陰の女実力者になりたくて   作:ikkun

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三章
陰の実力者は考古学者にも憧れる!


sideアン

黒い穴で退場したら何故か日本、しかも荒れ果てていたけど昔住んでいた町に来ていた・・・

 

シド「もしかして世界はどこかでつながっていたとか?」

 

アン「まぁ、とりあえずはただいまということで。」

 

そうして戻ってきたことの感傷に浸っていると・・・

 

ベータ「シャドウ様!ガーデン様!!いた!」

 

なんとベータが落ちてきた。

尻もちをついた彼女は心底驚いていた。

 

ベータ「お二人とも無事でよかった・・・ってどこですかここは!?」

 

ベータまで来なくて良かったんだけど・・・そうだ当然彼女は日本を知らないわけだから古代文明を解析する陰の学者ムーブができるじゃない!

 

シドも同じことを思ったようで私たちは目くばせをしてベータに話しかける。

 

シド「ココがどこだかわかるか?」

 

ベータ「・・!?申し訳ありません・・・わかりません。」

 

アン「ココは異世界の地球・・・日本というところよ。」

 

ベータ「す、すでに土地の名前を調べているとは流石です・・・」

 

シド「視界に入ったことから分析しただけだ。当然だろう?」

 

ベータ「流石は主様方・・・」

 

中々楽しいわね・・・

 

ベータ「それで何故二人とも地球に?」

 

・・・やばい、理由考えてなかった・・・

 

シド「・・・ガイアが僕たちにもっと輝けと囁いているんだ。」

 

ベータ「更なる高みを目指す・・・流石はシャドウ様にガーデン様・・・」

 

さてまずは・・・

 

アン「この世界の衣服を調達するわよ。ここで私たちの服装はとても目立つの。」

 

シド「さしあたってはこの田中さんの家で着替えよう。」

 

目の前の廃墟にある表札から私たちは此処には人が住んでいたと読み取った。

 

ベータ「もうすでにこの世界の文字を読めるように!?」

 

アン「規則性を読み解き流れに従えばいいだけよ。」

 

ベータ「凄いです・・・」

 

さて着替えましょうか・・・・

取りあえず部屋を物色したけどやっぱりというべきが食料はなかったが衣服はあったのでシドはパーカーにジーンズにスニーカー私もセーターにパンツに帽子をかぶりスライムで髪の色を前世と同じ茶髪にした。

 

ベータ「シャドウ様、ガーデン様!これはどうでしょうか?」

 

ベータが何度目かになるお披露目をしたんだけど・・・

 

シド「ベータ、それはスクール水着というものだ。」

 

スタイルが良いだけに男どもなら鼻血を出して倒れるだろう・・・

 

ベータ「でも伸縮性が高くていい素材ですよ。」

 

アン「防寒性と防御力が無いに等しいでしょ?」

 

ベータ「うぅ・・・」

 

まぁ、時間はあるわけだしのんびりと行きましょう。

新聞はやぶれてたけど読めるところもありそこには「日本崩壊」と書かれていた・・・

 

シド「日本経済崩壊ならまだわかるけど・・・」

 

アン「原因はやっぱりこの漂ってる魔力かしら・・・死体もどっちかって言うと獣に食われた後に近いし・・・」

 

そうして分析しているとベータが出てきた。

 

ベータ「申し訳ありません。どうでしょうか?」

 

彼女が来ていたのはSMでみるボンデージだった・・・

 

ベータ「スライムスーツにそっくりで体にフィットするんですよ。」

 

何やってたんだ田中さんは・・・

 

アン「ベータ、それは普通の用途で着る服じゃないわ。」

 

ベータ「そうなのですか?仮面と鞭があったのでてっきり戦闘服と思ったのですが・・・」

 

シド「・・・それは非常に弱い生物をいたぶるためのものだ。まるで自ら叩かれるために生まれてきたような脆弱な豚をな・・・」

 

ベータ「そのような生物が・・・興味深いですね。」

 

 

アン「とにかく普通の服を選びなさい。これな潜入でもあるのだから。」

 

ベータ「わかりました!」

 

一時間かかったがなんとか普通の服を着てくれたベータだった・・・

そうして家から出た私たちはあたりを散策するが・・・

 

ベータ「まずはどこに向かいますか?」

 

シド「まずは川で水を汲もう。そしてこの世界の情報を集めるんだ。」

 

エネルギーは省エネで数か月はいけるけど水は流石に数日で限界がくるのよね。川水は危険だけど魔力で寄生虫とか細菌を殺せば多分行けるはず。

 

ベータ「それにしてもこの柱はなんのために建てられているのでしょうか?等間隔に並んでいますが・・・」

 

電信柱ね・・・

 

アン「ベータ。あの黒い線に注目しなさい。断面に金属が見えるでしょ?あれで電気を供給していたのよ。」

 

ベータ「つまりこの世界は電気を高度に運用していたのですね・・・流石はガーデン様!まさか少しの情報でここまでたどり着くとは!」

 

ふふふ・・・

 

ベータ「でもなんで地中に埋めないんでしょうか?」

 

え?それはー・・・

 

アン「コスト的な問題よ・・・」

 

ベータ「なるほどそれなら・・・ですがなぜこんなにも高度な文明が荒廃してしまったのでしょうか?自然災害の線は薄いと思うのですが・・・」

 

シド「もうすでに答えにはたどり着いている・・・心配するな。」

 

ベータ「・・・!はい!」

 

間違ってたら恥ずかしいけど魔力がいきなり現れたから適応できずに崩壊したってことよね。うん。

 

そうして川を見つけた私たちは水を汲んだ。ここには魚も鳥も豊富にあるし大丈夫そうね。

 

アン「さてここの情報を集めるなら図書館・・・いや西野大学に行きましょう!」

 

ベータ「ニシノダイガク?」

 

シド「金持ちがムダ金を使って作った豪華な研究機関らしい。非合法な実験もやってったはずだ。」

 

西野財閥が作ったもので庶民の敵ね。前世では全ての女性の味方としてストーカーにスコップを突き刺してた私からしたら敵そのものだった・・・いつか窓ガラスや防犯装置をぶっ壊そうと思ってたけど果たせずに転生してしまったのだ・・・

 

ベータ「どこにでも悪は存在するのですね・・・」

 

そうして私たちは大学に向かうのだった・・・

シェリーの話、救済ルートに書き換えた方が良いですか?

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