sideアン
ギリギリ間に合ったわね・・・
私はなんとか学園の講堂に着くことができた・・・
ギュー「もう、冬休みどこ行ってたのよアン。」
メー「シド君のお姉さんに居場所聞かれて大変だったのよ。」
そりゃ気の毒なことをしたわね・・・二人には後でガンマから送られたコーヒーでもごちそうしましょう。
ギュー「まぁ、ヒョロやジャガに比べたらましね。」
メー「なんせ懲りずにナンパして剣を尻に刺されそうになってたもの。」
あの二人め・・・余計なことを。しばらくはクレアさんに近づかないほうがいいわね。
ギュー「そうそう、大変といえば行方不明だったローズ元会長がオリアナ王国の王女になって大騒ぎなんだよ。」
アン「それなら知ってるわ。」
なんせ私が導いたんだから・・・覇王誕生の裏側では知られざる介入があった。これぞ陰の実力者のカッコ良さよ。
メー「でもこれでオリアナとミドガルの同盟は解消ね、ローズ王女が魔物を呼び出してオリアナ王国を乗っ取るなんて・・・歴史に残る悪女だね。」
アン「い、言われてみれば確かに悪女ね・・・」
まさか知らぬ間にローズ王女が日野富子や北条政子ポジションにいたとは・・・
で、でも歴史に残る悪女降臨に暗躍する陰の実力者も悪くないわよね・・・例に挙げた二人だって政治では評価されてるしこれからよ!うん!
そんな風にポジティブシンキングしながら学園で行方不明者が多くなっていることを聞いたり始業式を終えた私はシドの部屋に寄ろうとしたんだけど・・・
ヒョロ「チクショー!!」
ジャガ「シド君があんなに強いなんてありえませーん!!」
クズ二人が泣きながら去っていく光景に出くわした・・・
アン「何やってるのよシド、もしかしてポーカーでもやってたの?」
シド「うん、二人がミツゴシのトランプ持ってきたからボコボコにしたんだ。」
アン「イカサマならアルファですら見切れなかったのにあの二人が勝てるわけないわよね。あぁ、出てきていいわよ。」
そうして出てきたのはゼータだった・・・
ゼータ「流石主たちこうも簡単にバレるなんてね・・・これお土産のアジ。」
おぉこれは美味しそうな干し魚ね。
ゼータは本当にデルタと正反対ね。
シド「それで例の件に進展はあったか?」
シドがスパイモードに入る。そうゼータはシャドウガーデンでも随一のスパイなのだ。
私たちが教えた音を殺す方法や前世で覚えていた変わった武器の使い方も簡単にマスターしたしまさに二つ名の天賦に相応しいわ。
ゼータ「教団の動きは想定してた通り。右腕の復活を進めている。」
アン「そう・・・」
腕ってリンドブルムの設定を持ってきたのかしら・・・そういうストーリーを繋げる感じ素敵ね。
ゼータ「残された時間は少ない・・・必ず動き出す。」
シド「それで行方不明の生徒は?」
ゼータ「まだ四人だよ。」
アン「足りないのね・・・」
ゼータ「おそらくは。」
シド「五人目の犠牲者が出るな・・・ゼータよ、見極めよ。未来を・・・」
ゼータ「・・・!主たちがそれを望むなら。」
そう言ってゼータは夜の闇に消えていった・・・
アン「シド、またマーキングされてるよ。」
シド「やめてって言ってるのに・・・」
けどイベントが起きそうな雰囲気ね!楽しみ!
シェリーの話、救済ルートに書き換えた方が良いですか?
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はい
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いいえ