陰の女実力者になりたくて   作:ikkun

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今日はアンの前世を書いてみます。


西野アカネのもう一人の友人

sideアカネ

私、西野アカネには友達がいる。家が同じお金持ちということで仲良くなったのだが成績はちょっといいくらい、運動も深窓の令嬢というわけでもなくそこそこ、クラスの上位のカーストとも話すくらいはするそんな子だ。名前は庭野 杏子(きょうこ)私は今日も杏子と一緒に登校した。そうしていると私の嫌いな影野実が登校してきた。

 

影野「おはよう、西村さん。」

 

西村じゃねぇ!西野じゃ!

私は拳を叩き込むたい衝動を抑えながらほほ笑んでいると杏子が話す。

 

庭野「影野君。西村じゃなくて西中さんだよ。」

 

アンタも間違えるんかい!一緒に車登校してるだろうが!

 

これがいつもの朝の光景、流石にゴールデンウィークあたりには二人に修正を入れたのだが・・・

 

西野「あの。二人とも私、西村でも西中でもないんだけど。」

 

影野・庭野「え?」

 

西野「私の名前は・・・」

 

影野「あぁ。待って君は確かネームドキャラだ。うっかりしてたよ。」

 

庭野「私もごめんね!いつも並んでるのに・・・えーっと、西巻さんだよね!」

 

影野「え?西谷さんじゃないの?」

 

西野「・・・西野よ。私の名前は西野アカネ。」

 

その翌日にはまた同じ間違いに戻ってて流石にムカついた・・・

この二人にはなんだか似通っているところがあった。

 

杏子は表面上は私と仲良さそうに話してくれてるけどそれは仮面で実際は隠れ蓑のように思われているのが嫌いだった。

影野君だってそうだ。彼の目は私を見ているようで見てない。それが分かったときこの二人が苦手になった。でもお金持ち同士ということで普段は穏健に過ごしたかった私も彼女とのこの関係を断ち切れずにいた・・・そうしてある夜私は一人で下校していたのだが・・・

 

チンピラ「大人しくしろ!」

 

西野「うっ・・・」

 

私の家がらみで誘拐にあってしまった・・・

 

チンピラ「さぁ~て誘拐状も送ったし大人しくしてろよー!」

 

西野「うぅぅぅ・・・!」

 

さるぐつわをされてもうだめだと思ったその時だった!

 

ガシャンっ!ドガンっ!

 

廃倉庫の天井と壁が破壊されて男女が現れた。

 

チンピラ「誰たお前ら!」

 

スレイヤー「僕か?僕はスタイリッシュ盗賊スレイヤーだ。」

 

ウォーリアー「私は女性の敵を成敗するビューティーウォーリアーといったところね。」

 

そうしてチンピラたちが襲い掛かるが・・・

 

スレイヤー「遅いな、隙だらけだ。」

 

ウォーリアー「アンタには発頸をお見舞いしてあげる。」

 

チンピラ「はぐっ!?」

 

チンピラ「ごふっ!」

 

拳を叩き込まれた二人は完全に伸びてしまった・・・

 

軍人「その動き・・・素人じゃねぇなお前ら。」

 

女軍人「けど元軍人の私たちには敵わないわ。」

 

スレイヤー「丁度いい軍人とは一度やってみたかったんだ。」

 

ウォーリアー「これを使う相手ということね。」

 

そうして二人が取り出したのはスレイヤーがバール、ウォーリアーがスコップだった!

 

軍人「バカにしてるのか!」

 

女軍人「修理やガーデニングならよそでやりなさい!」

 

二人はナイフを出して突っ込んでいくけど・・・

 

ガキンっ!

 

軍人「何ッ!?」

 

二人は完全にいなしてみせた。

 

スレイヤー「バールはいいぞ元軍人。頑丈で壊れにくい、どこにでも売ってるし、持ち運びしやすい。なによりトンファーとして扱うこともできる。」

 

ウォーリアー「それを言うならスコップもよ。防御にも攻撃にも使えるし刺突も可能。さらには手入れがあまり必要ないの。」

 

女軍人「確かにいい武器だが体格差はどうしようもないでしょ!!」

 

二人は重い攻撃によって吹き飛ばそうとするが・・・

 

スレイヤー「ウォーリアー、僕がバールに見出したのはそれだけじゃない、バールはな・・・」

 

ウォーリアー「私だってそうよ・・・シャベルはね・・・」

 

軍人「思い出したぞ!夜な夜な暴走族をバールで蹴散らすバーサーカー!」

 

女軍人「私も思い出したわ・・・ストーカーやしつこいナンパをスコップで蹴散らす女のダークヒーロー!?」

 

スレイヤー「普通に殴った方が強いということだ!」

 

ウォーリアー「シャベルは土を相手にぶつけられて目くらましにも便利なのよ!」

 

その瞬間スレイヤーはバールをL字の角で盛大に軍人を殴り。ウォーリアーも喋るで床の割れたタイルを女軍人にぶつけた!

 

女軍人「きゃっ!」

 

軍人「ぐぉぉぉお!?」

 

そして後はスレイヤーはバールで蛸殴り!ウォーリアーはスコップで盛大に女軍人の胸を突きまくった!

 

スレイヤー「ウォーリアー・・・今回は共闘することになったが次はわからんぞ。」

 

ウォーリアー「そうね、次に遭ったときは敵か味方か楽しみにしておきましょう・・・」

 

そうして私は彼らに助けてもらったのだった・・・

 

翌日、私は両親に心配されながらも登校した。

 

西野「おはよう、影野君、杏子。」

 

影野・庭野「おはよう、西野さん。」

 

名前を呼んでもらえた。そして目線もこっちを見ている気がした。

そしてあの声・・・

 

西野「まさかね・・・」

 

けれど二人の仮面の中を知りたくて二人ともっと話そうと思った。

 




杏子ってあんことも呼べるのでそうしました。

シェリーの話、救済ルートに書き換えた方が良いですか?

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