sideアン
戦争が終わってしばらく経ったころ私たちはジョンとカレンの格好でミツゴシ商会に遊びに来ていた・・・
ガンマ「主様方・・・いつまで仮面とスーツ、メイド服を着ているおつもりですか?」
ジョン「いつまでとは決めていない。だがしばらくは着ているだろう。」
ガンマ「そんな・・・私は悲しいです。シャドウガーデンの主であるお二人が雪狐商会のスーツとメイド服を着ているなんて・・・率直に申し上げてそれは模倣品なのですよ!?」
カレン「わかっているわ。でもミツゴシは表、雪狐は裏の経済を支配するんでしょ?裏の姿であるならこれが正装なの。」
ガンマ「!?申し訳ございません、やはり深い意図があったのですね。ですがここで模倣品に負けては商人の名折れ!代わりのものを用意いたしました!スライム製ではない相応しいものに仕立てております。それを主様方に献上させていただきます。」
ジョン「なぜそうなる?」
ガンマ「ミツゴシ商会であればはるかに高品質のスーツと洗練されたコーディネートをご用意できるという自負があってのことです!」
うーん・・・私たちとしてはパクリでもいいんだけど・・・まぁせっかくくれるって言ってくれてるしお得よね。それにこれはユキメがコーディネートしてくれたけどこの世界のプロの技も見てみたいし・・・
カレン「わかった、お願いできるかしら。」
ガンマ「はい、お待ちください!お好みに合うのを!」
そうして数分後、
ガンマ「お待たせしました。」
ガンマが用意したものは多種多様でネクタイやピン、メイド服も似合いそうなモノクルやリボンなんかも用意されていた。
ガンマ「お好みのものはありますでしょうか・・・」
これは・・・
ジョン・カレン(全部が全部派手!!)
なんかスカート丈短いのもあるし色がド派手なものやフリフリが多いものがあるしこれじゃメイド喫茶のメイドじゃない!シドのものにしてもこれじゃ宴会の司会者でしょ!
ガンマ「こちらのスーツは金色の輝く刺繍をまんべんなく施し、シャドウ様の神々しさを表現しております。」
カレン「ぶふっ!」
ガンマ「こちらのメイド服は動きやすいように丈を短くして水色にすることでガーデン様の麗しさや透明感を表現しております。」
ジョン「ぶふっ!」
笑うな!
ジョン「全部却下だ!」
ガンマ「えぇ!?何故でしょうか!?」
カレン「確かにファッションとは十人十色探せばこれを好む人もいるかもしれない。けど私たちは違うわ。」
私が目指すのはスーパーエリートメイド・・・もっとこう・・・できるメイドっぽいもの・・・例えば王宮!アレクシアやアイリス王女に仕えるようなクラシカルな感じにしてもらわないと!)
ガンマ・・・アンタのセンスを信じるわ!
カレン「私が望んでいるのは王宮にいるようなクラシカルなメイド・・・そんな人に相応しいメイド服なの。」
ジョン「望むのは完璧のミッションをこなし功績を誰に語ることもない必殺の仕事人、それにふさわしいスーツだ。」
ガンマ「かしこまりました!必ず用意してみせます!」
任せたわよ・・・
そうして数時間後・・・
ガンマ「これなどどうでしょうか!きらびやかさが足りないと思いましたがこれなどどうでしょうか!」」
おぉ!流石ねガンマ!なかなかクラシカルな雰囲気が出てる・・・
あれ・・・シドのスーツの模様って・・・それにメイド服も白い生地のあるのって・・・
ガンマ「お気づきになられましたか!そう!シャドウ様のシルエットとガーデン様のシルエットをそれぞれ組み込んでいるのです!」
そう・・・
カレン・ジョン「却下だ。」
ガンマ「そんな!何故です!?」
ガンマ・・・自分の柄入った奴とか普通きたくないから・・・
改めて安物の魅力をかみしめる私であった・・・
シェリーの話、救済ルートに書き換えた方が良いですか?
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はい
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いいえ