陰の女実力者になりたくて   作:ikkun

39 / 60
陰の実力者は昼ドラから切り換えたい!

sideアン

さて昨日仕入れた情報によればローズ先輩は母親を人質に取られていて動けないみたいだ。

父親ぶっ刺して今更な感じがするけどそれが美学というのなら私たちは受け入れるわ。

 

マーガレット「昨日は急にいなくなって心配しましたわ。夜も眠れなくて・・・」

 

シド「そうなんだ。」

 

マーガレット「最近は気持ちの悪い衛兵うろついていますし・・・でも安心してください!昨日の怖い人はもういません!」

 

あぁあの女の敵の・・・

 

マーガレット「盗み食いを告発したんです誰も見てませんけどアイツに決まってますから・・・」

 

ん?そういえば私たちもやったような・・・まぁ言わぬが華って奴よね。

 

シロン「何をしてらっしゃるのですか?」

 

マーガレット「これはこれはシロン様、演奏会は途中では?」

 

シロン「休憩中よ。」

 

相変わらずシドはモテモテね・・・

 

アン「それじゃあ邪魔者の私は退散して・・・」

 

シド(裏切ったな・・・)

 

シロン・マーガレット「そんなことはございません!」

 

そうして私たちは修羅場に巻き込まれながらもイプシロンの報告を聞いた

 

イプシロン「・・・黒きバラのせいで今の貴族があると言ってもいいのです。」

 

黒きバラ・・・私たちが再現したあれ?でもあれはなんか違う感じがしたけどね・・・

 

シド「まぁ、本物なら見てみたいよね。」

 

イプシロン「!?あれを・・・しかしあまりに危険・・・だけど完全に破壊するなら・・・いえ、それが選択ならば。」

 

さて・・・マーガレットちゃんは叱られてていないから王妃探しに集中できるわ。

私たちは王宮の壁を歩きながら探してたんだが・・・

 

シド「オーマイゴッド・・・」

 

アン「まさかの王宮昼ドラ系とは・・・」

 

レイナ王妃とドエムは浮気していたらしい・・・

 

シド「これはアカン・・・どうにか夕方6時に軌道修正しないと・・・」

 

アン「ここはもうローズ先輩の正義感にかけるしかないんじゃない?」

 

女の敵ドエムへのいかりと母の裏切りによって覇王の目になるってことで!

 

シド「そうだね・・・まずシャドウとガーデンになって・・・」

 

そうして夜私たちはローズ先輩のところに行く。

 

ローズ「!?シャドウ様・・・ガーデン様・・・恩をあだで返すことをしてしまった・・・ごめんなさい。」

 

大丈夫、これを知ればきっと私たちの期待通りになるから・・・

 

ガーデン「ついてきなさい・・・」

 

シャドウ「真実を教える・・・」

 

そうして私たちはドエムとレイナ王妃の浮気現場を見せたのだが・・・

 

ローズ「そんな・・・こんなのって・・・!!うぅぅ・・・」

 

シャドウ「これが真実だ・・・」

 

ガーデン「真実はわかった・・・時が満ちる・・・覇王への目覚めが・・・」

 

ばた・・・

 

え・・・?

 

シャドウ「裏切りものを始末するチャンスなんだけど・・・」

 

ガーデン「・・・なんかごめんなさい。」

 

ここは王宮恋愛ものにチェンジね。

 

ガーデン「シド、ピアノとヴァイオリン盗むわよ。」

 

シャドウ「わかった。」

 

ローズ先輩を部屋に置いた私たちはすぐにシドとアンに戻って準備した・・・

 

ローズ「ここは・・・シド君・・・アンさん・・・一緒に逃げましょう・・・遠くに・・・」

 

シド「僕たちは月光が好きだ、世界がずっと見やすくなるから。」

 

アン「私たちは世界を二つにわけた。大切なものとそうでないものに。」

 

ローズ「それは何故・・・?」

 

シド「そうしないと敵わない夢があったから。」

 

ローズ「夢・・・それは・・・」

 

アン「何もかもが有限の中で私たちは大切なものに全てを注ぎ込んだの。でもそれをするには雑音が多すぎた。ふとした瞬間に光がまぶしくて隠されそうにもなった。」

 

シド「何が大切なのかを人は見失ってしまう・・・月の光に照らされている程度が丁度いいんだ。皆が目をこらして大切なものをみようとするから。」

 

シャドウ・ガーデン「月に照らされた世界で貴様には何が見える?」

 

ローズ「!?」

 

そうして私たちは立ち去った・・・あとはローズ先輩の心次第・・・

 

シド「あれ・・・指輪なくした・・・」

 

アン「あぁ、ドエムの奴?一番高そうだけど・・・残った貴族の奴を売りましょう。」

 

シド「まぁ宵越しの金は持たないってことだね。」

 

そうして私たちはお風呂に入ろうとしたんだけど・・・

 

イプシロン「お背中お流しします。」

 

・・・スライムボディが・・・お風呂に対応できるまでになっていたとは・・・

 

シド「見事だイプシロン。」

 

アン「貴方は常に進化しているのね・・・」

 

イプシロン「そんな・・・自然とこうなっただけです。」

 

シド「今日はいささか想定外のことがあった。」

 

イプシロン「まぁ・・・大丈夫なんですか?」

 

いざとなったら・・・ローズ先輩をさらいましょう。定番だけど結婚式に乱入して花嫁をさらう謎の実力者ってことで・・・

 

アン「問題ないわ・・・鍵は託したし立ち上がる力があればね・・・」

 

シド「決戦は結婚式だ。獅子は覚醒する!」

 

そうして私たちは結婚式を遠目で見ることになったんだけど・・・

 

アン「あれ?なんか黒いバラみたいなのが出て来たわよ?」

 

シド「そうだね・・・それになんかデカい蝙蝠が・・・」

 

これはイベントの予感!私たちは乱入した!

 

シャドウ「光の帯・・・デカい蝙蝠・・・」

 

ガーデン「そしてすさまじき攻撃ね・・・けれど・・・」

 

シャドウ・ガーデン「醜いな。」

 

シェリーの話、救済ルートに書き換えた方が良いですか?

  • はい
  • いいえ
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。