sideアン
クレアさんが帰ったその日の夜、私はギュウとメーが買ったというミツゴシ商会のトランプでババ抜きしながら遊んでいた。懐かしいわねババ抜き・・・私も七陰に遊び方伝授してよくやったわ。ガンマやアルファがポーカーフェイスでなかなか苦戦したけどデルタやベータが顔に出やすかったのは良い思いでね。
ギュウ「また負けた・・・」
メー「アンちゃん強すぎでしょ・・・」
アン「さぁ、もう夜も更けてきたし私の勝ってことでお金を徴収するわよ。」
そうしてかけていたお金をもらい解散となった。
ギュウ「やっぱりこういう無理のない賭けが一番楽しいわね。」
メー「ヒョロとかジャガなんかの無茶な男子の間ではミツゴシリボってところで借りてまでむしり取ろうとする奴もいるくらいよ。」
大丈夫、今頃シドにボコボコにされてるから。
そうして私はシドの部屋に向かうと・・・
ヒョロ「ちくしょー!覚えてろ!!」
ジャガ「あんなに練習したのにー!!」
捨て台詞を吐いて撤退する二人の姿があった・・・
アン「また二人で搾り取ったの?」
シド「これぞ弱肉強食。」
資金ボックスにお金を入れるシドはいつもより生き生きとしていたわ・・・
アン「そういえばシド今日は誕生日だったよね?はいこれ、ミツゴシの日本酒。私が教えた陰の叡知でガンマとイータに作ってもらった一品よ。」
シド「おぉ・・・そこまでになっていたかミツゴシの技術力・・・ではゼータに注いでもらおうかな。」
ちょうど隠れてるしね。
ゼータ「やっぱりバレてたんだ・・・」
そうして私たちはこれもガンマに作ってもらった升にお酒をゼータに注いでもらう。
ゼータ「主たちは誕生日が嫌い?さっきの二人がなんだか慰め合ってるような感じがしたから。」
アン「バレた?」
シド「人生の残り時間が減っている感じがするからね。」
こうして二人になってからはずっとお互いに慰め合ってるからね。
ゼータ「わかるよその気持ち。今夜は大事な話が合って・・・主たちは永遠の命が欲しいんだったね。」
シド・アン「もちろん。」
永遠の命があれば100年潜んだ後に・・・なんだ・・・あいつは!まさかあの伝説のプレイができる。強くてニューゲームを素でできるなんてこれほど喜ばしいことはないわ。
ゼータは過去のことを話し始めた。昔は姫君だったこと、弟を惨殺されて馬車に乗っていたところを私たちの助けられたこととかね・・・
ゼータ「私は捨て猫。主たちに拾われたちっぽけな子猫、だから主たちの望む世界がなんなのか考えた。ちょっぴり難しかったけど。」
そうなのね・・・
ゼータ「主たちは先を見据えている。私も同じ。」
シド「そうか・・・」
ゼータ「やっぱり止めないんだね。」
アン「その選択を否定はしないわ。」
ゼータ「主たちは優しい、それが枷になっている。」
そうかしら?自分でも気づかないうちに甘さがあったのなら直さないとね。
ゼータ「私は主たちの代わりに世界に恨まれる。それが私の使命だから・・・その時が来たら私を切り捨てて・・・」
か、カッコいい・・・
ゼータ・・・そこまで設定を煮詰めてたなんて・・・私たちは眠る時間になってもそして翌日の授業中にもゼータのセリフに魅了されていた・・・
シド「構わない。それが世界に必要なのだとしたら我は恨まれよう。それこそが我が使命。」
アン「例え、刃を向けられようとも我が信念、折れるものではないとしれ・・・」
だからこそこうして夕方の屋上でセリフの練習をしていた・・・
シド「こういう展開もありだな。」
そう・・・世界に反逆する二人、シャドウとガーデン
彼らは世界を守るため罪を背負うのだった・・・あれ?
アン「なんか私たち似たようなことしたような・・・」
シド「そうだ、シェリーの時に・・・」
ーもし貴様にできるのなら世界中の罪を持ってくるがいい・・・我らはそのすべてを引き受けよう・・・-
ーこの刃は信念の刃・・・我らは我らの道を行くー
やっぱりカッコいい・・・夕焼けの屋上とベストマッチを起こしてるわ。
シド「陰よ。食らいつくせ。」
アン「懺悔せよ。断罪の刃は振り下ろされた。」
こうしてよく鍛錬したわね・・・前世を思い出してより一層完璧さを求めたくなるわ。
そうして私たちは右手を掲げ・・・
アン・シド「くる!」
そう叫ぶとあたりに霧が立ち込めた・・・
これは間違いなくイベント発生の雰囲気ね。
私たちは早速情報収集を開始するのだった。
シェリーの話、救済ルートに書き換えた方が良いですか?
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はい
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いいえ