sideアン
冬も始まり雪が降るころ私たちはダッシュで国境を越えてこの宿屋兼酒場に滞在していた。
マリー「ごめんなさいね、こんなのしか出せなくて。高いものは兵隊さんがもってっちゃったから・・・綺麗な街並みも瓦礫の山・・・シド君にアンさんも巻き込まれちゃって災難でしたね。」
いや、むしろどんなムーブをしようかワクワクしてます。
マリー「私も最近ここを始めたばかりなんですが・・・」
さて、ローズ先輩を覇王にするために何をするべきか・・・
シド「・・・そもそもこのままでいいのかな?」
アン「?どういうこと?」
シド「これまで僕たちは色んなシュチュエーションで陰の実力者になるべくふるまってきたけど思い返せば明確な実力者像が無かった気がして・・・」
はっ・・・!?確かにその場に応じてアドリブだったわね・・・
アン「やっぱり目標を明確にしないとだめなのかしら・・・」
シド「このままでいいのかな・・・」
マリー「いいわけない・・・諦めちゃダメなんです。」
そうよね、諦めたらだめよね。
アン「まずは覇王ローズ誕生を練りこんでみましょう・・・」
シド「そうだね・・・」
そうして私たちは数日間情報収集に専念した結果色んなことが見えてきた。
まずオリアナ王国にはドエム派とかいう新興勢力と反ドエム派っていう保守勢力が対立しているらしい。派閥争い、戦争、それはもはやロマンの塊よね・・・私たちの悩みは薄れこうして朝食を待ちながら介入ポイントを考える余裕を与える・・・
シド「次期国王は今だ決まらずか・・・いっそ用意するのを手伝おうか・・・」
アン「そうよね。ローズ覇王をどう介入して用意するかがポイントよね・・・」
国王亡きあと派閥争いにゆれるオリアナ王国・・・それを収めたのはかつて国を追われて捨てられし少女と謎の実力者だった・・・歴史の陰に潜む実力者・・・今回はかなりかっこよくできそうね。
シド「フィクサームーブをぶちかませる!」
略奪者「集金の時間でーす!良い国民の皆さんは官軍を支援する義務がありまーす!」
マリー「そんな!持って行ったばっかり・・・」
・・・まさかこんな戦争テンプレがあるとは・・・これも初心に返るってやつね・・・
アン「きゃー!略奪者ー!?」
シド「ままま・・・待てー!!マリー・・さささんに手を出すなー!!」
シドは臆病者ムーブのため膝をキュっとしめ私は恐怖に震える女の子ムーブで手を組んで思いっきり斜め45度の角度に傾ける!
どこっ!ばきっ!
案の定シドはボコボコにされた・・・
マリー「シド君!もう無茶しないで!」
アン「すみません・・・私もなんとか抵抗しようとしたんですけど突き飛ばされて・・・お金持ってかれちゃいました・・・」
マリー「いいのよ。無法都市の娼婦でしたし・・・諦めそうになったけど助けてもらえたんです。君たちにも助けられちゃったね。」
そうして私たちは宿代免除に加えてモブムーブもできるというまさに一石二鳥をこなして出発したはいいものの・・・
シド・アン「はぁ~・・・・」
数日後の夜になるころにはすっかり挫折を味わっていた・・・
シド「なんだろうねこの徒労感・・・」
アン「まさか覇王プレイがこんなに難しいとは・・・」
まず私たちはローズ先輩と関わりをもつため収容所に潜り込んで前から一度やってみたかった囚人プレイを味わった。
先輩囚人に礼儀や金でなんとかできるというテンプレを教わりながらも先輩を脅して部屋を奪い生活、そして収容所に渦巻くスリル&サスペンスを味わいながら最後は爆破した収容所と無関係な囚人たちを背にしたり顔で歩くというエリート諜報員ムーブをやってのけたり・・・そしてその流れのまま義勇軍に参加して絶対勝てるっていう戦争でまさかの大苦戦、からの伝説の再現を模してシドと黒いバラ・・・もとい陰の操り人形で兵士を強化して大逆転劇をしてみたんだけどそのせいで美味しいところを持ってかれたりした・・・
