sideアン
テストが終わった夜私たちは夜の中を散歩していた。
私たちは温泉の他にも好きなものがあって一つにこの夜の散歩があげられる。
最近ではなくなりつつあるけど前世では陰の実力者になるための現実と理想のはざまで揺れることもあった。そんなときは無心で修業するのもいいけど夜の散歩で自分を見つめなおすのも悪くない・・・静かな世界で月を見上げてればそれっぽく見えるし景観を損ねるストーカーがいればスコップで撃退する。
まぁ、そんなわけで私たちはちょくちょく夜の散歩を敢行してるわけなんだけど・・・
私たちのブームは学校の屋上から世界を見下ろすことよ。
シド「くくく・・・」
アン「この赤い宝石も月明りの下なら映えるというものよ・・・」
これを売れば陰の実力者としてほしいものを満たせるというもの・・・
そんな風にロマンスに身を浸らせていると屋上の隅から気配を感じた。
アン「しかも来ているのは欲しいリストにある暗黒蜘蛛の黒ローブとアンティークの銀の懐中時計じゃない!!」
シド「あの艶と深い黒、それに年代ものの輝きは間違いない・・・」
見た目はなんか泥棒そうだし盗んでも問題ないわよね?
闇蜘蛛「予定より遅れているな図面と照らし合わせると・・・」
銀時計「そうね、慎重にいかないと・・・」
うん、チラ見した顔とか発言がもうすでに彼が一流のシーフであることを物語っているわ!カッコいい・・・
そんな風に見とれているとシーフがこちらを振り返ってしまった。
闇蜘蛛「お、お前たちいつからそこに!」
銀時計「この時間に人がいるなんて報告・・・」
シド「あ、気にしないでください。散歩していただけなんで。」
ホントは黒ローブ欲しいけど・・・
闇蜘蛛「見られたからには消さねばならん・・・」
銀時計「その通りよ!コンビネーションの違いを・・・」
アン「やっぱりカッコいいわね、冷徹なシーフは・・・」
ガキン!!
私たちは振り下ろされる二刀流の鎌をそれぞれスライムスーツを硬化させて受け止める。
闇蜘蛛「防がれるとは・・・お前たちただの学生じゃないな・・・だが俺たちは暗黒微笑よりつよい!」
銀時計「ここで死ぬのよ!!」
え?誰?とりあえず私たちは流麗に躱してそれぞれスライムで鉤爪と膝に刃を出してシドは思いっきり胸に突き刺して心臓をえぐり私は腹に強烈な膝蹴りを入れた。
闇蜘蛛「バカな・・・こんなところで学生に・・・もうしわけありませんフェンリル様・・・」
銀時計「そんな・・・ぐぅ・・・」
やれやれ・・・カッコ良かったのに無駄な殺生をしてしまったわ。
死体の始末はどうしましょうか・・・
シド「ローブは奪えたし落としちゃおう。」
ずしゅっ!
あ、銅像の剣に突き刺さった・・・知ーらない・・・
白い霧が出た気もしたがそんなことより黒ローブと銀時計ね。
案の定朝になると串刺しの死体があってアレクシアが事態を深く飲み込んでたけどシドが雑に処理しただけなのをこうも繋げてくれることには感謝ね。
私がそうやってアレクシアの的外れな推測に関心していると首輪をつけられていた。
クレア「やっと見つけた・・・!!」
おっと・・・私たちは引きづられてクレアさんの部屋に入っていた・・・
クレア「よくも約束をすっぽかしたわね。」
どこことかしら・・・
クレア「おまけに嘘まで。」
アン「待ってくださいどの嘘ですか・・・?」
クレア「ニーナのことよ。」
え?そんな嘘ついたかしら・・・
シド「あれには複雑な事情があって・・・反省してます。」
とにかく反省しないと首絞め地獄からは逃れられない・・・
クレア「二人はそのままね・・・私は貴方たちを守る為ならどんな強大な敵とも戦える・・・」
えっと・・・また病気が進行してる感じ?
クレア「学園に強大な組織の魔の手が迫っているの。私は謎を追うわ・・・でも二人のためなら立ち向かえるわ。」
シド「頑張れー・・・」
クレア「ちょっとアウロラ、感動の場面なんだから静かにしてくれる・・・え、恥ずかしいからやめろ?」
アン「クレアさん?」
クレア「ち、違うのよ!これは一人事で・・・」
まさかもう末期まで・・・真面目な人ほどかかったらヤバいっていうけど・・・
シド「姉さんは絶対に死なないよ。」
クレア「シドー!!アン!!絶対に帰ってくるからね!」
抱きしめられて背骨いたいし終わってほしいんだけど・・・
シェリーの話、救済ルートに書き換えた方が良いですか?
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はい
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いいえ