陰の女実力者になりたくて   作:ikkun

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スーパーエリートメイドが全てを破壊し創造する・・・

sideアン

今日はギュウとメー、ジャガとヒョロと一緒にマグロナルドを食べてたんだけど・・・

 

ヒョロ「このミツゴシブランドの服を着ていれば道行く女子たちの視線は俺たちの物・・・」

 

ヒョロとジャガはまたしてもドン引きな手法で女からの逆なんを狙っていた・・・

あのデザインはイータあたりかな・・・確かにブランド力は大事といったけどごり押しがすぎるデザインね・・・

 

シド「でもベータとイプシロンがいるからね・・・宣伝には事欠かないよね・・・」

 

アン「やりたい放題だよね・・・」

 

いつかしっぺ返しが来る・・・それを私たちは知っていた。私たちは吸血鬼騒ぎから数日後私たちはユキメに呼び出されてミツゴシと大商会連合がぶつかることを聞いた。そしてユキメは私たちに協定を持ち掛けてきたの!ユキメはわかってるわね・・・陰の実力者と組む有利さというものを!

 

バッタモンを掴まされて騒ぐ二人を背に私たちは歩き出す・・・

 

シド「行くぞ。失われたものを取り返しに・・・」

 

アン「ここからは私たちのターンよ・・・」

 

ギュウ「何言ってるの?二人とも・・・」

 

メー「夏の熱さをまだ抱えてるのかな・・・」

 

そうして夜になった時私たちはそれぞれ部屋でシドはユキメの営む雪狐紹介のスーツ、私はメイド服を纏いシドは仮面、私はスカーフを口に巻いてシェリーに秘密裏に開発させたカラコンで目の色を黄色に変える!

 

「「今宵・・・世界は我々を知る!」」

 

今日から私たちはスーパーエリートエージェントとそれを完璧に補佐するエリートメイドなんだから!

そうして私たちはユキメの指定した集合場所にたどり着いた。

 

ユキメ「ようこそ・・・シャドウはんにガーデンはん・・・」

 

シド「その名は捨てた・・・」

 

ユキメ「そうでありんしたなぁ・・・今はジョン・スミスはんとカレン・マルクスさんでありんした。二人が味方になってくれて心強いわぁ・・・」

 

ジョン「私にも利があった・・・それだけのことだ。」

 

ユキメ「あら?利だけの関係なんて寂しいと思いんせんか?」

 

カレン「色町だけでなく商会までやってるあなたがそれを言いますか?」

 

ユキメ「釣れないお二人・・・先日商会連合の集会がありんした。ミツゴシの包囲網を強化するとか・・・」

 

やっぱりね・・・

 

ジョン「そうか・・・」

 

カレン「けれど私たちの計画に変更はないということですよね?」

 

ユキメ「えぇ・・・漁夫の利を手に入れるということでありんす。気をつけないといけない男が一人。裏社会の剣豪・・・剣鬼 月丹。奴のことは知ってるでありんす。目的のためなら手段を択ばない危険な男・・・奴のことはわっちが必ず・・・」

 

ふふふ・・・敵もスパイものでありそうな敵・・・楽しみね。

そうして私たちの会議もお開きとなった・・・

 

昼は昼でガーター商会を中心とした商店街がバーゲンを開いたりと文字通り血で血を洗う販売抗争が繰り広げられている・・・

 

シド「ようするに彼女たちはやりすぎたんだ・・・」

 

アン「地元を無視した独占販売・・・おかげで下町の商店街からも目の敵にされている・・・」

 

ここまで恨みを買ってしまえばユキメの言う通りミツゴシの未来は危うい・・・

 

アン「そこで私たちの出番ということ・・・」

 

シド「全てを破壊し創造する・・・」

 

アルファたちを大商会が潰すなら私たちで大商会を潰す。そして更地となったところに私たちがユキメと私、シドプレゼンツの商会を立ち上げて彼女たちを取り込んであげる・・・すべてを知った時彼女たちは知るでしょう・・・これが最善だったということに。

 

ヒョロとジャガの買い物で紙幣が新しくなったことに私たちが気が付いた・・・

 

ジャガ「大商会連合が新しく紙幣を印刷したんですよ。」

 

アン「確かミツゴシも発行してたよね。」

 

シド「でもミツゴシの方が透かしが入っていて偽札が作りにくい・・・」

 

そういえば皆に紙幣のこととか信用創造のこと話したわね・・・

そうだ・・・思いついた!大商会連合の偽札を発行すれば・・・

 

シド「早速ユキメに提案だね!」

 

アン「さぁ!思い出しなさい私の頭脳!今こそ天啓を下す時!」

 

ヒョロとジャガのお金返しての叫びを聞きながら私たちは夜に信用創造の話をした・・・

 

ユキメ「しかし大商会連合のは王都にしか流通してないのだから出所を突き止められるしお小遣い程度にしかなりんせんよ?」

 

ふぇ!?