シド「フィクサーっていうのはもっとこう・・・目立ちつつ目立たないで目立つっていう・・・」
アン「バランスの問題よね・・・」
そうして廃墟を歩いていると・・・
略奪者「やっぱりこっちについて正解だったな!山向こうの遺跡でデカいお宝があるとか・・・」
・・・そろそろ宿泊資金を稼がないとね。
私たちは早速略奪者を音もなく殺し最後の一人に情報を奪って殺した。
シド「欲しいものは殺して奪い取る。いいよね無法都市ルール。」
アン「だって私たちのものを奪えるのなんて私たち自身しかいないんだから!」
そうして私たちは略奪したお金を少しマリーさんの酒場に置いた後遺跡に向かうとなんか見知った顔がいた・・・
noside
559番は665番、664番を倒されながらも敵をほとんど倒したものの窮地に追い詰められていた・・・
教団員「だが魔力切れだな・・・手こずらせやがって・・・ローズオリアナも奪えたのだから私が・・・」
ドっ!
教団員「こふぇ・・・?弓矢・・・?」
その漆黒の弓矢に559番は見覚えがあった・・・それは崇拝する二人のうち一人の妙技なのだから。
ガーデン「年頃の娘たち相手に大人気のない連中だったわね。」
シャドウ「あぁ、全くだ。」
そしてもう一人の崇拝する人が青紫の魔力で三人を癒す・・・
665番「治ってる・・・」
664番「まさに奇跡だ・・・」
sideアン
お宝探して行ってみたらまさか見覚えのある子の以外な戦闘シーンが見れたわね・・・
確か彼女はウィクトーリアちゃん。私たちが長距離散歩していたところで遭遇してそのまま悪魔憑きを直してアルファたちに預けたんだっけ。虫も殺せなさそうなか弱い女の子でびっくりした。
ガーデン「無事だったかしら?」
女性の敵であるあのおっさんは私が首に穴をあけておいた。
559番「ご報告が・・・裏切り者、666番についてです。」
シド・アン(666番って誰?)
ガーデンの皆は七陰や一部を除いて社員番号で呼び合ってるみたいだけどそもそも私は600人も覚えられないわよ。
559番「彼女はお二人に相応しく・・・」
664番「彼女は母親を助けようとしただけです!」
559番「その結果、鍵が奪われました。」
なるほど・・・その666番がミツゴシの重要機密の金庫のカギを盗んだとかそんな感じね。
シャドウ「あれ?新聞?」
ガーデン「環境問題に配慮してないわね・・・ん?」
ローズオリアナ・・・ドエム・ケツハットと結婚・・・?
結婚・・・?け・・・結婚!?
バリバリバリ・・・・!!
シャドウ「バカな・・・!!!それであの時・・・!」
ガーデン「何で・・・なんで!あなたは父親を刺したというの!!」
559番「は~・・・!」
664番「す、凄い魔力・・・!」
665番「桁が違うよ・・・」
シャドウ「許さん!許さんぞローズ・オリアナ!」
ガーデン「期待を裏切るなどあってはならない!!」
私たちはその場からお城まで弾丸のような速さで飛ぶ!
シャドウ「ローズ先輩・・・君はなんのために父親を殺したんだ・・・覇王になるためじゃないのか!今更諦めて結婚なんて!!」
ガーデン「光があるから陰が際立つ!あなたが必要なのよ・・・ローズオリアナ!やっと見つかった明確な目標を逃してなるものかー!!!」
絶対に訳を聞き出してやるー!!!
シェリーの話、救済ルートに書き換えた方が良いですか?
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はい
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いいえ