sideアン
それから数日たったんだけどアレクシアがいきなり剣の稽古に誘ってきた・・・
アン「なんかすごく上手くなってたわね。」
アレクシア「なんか適当ね。」
だって私には凡人の剣とかわからないんだもん。そういうのはシドの専門分野だし・・・
シド「これからも伸びると思うよ。」
しっかし心境の変化か何かを掴んだのか・・・
アレクシア「でもまだ足りない・・・私には力がいるの。」
シド「へぇ~・・・」
アン「何で?」
アレクシア「ローズ先輩は一人で行ってしまった。国王を失ったオリアナは今大変なことになっているの・・・あの人は・・・仲間が苦しんでるのだから力が必要なの。」
案外心配ないかもよ?ローズ先輩は私たちが覇王にするからオリアナも何も心配いらないし。
アレクシア「私がこうしている間にも世界は動いている。立ち止まっていたらおいていかれてしまうの・・・私は傍観者でいたくない。」
シド「へぇ~・・・」
厄介な性格この上ないわね。対象の立場からしたら・・・
アレクシア「貴方たちがずっと気楽でいられることを願っているわ。」
なんか悪戯っ子みたいな笑顔で去られたんだけど・・・
そうして夜になるとユキメの部下が偽札完成の報告をしに来た。
私たちはこの日のためにユキメに偽札管理の地を紹介した。そう子供ころ皆で盗賊退治したオルバ領の地下が秘密基地っぽかったからって理由なんだけどここまで気に入られるとは・・・
ユキメ「ここで生産して無法都市に運び込む。そして流通経路を偽装してミドガルの王都へと・・・いかがですか。ジョンはん、カレンはん。原版の作成の時間をかけただけあってなかなかの出来でありんしょ?二枚の中でどっちが本当かわかりんすか?」
・・・・全くわからん!超強化の視力で違いはわかってもそもそも本物の特徴も私はまるで理解してないんだから!だからこういう時の対策は一つよ!
ジョン「ふっ・・・答えるまでもない!比べれば紙質がわずかに粗い、インクの滲みにも違いがあるな・・・印字の歪みに関しては説明不要。」
ユキメ「確かに・・・何度も確認したはずなのに・・・!」
カレン「説明は不要ですね?」
ユキメ「はい・・・こっちの精度の悪い方が本物でありんす。」
二択だったら外してた・・・
カレン「模倣を重視するあまり完璧に近づけてしまったようですね。」
ユキメ「盲点でありんした・・・」
ジョン「私たち以外に見破れるものはいないのだから。」
ユキメ「お二人にはかないんせん。早速流通を始めるけどその場合出所が探られるからその時はお二人が始末をお願いするでありんす。」
ふふふ・・・得意分野です!
ユキメ「ただ月丹だけは・・・!奴は全てを奪ったでありんす・・・だから今度は・・・殺すのは奪った後で・・・」
ジョン「好きにしろ・・・だが己の道を誤らないようにしろ。」
そうして流通させてしばらくして偽札を運んでいる列車の中に・・・
664番「目標を確認する・・・」
665番「はい~。」
666番「・・・私は。」
やれやれやっときたわね・・・
カレン「虫がかかりましたのでおびき寄せてまいります。ご主人様。」
ジョン「すっかりメイドキャラ板についてるね。」
さてやるとしますか!
noside
664番、665番、666番は列車の上から侵入しようとしたのだが・・・
カレン「ここはご主人様が旅行する列車です。アポイントメントは取ったのですか?」
三人「!?」
気配なくメイドが現れた!
664番「嘘っ!」
665番「まるで気配もなかった!」
666番「気を付けて!攻撃がくる!」
バキュン!!
メイドは銃を早打ちする。
664番「舐めないで!銃弾くらいなら!」
665番「待って!これ跳ね返って!」
666番「くっ!跳弾によって濃い弾幕になっている!」
そのメイドは走る列車にある崖や列車の屋根を使って跳弾を起こし三人を縫い留めていた。
カレン「我が主の準備が整ったようなのでご招待しましょう!」
三人「きゃぁああ!」
三人は動きを止められた間にメイドに胸倉を捕まれ一気に投げ飛ばされて糸の罠に放りこまれた・・・
ジョン「私のメイドのもてなしはどうだったかな?」
きゅるるる!
男は糸を操り三人を釣りし上げた!
664番・665番「くううう!」
666番「二人とも!」
カレン「ほう・・・私の投げから体制を立て直して躱した・・・なかなかやりますね?」
ジョン「さて・・・切符もないみたいなので私たちと踊ってもらおうか・・」
664番「戯言を!」
三人は素早く糸を切って抜け出そうとするが・・・
664番「な!刃が・・・」
665番「この糸硬すぎない!?」
666番「魔力で強化されているのか!何者だ!」
ジョン「ジョン・スミス、そしてこっちはメイドのカレン・マルクスだ。」
そう言い二人は糸を動かし銃弾を吐き出していく。
666番「糸にも銃弾を跳ね返らせて・・・!コンビネーションは抜群だな!」
カレン「くくり抜けますか・・・」
ジョン「自ら死地に飛びこんで相手の間合いを潰す・・・判断は正しい。だが・・・」
666番「うわぁあああ!」
ジョンは見えない細い糸を操り666番を完全に拘束。さらにカレンの跳弾数を多くした時間差の跳弾によって傷ついてしまう・・・
ジョン「最初に気づくのはお前たちだとわかっていた・・・」
カレン「しかしまだあなた達が知るには早すぎます。」
そうして三人は糸と蹴りによって列車へとはじき出された・・・
sideカレン
いやー初めてにしては戦い方バッチリだったわね!
ジョン「鋼糸に拳銃・・・なかなか戦い方としては渋かったしね!」
カレン「いやーそれにしてもローズ先輩もいたのには驚いたけど強くなってたわねアレクシアと比べても。」
ジョン「あぁ、これによって強敵と戦える・・・楽しみだ。」
台詞も完璧だったしね!
シェリーの話、救済ルートに書き換えた方が良いですか?
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はい
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いいえ