クリスマス、、コレが何の日か分かるか?、、そうだね!イベント周回の日だね!!
〜 時を戻して麻依sib 〜
監禁されはや数日、、意外に快適な生活だった。きっちり3食出るし(久々の稲妻料理は美味しかった)、外に出れる扉にだけ触らなければどの部屋に行っても自由。
日の光が浴びれない事が唯一、監禁されている事を認識させている。
〔 今日は何で暇を潰そうか、、 〕
「麻依、今日は君に見せたいモノがあるんだ」
「え?」
そう言ってあの笠を被った後、顔を上げたばかりの私の腕を引っ張って立ち上がらせた。
、、どうやら、今日まで大人しくしてたご褒美として、久々の外出ができるらしい。
「君へ一番最初に見せたかったんだ」
「何を、、?」
〔 マシュロボかな、、? 〕
「それは見てからのお楽しみさ」
「っと、その前に、、」
「ぅあ、、」
何か思い出した様に、あと一歩で出られそうな所で足を止めてしまう。着物の衿を漁って、どこに仕舞ってたのか少々長めの紐?帯?が出てきた。
「コレ、付けて。場所が分かってしまうからね」
「あ、はーい、、」シュルッ、、
〔 クソッ、理解してたか、、。でも逆に!知ってる場所って事だから! 〕
「、、大丈夫、ちゃんと僕が支えてあげるから」
「その身全部預けてくれても良いんだよ」
「遠慮シマース、、」
そうは言ったが、、完全に塞がれた視界では慣れている場所は無論、未知である外を歩くなんて無理なのだ。絶対に彼の導き無しでは動けない。
〔 手、手、、 〕
目の前が暗い中、少しずつ動かして彼の手を探っていく。
それを見かねたのかフラつく腕を引っ張り、声を掛けてくる。
「行くよ、合わせて」
グイッ、、
「う、うん、、」
ガラガラッ、、
――――――――
カラ、カランッ、、
ガッ!
「ッ、、」
ようやく見えない視界でも歩き慣れていた時に、運悪く躓いてしまった。鋭い風の音と倒れていく身体に血の気が引く。
グイッ!!
「、、大丈夫かい」
「ぁ、はいッ、、」
〔 肩引きちぎられるかと思った、、 〕
「危ないし、僕が抱いて移動した方が早いんじゃない?」
「いや大丈夫。歩けるからッ、!?」
そう言って否定する前に私の身体は宙に浮いていた。
「ほ、本当に良いんだよ!?」
「暴れないで、落としてしまうだろ」ギュッ、、
「ぅ、、」
〔 ッ、、迷惑はかけたくない、、 〕
「そうだよ、大人しく、、ね?」
子供へ言い聞かせる様な声で宥められ何も言えないでいる。
それを承諾と見たのか彼は再び歩き出した。
「、、、」
―――――――
「もう取っても良いよ」
後ろで結ばれていたモノが解け、目元を覆っていた布が取れる。挿してくる光が目をくらませた。
数回瞬いた後、光の落ち着いた視界には巨大な機体が映っていた。
『、、コレが』
「ビックリしただろ。コレは僕が神になる為の体、、「七葉寂照秘密主」正機の神さ」
「神に、、?」
〔 よく名前噛まずに言えるな、、 〕
「神の世を終わらせる。僕が全てを統べるんだ、、」
「、、君には、それを隣で見ていてほしいんだよ」
顔をこちらに向けて笑顔で見つめてくる。淡い期待の様な目が、、。
彼にとって、私の存在はどんなモノなのだろう。
「、、もう少し、近くで見たいな」
「降ろしてくれる、、?」
「ああ、勿論」
ようやく地面に足をつけ自由に歩ける様になった。
ひとまず、彼を油断させて逃走経路の確保をしなければ。
「、、、」
〔 こんなに大っきい敵を蛍ちゃんは、、 〕
「どうだい?素晴らしいだろ、フォンテーヌの技術も入っているんだ」カラン、コロンッ、、
「へぇ、、」
間を空けては詰め、ずっとあと一歩の距離を保っている。一気に離れてしまいたいが、それでは本末転倒なのだ。
「、、、」
〔 てか普通に見学が面白い。球体関節は良いぞ 〕
「ニコニコッ」
〔 コレって材質はなんだろう、、プラスチックなんて
「♪〜」
「残兵」
広い工房に響いた声に、背後へ視線を向けた。そこには、クリップボードに似た物を持って、彼に話しかけてる博士だった。
〔 、、アレは 〕
博士の背後には開きっぱなしの入り口がある。
あそこを出て、旅人の入れられた監禁部屋まで行ければ、、。
「、、何?今忙しいんだけど」
「何処がだ、アレを眺めている暇があるなら実験に付き合え」
「ハァ?嫌だ」
迷惑そうに顔を歪めた彼を見たあと、私へ目を向ける。すぐに視線を正機の神に戻し、何でも無い様な態度で観覧を続けた。
「アレは暫く機体に夢中だろう。その間にやってしまえば済むことだ」
「ッチ、、」
「すぐに終わらせなよ」
「言わなくても分かっている」
二つの足音が遠ざかっていく。彼の下駄の音が少しずつ、、。
、、、
〔 しゃッ!ソッコー行くぞ 〕ダッ!!
二人が去った事を確認して一気に駆け出す。朧げな記憶から工場の構造を思い返していく。
だいぶギミックの多い所だったが、こちとら数百年単独冒険者してたんじゃ。なめるなよ。
〔 ひとまず教令院の内部までッ、、! 〕
―――――――
???Sid
、、騒がしい
「ん、んぅ、、?」
ハァッハァ"ッ、、!!
〔 だれかきたの、、? 〕
「ッ、、ナヒーダちゃ、、」
瞼を開け、声の主へ目を向ける。
「、、、」
「ハッ、ハッ、、」
ワタクシと彼女の視線は絡み合い、ワタクシは疑問を溢した。
「、、貴女は、誰?」