陰の女実力者になりたくて   作:ikkun

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陰の実力者はカンニングでしのいでる

sideアン

私たちは昨夜アレクシアに陰の実力者ムーブをぶちかましたことに満足していた・・・

 

シド「ふふふ・・・こうして学園生活の中で進行している事件のような雰囲気は嫌いじゃない。」

 

ゼータとデルタの喧嘩からこうもかっこよくつなげられたことも含めて私たちはご機嫌だったその時だった・・・

 

ゼータ「主たち。」

 

なんとゼータが清掃員の格好をしてこちらに話しかけてきたのだ・・・

 

アン「今回は撒くのが早かったのね。撤退の腕も上げたわね・・・これは殿戦でも侮れなくなりそうね・・・」

 

ゼータ「おほめに預かり光栄だね。彼女(クレア)への襲撃は失敗した。でも彼女は向こう側にいる。」

 

シド「そうか。」

 

ゼータ「教団は次の刺客を放つ。」

 

ゼータは窓辺をじっと見つめながら颯爽と去っていった・・・

 

そうして授業も終わり昼休みになったころ私はお昼ご飯を食べようと食堂に向かうと・・・

 

ニーナ「やぁ、アンも来たんだね。」

 

アン「ニーナ先輩。」

 

クレアさんと仲のいいニーナ先輩がワインレッドの髪をなびかせながら歩いてきた。先輩に連れられ机に移動すると・・・

 

シド「やぁ、アンもお昼?」

 

高級そうなメニューをむしゃむしゃと食べるシドがいた・・・

 

アン「ニーナ先輩後輩好きですね・・・ヒョロやジャガにもトランプ上げたんでしょ?」

 

ニーナ「まぁね、君にも奢るし嫉妬しないでよ。」

 

アン「別に太っ腹だなと。」

 

だってクレアさんと仲いいからって普通禁書を持ってきたりカンニングペーパー用意できたりしませんからね?でもこんなにしてもらったら今回は流石にカンニングペーパーは頼めないわね・・・

 

ニーナ「そういえばクレアが行方不明なんだってね、アレクシア王女に聞かれたけど普通通りだったよね。」

 

アン「はい、まぁクレアさんは強いですし大丈夫ですよ。」

 

ニーナ「流石親友。」

 

アン「茶化さないでください、ニーナ先輩も騎士団に入るんですか?」

 

ニーナ「うーんどうだろ?僕は落ちこぼれだし。」

 

え?そうなのね。見た感じだとクレアさんよりも強そうだからてっきり実力で友達と認められてるのかと・・・

結構謎な人なのよね、ニーナ先輩って・・・

 

そうしてクレアさんは見つからないまま平穏な日々は流れていき・・・

ついにテスト当日となったわけだが・・・

 

アン「問題発生ね・・・」

 

私は答案用紙とにらめっこをしていた。ぶっちゃけニワノ―家は勉学に力を置いている家柄なのでやろうと思えば全教科満点は取れる。けれどそれではモブ失格なので誰もが間違える問題ではしっかりと点数を落としておいて勉強してたらできる問題で点数調整を行ってきた。それを可能にしていたのは斜めにいるアイザック君と隣の席にいるクリスティーナさんだった・・・

 

前を見るふりをしつつアイザック君の回答を見てそれでもわからないときは隣をチラ見していたのだ・・・

 

そのアイザック君がまさかの欠席!隣をあまりちらちらと見たら怪しいし気づかれるリスクが倍増する・・・とりあえず正解は書いてるけど満点になってしまう・・・どこで間違えるのが正解かをクリスティーナさんの答案で確認しないといけない。

彼女に怪しまれないようにするには・・・首だけを高速で振ってみるか・・・

しかし早く動かしたら爆風で誰もがペットボトルロケットのように吹っ飛んでしまう可能性がある。

 

アン「でもやらないと目立つし仕方ないか!」

 

今こそ幻の49個目の奥儀を見せるとき・・・

 

ズガンっ!!

 

・・・なんか突然クレアさんが教室に落ちてきたんだけど・・・

 

クレア「私を渡すわけにはいかないってどういうこと!?」

 

先生「クレア・カゲノー、ここは君のクラスではない。」

 

クレア「あの・・・その・・・失礼しましたー!」

 

クレアさんは大慌てで退出してしまった・・・

後で呼び出し確定ね・・・予想以上に進行してたわね・・・

 

アン「でも間違った回答は見事ゲットね。」

 

シドもカンニングが成功したようで笑顔だった。

 

 

シェリーの話、救済ルートに書き換えた方が良いですか?

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