これは学園がテロリストに襲撃して少し経ったころ。
シェリー先輩への説明はアルファたちに任せたしシェリー先輩も私たちのことをばらす心配はない、そして繰り上がった夏休みにテンションを上げてる四人がいる。
ヒョロ「夏休みだぜ!今年も夏が来る~!」
ジャガ「海に行きましょう!夏といえば海でしょう!」
ギュウ「今年こそシックスバックに割れた男をゲットよ!」
メー「知的な男の水着姿!」
欲望駄々洩れね・・・
シド「四人とも見事なリアクションだけどまだ海開きしてないからね。」
アン「繰り上がって海開き日とは遥か彼方の日に休みは始まるんだから。」
私たちは突っ込みを入れる。
ジャガ「残念ですね!折角の夏休みに海で水着の美女と巡り合えないなんて!」
ギュウ「男とのロマンス・・・楽しみにしてたのに・・・」
浮かれすぎでしょ・・・
シド「どうせ海に行ってもナンパする勇気もされる勇気もないでしょ二人とも。」
アン「四人とも童貞と処女なんだから。」
メー「ダイレクトに言いすぎよ!アン!」
ヒョロ「まぁ、ローズ会長を身を挺してお守りした二人には負けるけどなー!」
そう夏休み前に何とかしなければいけないことはこれだ。
襲撃時にモブ式奥儀を披露するためローズ会長をかばったことがここまで影響するとは・・・ブシン祭選抜で私たちは会長やクレアさんの攻撃でも粘った根性あるやつという評価も+されて一躍時の人となっているの・・・
シド「あれはたまたまでそんな大したことじゃ・・・」
ジャガ「何を言いますか!二人の傷は勇者の証ですよ!」
ギュー「シド君カッコいい抱きしめてあげる!」
シド「ぎゃああ!お断りします!」
アン「ちょっと叩かないでよ傷に響く・・・」
シドはちょっと危機に陥ってたけど私たちの傷はあの時に完治してる。
モブ的な回復力を考えれば無難なリアクションよね。
ヒョロ「いやー!見たかったなぁ、背中を切られながらも会長をお姫様抱っこし最後の力を振り絞って一撃を食らわせるところ。」
背中切られてないしお姫様抱っこしながら片手で人を両断するって普通無理だかね?私ならできると思うけど・・・
シド「それ腕三本ないと無理だから。」
にしても尾びれがつき始めてるわね・・・シドと私は冷や汗が出ているのを感じる・・・
メー「実際切られたところから腕が生えたって言う噂もありますよ。」
アン「それどんな怪物?褒められてるのかもはや微妙じゃん。」
スライム使えば生えてるように見えるだろうけど・・・
しかし目立つにしてもタイミングが悪いもうすぐ夏休みでド派手なモブムーブで好感度ダウンを狙うには時間が足りない・・・即興でもいいから手を打たないと時間とともにさらに尾びれがつく可能性がある!
その時だった。
そばかすの女子生徒「シド君ちょっといい?」
メガネの男子生徒「アンさんもいいかな?」
クラスメイトの男子生徒に話しかけられた。
メガネの男子生徒「実は料理が趣味でチョコを作ったんだ。食べてくれないかな。」
ギュウ「・・・・」
メー「・・・・・・・」
女子力満点の男子の手作りチョコ・・・二人の目がすごいことになってるのがわかる・・・こうなったらあれをやるか!
アン「ありがとー!今いただくわ!」
ビリビリ!
包装紙をビリビリに破く!丁寧にやったのに雑に破かれたら好感度ダウンでしょ!!
メガネの男子生徒「ははは!アンさんって意外と不器用なんだね。」
なんだと・・・これでも落ちないの・・・
これはマズイ・・・・スパイラルに入っている・・・
尾びれつきを防ぐためにもここはあれね!
アン「もぐっ!んぐんぐ・・・」
私はチョコを一気に頬張りリスのように顔を膨らませる!
