陰の女実力者になりたくて   作:ikkun

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3巻の小さなクレアの弟観察記の続編みたいにしています。


幕間の物語
クレアとアンの回想


NOSIDE

 

クレアにはアン・ニワノ―という友達がいた。

クレアの実家カゲノー家はニワノ―家の領地と近いこともありシドと出会う前からアンとは交流があった。クレアが最初パーティで出会ったアンの印象はまさに弟と同じだった。

クレアが期待のホープとして囲まれる中アンは隅で飲み物を飲んでいた・・・弟と同じでなんだか嫌だったからクレアは声を掛けた。

 

クレア「貴方はニワノ―子爵家のアン様よね。私はカゲノー男爵家のクレアよろしくね。」

 

アン「よ、よろしくお願いしましゅ!?」

 

噛み噛みな挨拶にまたクレアは弟を思い出して吹き出してしまった・・・

それからシドもアンと出会いそれからは三人で一緒に行動していた。そこから呼び捨てになっていき

アンはクレアの苦手な料理や裁縫を教えてくれて本当に可愛い妹のような子だった。

 

クレア「ほら!ビーフシチューよ!アンには及ばないけどうまくできたと思ってるわ!」

 

アン「いや・・・なんでルーの色がドス黒くなってるの・・・?」

 

クレア「見てみてアン!ハンカチが縫えたわ!」

 

アン「クレアさん手がボロボロだし血まみれだよ!早く治療しないと・・・」

 

それにアンはシドと同じようにクレアが危なくなったら助けてくれた。

裁縫で顔に針が刺さりそうだったところを引っ張ってなんとかしてくれたのもアンだった。

料理で爆発しそうだったのを安全圏に移動させたのもアンだったでも弟と同じように誰も信じてくれず不釣り合いな友達って言われるのが耐えられなかった。

だから数年前体の痛みから解放されたときにアンと一緒に特別特訓ということで盗賊退治をしにいったのだ。

 

クレア「ほら!ついてきて!」

 

アン「クレアさん体調はもう大丈夫なんですか?」

 

クレア「絶好調よ!シドと同じようにアンタにも気合入れてあげるんだから!」

 

アン「危険ですよぉ・・・」(シドが悪魔憑きなおしてからさらに元気さが増してる・・・)

 

盗賊「きゃはは!まさかこんなところでガキに出くわすとは!」

 

盗賊「お前たちまとめて売りさばいてやる!」

 

クレア「来たわね!」

 

クレアは圧倒的なセンスの剣で次々と盗賊たちを蹴散らしていった。

しかし・・・

 

盗賊頭「油断は大敵だぜ、嬢ちゃん。」

 

がっ!

 

クレア「なっ・・・!」

 

死角からの不意打ちを食らってしまい昏倒してしまう・・・

 

アン「クレアさん・・・やめてぇええ!」

 

アンは魔力を纏って剣を振るが・・・

 

盗賊頭「弱いな。未熟にもほどがあるぞ。」

 

アン「きゃっ・・・!」

 

アンは蹴られて木に激突してしまう・・・

 

クレア「アン、ごめん・・・」

 

シドにストレッチしてもらったこの頃調子が良かった、だから敵を弱らせた後アンにとどめを刺させればアンの凄いところを皆が知ってくれる。そう思っていたのだが不意打ちを食らってしまいシドと同じ目に逢わせてしまった・・・後悔の念とともにクレアは気絶してしまった・・・

 

sideアン

 

盗賊「さて手間がかかったが女二人を物色・・・な・・・!」

 

やれやれ・・・クレアさんは相変わらず行動が読めませんね・・・

 

アン「でもモブとして主人公をかばってすぐやられるモブ友人、なかなかの名演技だったわね。」

 

盗賊頭「お前木に激突したはずじゃ・・・」

 

そんなの受け身とスライムでなんとかしたに決まってるじゃん。

 

アン「アンタたちは今夜私とシドで退治しようと思ってたんだけど丁度良かったわ。久しぶりの単独戦闘の訓練相手になってもらいましょう。」

 

盗賊頭「ざけんな!やっちまえ!」

 

盗賊「おらぁあ!げふっ!」

 

盗賊「こいつの剣隙がないごはっ!」

 

スライムスーツを纏い私は発達し始めた体をフルに使って剣を振う、演技の剣になれないようはしてるけどやっぱこの剣が落ち着くな。

 

盗賊頭(元王都の剣士だったからわかる・・・この剣下手したらアイリス王女に勝ってるぞ!?)

 

盗賊頭「てめぇは一体何者なんだぁああ!?」

 

アン「あら一人になっちゃった。なら新技の相手は貴方でいいか。」

 

盗賊頭「なめてんじゃねーぞ!」

 

新技!漆黒閃擲式 乱牙!

 

ズガガガっ!!

 

盗賊頭「ぐあぁああ!」

 

アン「シドの漆黒閃をアルファがカッコ良く改良してたから私もオリジナルのを作ってみたんだよね!」

 

体からスライムソードと何発も出して発射!剣は魔力の旋風を纏っていてガトリングガンやマシンガンより抜群な破壊力完璧!

 

アン「にしてもなんでクレアさん私になついてるんだろ・・・」

 

シドは姉さんに色々教えてるからっていうけど贈り物でとんでもない料理や血まみれのハンカチ送られるの嫌で教えてるだけなのに・・・

 

noside

 

クレアが目を覚ますと盗賊たちはすでに倒された後だった。

 

クレア「アン!無事!?」

 

アン「は、はい…気絶したふりをして賞金稼ぎがまとめて倒しちゃった・・・」

 

クレア「また助けられちゃった・・・本当にありがとう・・・」

 

アン「苦しいです・・・」

 

弟も彼女になら任せられる・・・そう思ったクレアはもう一度親友をきつく抱きしめるのだった・・・

 

 

 

シェリーの話、救済ルートに書き換えた方が良いですか?

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