仕方ない…奥の手よ!私たちはユキメに圧力をかける!

 

ジョン「本当に・・・それだけだと思うか・・・?」

 

ユキメ「まさか・・・短期間で大量に作るとしたら当然バレる・・・そうして市民の耳に届いた噂は自分の財布の中身に疑問を抱いて紙幣の信用は崩壊する・・・なるほど、バレることこそ肝心ということでありんすか!」

 

アン「本当に・・・それだけだと思う!?」

 

ユキメ「はい・・・そう思いんす・・・」

 

ふっ・・・威厳を保ちつつさらにいい案を出させる。これぞ対話と圧力ってやつね。

 

ジョン「これで大儲けの算段はたったな・・・」

 

カレン「はい、まずは作戦発足を祝ってラーメンでも食べに行きましょう。」

 

そうしてシドとアンに戻った私たちはラーメンをすすりながらここまでの流れを振り返った・・・

 

シド「大商会連合とミツゴシ商会が争う中暗躍する妖狐ユキメとジョンスミス、そして補佐するエリートメイド。カレンマルクス。」

 

アン「彼女たちの狙いはかつて裏切った組織を救うというミッションだった・・・」

 

シド「カッコいい・・・」

 

「ボスたちおかわり!」

 

ん?何でデルタが・・・?

 

アン「何でデルタが王都にいるの?」

 

デルタ「二人とも狐臭いのです!」

 

シド「狐狩りをしていたから。」

 

協力というていでお互い色々するんだから間違ってない。

 

デルタ「今日は早起きして狩りをしていたの!」

 

シド「何を狩ったの?」

 

デルタ「アルファ様がそうしろって盗賊を狩ってたの!」

 

そういえば久しぶりにやってもいいけど・・・

 

アン「アルファからの用事は済ませたの?」

 

デルタ「あぁあー!」

 

やっぱりね。

 

アン「じゃあ用事済ませたらやってあげる。わかった?」

 

デルタ「わかったのです!」

 

そう言ってデルタは走り去ってしまった・・・

 

シド「アンってデルタ言いくるめるの得意だよね。」

 

なんか見てると実家で飼ってた猫を思い出すんだよね・・・

 

シド「猫飼ってたんだ・・・僕も犬飼ってたな・・・」

 

私たちは前世でのことを思い出して少しノスタルジーになった・・・

 

そうして翌日はデルタの要望通り地下水路にいた盗賊を狩っていた・・・

 

デルタ「がぁあああるあぁあ!!」

 

盗賊「ぎゃぁああ!」

 

デルタは基本的に待てができない。猟犬としては獲物を見つけてくれて大助かりなんだけど・・・

 

シャドウ「バトル要素がなくなるのがね・・・」

 

ガーデン「取りあえず大商会連合のお札はゲットね。」

 

するとバトルも終盤に差し掛かったころなんとデルタのお兄さんがいたんだけどデルタは容赦なく惨殺してしまった・・・

 

シャドウ「いいの?お兄さんなのに?」

 

デルタ「弱い奴は一族の恥なのです。」

 

ガーデン「そういうもの?」

 

デルタ「それに親父は部族の長で子供は1000人いるのです!」

 

なるほど。それなら絆とか希薄になってもしょうがないかも。

 

デルタ「減ったら増やす!それだけなのです!」

 

流石スケールが違う・・・

ユキメみたいな頭の良いのが少数なのがねぇ・・・

 

シャドウ「獣人の国・・・見に行こうかな。」

 

デルタ「いいこと思いついたのです!ボスたちが長になればいい!親父倒せば長になっていっぱい子孫産めば最強になれるのです!」

 

ならないわよ・・・

 

デルタ「ガーデン様が正妻でデルタが愛人一杯連れてくるのです。」

 

誘拐じゃん・・・っていうか私正妻なの決定なの?

まさかこのときはデルタこの信用崩壊で一番厄介になるとは思わなかった・・・

 

 




シドの名前が経済学者のアダム・スミスに似てたのでアンも経済学者のマルクスを苗字にしました。

シェリーの話、救済ルートに書き換えた方が良いですか?

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