noside
イプシロン「ふ~ふふー・・・」
その日イプシロンはご機嫌でアジト廊下を歩いていた。何故かというとガーデンに重要案件ということで呼び出されたのだ。
イプシロン「憧れの美しさを持つガーデン様が私をお呼び出し・・・まさか!」
ーイプシロン・・・美しすぎてもう限界なの・・・身も心も私に捧げてくれる?-
イプシロン「なんてね!きゃー!」
そんなことを言いながらガーデンの部屋の前に行くと・・・
ニュー「イプシロン様?何故ここに・・・」
なんとニューもそこにいたのだ。
イプシロン「あ、アンタこそなんでここに・・・」
ニュー「私もガーデン様に呼び出されたのでここに来たのですが・・・」
イプシロン「あ、そうなんだ。まあそうよね・・・」
ニュー「イプシロン様・・・?」
イプシロンは膝をついて落胆しながらもすぐに立ち直ってガーデンの部屋に入った。
アン「・・・二人ともよく来てくれたわ。」
ニュー・イプシロン「!?」
アンとしての姿だというのに部屋の中は凄い圧力で満たされていた。そして主の表情はこれまでにないほど苦悩に満ちている・・・これは重要任務かと思った時だった
アン「二人には私の学園生活に関わる重要なことを聞きたいの・・・」
ガーデンは現在ミドガル魔剣士学園でシャドウと共に学園に潜入してディアボロス教団につながる事件を解決しているというのが構成員全員の見解だ。過去にも学園に教団の手先がいたことから誰もがこの任務の重要性を理解している。
ニュー「それで相談とは一体どういうことでしょうか?」
アン「髪色を染める方法について聞きたいの・・・!」
イプシロン「はいっ?」
イプシロンは思わず素っ頓狂な声を出してしまうのだった・・・
sideアン
何故二人にこんな相談をするかというと実は土日の休みに入る前にギュウとメーに
ギュウ「最近王都の女子の間で髪を染めるのが流行ってるらしいの!」
メー「流行りはアイリス王女の赤髪らしいの!もしかしたら男子にモテるかもしれないから休みを使って各自で髪を染めて見せあいましょう!」
と強制的な課題を出されたのだ・・・
この提案に対し私は冷や汗を浮かべた・・・何故ならこの髪には欠点があって以前シドと一緒に変装の練習のために髪を染めたときに・・・
バシュっ!
アン「あれ?」
シド「んーアンが魔力を出すと強制的に染料が飛ばされちゃうみたいだね・・・つまり本気で戦おうとすると髪が普段の色になっちゃうみたいだね。」
というわけで結構ピンチのために美容に詳しい二人に助力を仰いだというわけよ・・・
ニュー「それは大変ですね・・・一人だけやらなければ浮いて目立つかもしれませんし・・・」
イプシロン「流石ガーデン様の魔力!やはり魅力的な髪も普通の染料では隠し切れないのです!」
アン「というわけで何か方法ある?」
ニュー「普通なら魔力に強い染料で染めるのが普通ですけど・・・」
イプシロン「主様ほど強い魔力だと意味ないわね・・・そういえばミステとして戦ったときはどうしてたんですか?」
アン「魔力で離れた色素をまた魔力でつなぐって言う離れ業でなんとかしてたけど集中力そがれるから・・・」
ニュー・イプシロン(凄すぎる・・・)
ん?そういえば・・・
アン「この世界ってカツラないのかな?」
イプシロン「カツラですか?聞いたことないのですが・・・」
アン「カツラっていうのは髪の毛の塊みたいなもんではげた人間・・・シドのお父さんやネルソンみたいな人が頭につければ髪が生えてるみたいに見える道具よ。」
ニュー「見たことないですね・・・髪を頭に乗せるなんてそれこそ戦闘の邪魔になるのでは?」
確かに・・・魔剣士の戦闘は高速戦闘が主だから結構カツラはずれやすい・・・しかも風圧で吹き飛ぶ可能性が高すぎる・・・だから髪の毛の頭に乗せるって発想が出なかったのか・・・
イプシロン「つまり外れないように定着させればいいんだから・・・」
アン「そうか!スライムでカツラを作ればいいのか!そうすれば染料を買うコストも削減できる!」
ニュー「解決策が見えてきましたね!」
早速三人で研究よ!
そうして私とイプシロンのセンスもあってスライムカツラが完成した!
アン「魔力操作で色素を作って定着させれば・・・!やったー!アイリス王女と同じ赤髪!」
イプシロン「やりましたね!」
ニュー「はい!」
こうして私のモブ生活の危機は免れたわけだったんだけど・・・
ギュウ「結局ふられた―!」
メー「髪色戻してやるんだから!」
アン(えー・・・)
結局ギュウとメーが降られてすぐに陰の実力者プレイでしか使わなくなったのだった・・・
カツラについては独自の設定です。
シェリーの話、救済ルートに書き換えた方が良いですか?
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はい
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いいえ