これぞ必殺リス食い!貴族令嬢とは思えない行儀の悪さでダメになるでしょ・・・
男子生徒「そんなに美味しかったのかい?アンさんのその顔も可愛いよ。」
うそーん!!
メー・ギュウ「・・・・・・・」
視線痛すぎ・・・シドの方も失敗しているようでヒョロとジャガの視線がますます痛くなっている!ここはあれでいくか!
アン「や、ヤバい・・・急いで食べたから鼻血が・・・!」
男子生徒「た、大変だ!」
これぞ意地汚く食べたせいで鼻血がでる自業自得ムーブ!!
不良の男子生徒「大丈夫かよ!ほら、ティッシュ貸してやるよ。」
メー「あれももはや間接キスじゃない!」
ギュウ「見損なったわアン・・・」
何でここで硬派な不良が通りかかるのおおぉぉ!!
シドの方もギャルが喉につかえたところを助けたようでヒョロとジャガ、ギュウとメーは白い眼を向けられていた・・・
シド「どうしてこうなるんだ・・・」
アン「誰か助けて・・・」
完全に負のスパイラルに陥っている・・・
シド「ココはプランAでいくか!」
アン「やるっきゃないね!」
私たちは仕掛けていく。
シド「僕たちってさぁ、もっとモテても良いと思うんだよね。」
アン「そうよね・・・逆ハーレムになっても良いと思うのよねぇ・・・」
四人「なんだと・・・!!」
そうストレートに評判を落としにかかる。
ローズ会長を袖にしてハーレムを作り出したいと示すのが作戦よ。
シド「あんなにかっこよかったんだから4,5人はできてもよくない?」
アン「そうよねーあの斬撃かなり痛かったし・・・」
ヒョロ「この野郎・・・あんなに心配させといて・・・!」
メー「まさかのビッチ発言なんてね・・・!鼻っ柱へし折るにしても私たちの好感度は下がりますね・・・」
よしよし好感度が下がってるのをひしひしと感じる・・・
シド「というわけでセッティングに協力してくれない?」
アン「もしかしたらおこぼれ狙えるかもよ?」
ジャガ「八方手を尽くしましょう!」
ギュウ「そうね!」
裏切る気満々だけどそれが良い!
そうして私たちは男女に突撃したんだけど・・・
保健委員の女子「貴方、カゲノー君とアンさんですよね?」
保健委員の男子「傷が深かったのにもう動けるんだ?」
シド「心配してくれてありがとうそれで・・・」
女子「私、医療テントで働いてたんですけど二人ともローズ会長と抱き合ってたんですよね?二人とも会長の恋人だとばかり思ってたんですけど・・・」
アン「あれは一方的に抱きしめられてただけで…そもそも私は女ですし・・・」
男子「会長女子人気も凄いから女子に惚れてもおかしくないかなって。」
マジか・・・
ローズ「シド君、アンさん、お久しぶりですね。」
まさかの本人登場!?
男子・女子「お邪魔みたいなので失礼します。」
しまった逃げられた!!
ローズ「何を話してたんですか?」
シド・アン「ハーレ・・・むがっ!!」
ヒョロ「ハーレ教授の授業でわからないところがあるので!知っている人に話を!」
ギュウ「そうそう!難しいんですよね!」
シド(こいつら怖気づきやがった!!)
アン(別の意味で裏切られた・・・)
これもまたモブムーブなんだけど今回はゲスでいて欲しかった・・・
ローズ「なるほど、それなら私に相談してくださればよかったのに、簡単なポイント程度なら教えられますよ。お友達もご一緒に。」
四人「いえいえ!三人でごゆっくりと!!」
四人も逃げたー!!
ローズ「では参りましょうか。」
その後買いかぶりを受けながら次のプランを考えるのだった・・・
シェリーの話、救済ルートに書き換えた方が良いですか?
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はい
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いいえ