、アレ包丁棚か?

 

 

「あった」チャキッ、、

 

 

133:名無しの旅人

うせやん

134:名無しの旅人

 

即落ち2コマ

 

 

 

〔 でも腕の縄は切れないな、、 〕カタッ、、

『、、取り敢えず、武器が有る事だけでも把握出来たから良いか』

 

クルッ

 

 

 包丁を棚へ戻し、あの部屋へ戻ろうと振り返る。

そこには襖の縁に身体を掛けて、私を見ていた残兵が居た。

 

 

「ピッ!?」ビクッ!!

 

 

「やぁ、部屋の探索は楽しいかった?」

 

 

135:名無しの旅人

マズイわよ!?

136:名無しの旅人

イッチはおしまい

137:名無しの旅人

おわったわ♪

 

 

「ぁ、、ッ、、」

 

 

「別に良いよ。そんな鈍で傷付く僕じゃ無いし」

「逆に君の方が傷付くけど」

 

 

「、、、」

〔 確かに、硬さは分からないけど彼は人形、、包丁ぐらいじゃダメだ、、 〕

 

 

「っで、目の出血は治ったかい?」

 

 

 いつの間にか残兵との距離は、キスをしてしまいそうなぐらい縮まっていた。

その時気付く、彼の左目に見覚えのある水色が輝いている。

 

 

「それ、、私の、、」

 

 

「、、君に僕の目をあげたんだ、君も与えてくれるべきだと思うけど?」

 

 

〔 奪ったのソッチ、、 〕

 

 

「ふふっ、不満かい?でも君が外に出る事なんて暫くないし」

「片目くらい使えなくても不足は無いだろう?」

 

 

 その自分勝手な物言いに不満を感じるが、私は何も言えない。

 

 

「部屋に戻ろうか、食事にはまだ早いよ」

 

グイッ、、

 

〔 ご飯、作ってくれるのかな? 〕

「、、分かった」

 

 

ペタ、ペタッ、、

 

 

138:名無しの旅人

嘘やん、、

 

139:名無しの旅人

お前は僕の管理下ってコト、、!?

 

140:名無しの旅人

>>139(監禁されてるので)そりゃそう

 

 

 

ガラッ、、!

 

「、、さぁ、おいで?」ポスッ、、

 

 

「、、??」

〔 え、なん、、なん?布団、、 〕

 

 

「ほら」

 

グイッ!

 

「ぅあッ、!」

 

 

 繋がれてた腕を引っ張られ、倒れ込んだ身体は彼の両脚にスッポリと収まった。身体の大きさはそこまで変わらない筈なのに、、。

 

余裕のある空間に驚いて布団に向いていた視線を残兵に向けてみる。

 

 

「ハハッ、、///君ってこんなに小さかったかなぁ?」ナデナデ

 

 

「ぅ」

 

 

『かわい〜、、❤︎』ボソッ、、

 

 

「ヒュッ!」

 

 

141:脱走RTA走者

たしけて、、

 

142:名無しの旅人

、、まぁ、お幸せに!!

 

143:名無しの旅人

良かったな!愛されてんぞ!!

 

 

 

〔 私、自分受け嫌いなんですがぁァァァ!? 〕

 

ギュッ、、

「どうしたんだい、、❤︎?」

 

 

「っ、、ッ、、!」

 

 





ふりーなちゃ、、ぬびさ、、(ストーリー完走)
フリーナ絶対お迎えします(決意)
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