無法都市の一件が終わってからしばらく経ったころ私とシドはひそかに心配してることがあった・・・
シド「姉さんあれから大丈夫かな?」
アン「特別な力とか言ってたもんね・・・中二の年齢じゃないけど遅れてる分厄介かもしれないわよ・・・」
しかもクレアさんみたいな性格の場合放っておくと機嫌が悪くなるし・・・
シド「少し様子を見に行こう・・・」
アン「賛成。」
そうしてクレアさんの部屋に行くと・・・
シド「姉さん入るよー・・・」
クレア「来ないで!」
アン「きゃっ!?」
クレア「私には近づかない方が良い・・・」
あの包帯にその言葉を大声で言う・・・まさにあの病の典型的な症状じゃない・・・
クレア「こんなことを言ったらおかしいと思われるかもしれない・・・でも二人には言わなきゃって思うの。私、自分の中に自分じゃない誰かを感じているの・・・!今はまだほんの些細な感覚だけど・・・もしもそれが二人を傷つけたりしたら・・・」
そういう設定なんだ・・・あのときのヴァイオレットさんの仮装もそれが原因かな?
シド「一瞬の気の迷いと思いたかったけどまさかここまでガッツリとは・・・」
まずは普通に受け答えしておきましょう・・・
シド「そっかー・・・それは心配だね。」
アン「クレアさんがそこまで言うなんてよっぽどなのね。」
クレア「今ので確信したわ・・・やっぱり私は普通じゃないのね・・・」
シド・アン「え?」
クレア「私を傷つけないように平静を装ってるんでしょう?自分がどれだけおかしいことを口走っているのか身に染みたわ・・・私はもう他の人とは違う・・・」
シド(そうとっちゃったかー・・・)
悪化した・・・かなりシリアスな設定なのね・・・ここでこういうドライな対応をするとプライドを傷つけかねない。かといって設定に沿って普通じゃないって言ったら疎外感を植え付けて怒らせてしまう・・・つまりこのときの方程式の解は・・・
シド「姉さんは姉さんで他の人なんて関係ないよ・・・」
アン「そうですよ。クレアさんは私の友達。おかしいなんて言わないでください。」
クレア「二人とも・・・」
心から信じ心配する弟と親友アタック!さぁ!どんな反応を・・・
クレア「ありがとう・・・そのとおりね。」
よし!正解だった・・・
クレア「でもどうして私だったのかしら・・・何故私は選ばれてしまったの・・・ただ守りたかっただけなのに・・・」
まだ続いてた・・・しかも一掃シリアスになってる・・・
選ばれたヒロインモード・・・それならこれね。
シド「何かもしれんなんじゃないかな?」
アン「そうですよ!クレアさんは私の憧れなの!強いから試練も困難になってしまう・・・そういう理なんですよ。世界は・・・」
クレア「そっか・・・そうだといいわね!これでアンタたちを・・・くぅ!?また手が・・・!こんな時に・・・」
シド「だ、大丈夫!?」
アン「医務室行きましょうか?」
なるほど・・・包帯の下にある何かと戦う・・・テンプレね。とすれば・・・
シド「これ以上は近づかない方が良いんだよね・・・」
アン「でも私たちは信じてますから!」
クレア「待って!そんなんじゃ・・・」
私たちは素早く立ち去る・・・
クレア「そうよね・・・二人を傷つけるくらいなら・・・ん?ドアの外に包帯とサンドイッチ・・・二人が?」
よし・・・こういう発作が起きたときはアレコレ言葉を尽くすよりさりげない心配が一番。
アン「しっかし私たちのケア完璧すぎない?心療内科とかになれたりして!」
シド「ふっ・・・人の心の海に潜る陰の実力者・・・いいかもな。」
私たちはクレアさんを見ながらそう思うのであった。
シェリーの話、救済ルートに書き換えた方が良いですか?
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はい
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いいえ