陰の女実力者になりたくて   作:ikkun

58 / 60
影の実力者は高級バーでしたり顔

sideアン

テロリスト事件が終わってしばらくしたころミドガル学園の学年末筆記テストが終わった・・・

 

ギュウ「は~なんとかなって良かった!」

 

メー「うん!アンちゃんの教えのおかげですー!」

 

アン「はいはい、実技は期待しないでよね。」

 

私は二人よりかは成績がいいので普通に勉強会と称した女子会をするモブをするために二人に勉強を教えていたのでこの分ならこのメンツで二年生になれるでしょ。ヒョロとジャガは知らないけど。シドはニーナ先輩のカンニングペーパーでなんとかなったみたい。そういえばクレアさんが意識不明だけどクレアさんはどうなるのかしら?内定は決まってるけどもしかして取り消し?保留?卒業してモブとしての人生をやりやすくしたいんだけどなぁ・・・

 

そうして実技の予定を話した後私は廊下を歩いてたんだけど・・・

 

クリスティーナ「ごめんなさいカナデ、私の実力不足で・・・」

 

カナデ「そんな・・・これから私どうすれば・・・まさかエライザ様が無罪になるなんて・・・」

 

あの泣いてる女の子・・・そうだ、あの霧の中助けた女子ね。

私はあえて二人の前をモブっぽく通り過ぎる。しかしあれほどのことをしても無罪なんて羨ましいわね・・・そうして私はシドの元に向かった。

 

アン「こんばんわ。また圧勝したの?」

 

シド「あぁ、圧倒的な勝利とは空しいものだ。」

 

ヒョロとジャガから巻き上げるの半ば作業と化してたからね。

 

アン「ヒョロとジャガが借りて私たちが使う・・・まさに完璧な循環ね。」

 

シド「そうだ、ミツゴシ制のトランプ貰ったんだけどいる?」

 

それホラーテイストの奴じゃないの、押し付けないで。

 

アン「それよりも鍛錬しましょう・・・あれ?これって・・・」

 

私は制服から何か落ちたことに気づいた。

 

シドも同じものを見つけたみたい・・・何々・・・ロイヤルミツゴシ高級バー会員証・・・

 

アン「そうだ、ガンマがくれたのすっかり忘れてたわ・・・」

 

シド「どうせパクッてるからってスルーしてたね・・・でも・・・」

 

憧れもあるのよね・・・

 

アン「もしかしたら友達割引してくれるかもしれないし・・・丁度アルファからもらったスーツもあるから行ってみましょう。」

 

シド「そうだね。」

 

私たちは素早く着替えて夜の街に繰り出した・・・

 

しばらくして・・・

 

アン「会員証によればここね・・・」

 

シド「繊細な細工の看板に彫刻・・・隠れ場的な雰囲気・・・ガンマめ分かってるな・・・」

 

中に入ると光量の抑えられたペンダントライトが星のように輝き床の木の板の色彩と見事なまでな調和を保っている・・・

 

アン「店員さん、素晴らしいインテリアとオーナーに伝えてちょうだい。」

 

カイ「ありがとうございます。」

 

オメガ「お二人は顔パスですのえどうぞ、こちらに。」

 

私が店員さんに話しかけると二人は示し合わせたかのようにカウンターに案内してくれた。

 

アン「ブラッディ・メアリを一つ。」

 

シド「なかなかオシャレなの言ったね・・・ウォッカマティーニを。」

 

カイ「かしこまりました。」

 

ふふふ・・・なかなかオシャレに決まったわね・・・

 

シド「あれ?この世界にウォッカなんてあったかな?」

 

アン「忘れたの?私が日本酒教えたのと同じ時期にアンタも負けじと教えたじゃん。」

 

シド「そうだった・・・」

 

まぁ私も調子にのってカクテルとか色々教えちゃったけどね!

 

アルファ「二人とも来てたのね。」

 

アン「あら?忙しいのに来てくれたのね。」

 

付き合いに来てくれるなんて優しいのね。

 

アルファ「ガーデンはともかく、シャドウはお酒が苦手だったでしょ?」

 

シド「そんなこと言ったか?」

 

まぁシドはアルコール全般味がわからないからね。ほとんど魔力で無効にしてるし・・・ちなみに私は肝臓に届くまで楽しみたい派。

 

アン「そういえばウィスキーまで完成させたのね。それにカクテルも。」

 

アルファ「ようやくね。ココでしか提供してないし市販はしてないけど試飲した貴族には日本酒同様高い評価を受けているわ。」

 

あはは・・・調子に乗り過ぎた…

私たちは反省ぎみに酒を飲み干す・・・

 

アルファ「そのスーツやっと来てくれて嬉しいわ。」

 

アン「気まぐれよ・・・それよりミッションはどうなったの?」

 

久しぶりにアルファとごっこ遊びでもしましょう。

 

アルファ「ミッションは順調、報告書で伝えた通りよ。」

 

シド「あぁ、あれならミッションをコンプリートする間に読んでおいた。」

 

嘘である。ホントは訳の分かんない文字が並んでいるので片っ端から魔力で焼却してるのよね・・・

 

アルファ「まさか・・・脳の処理速度を・・・!」

 

ふっ・・・

 

アルファ「まだ話せない技術なのね・・・でも訓練は続けているからその時が来たら教えてちょうだい。」

 

シド「期待しているぞ。」

 

アン「ミッションの詳細な進捗、レポートの客観的な視点だけでなくあなたの視点からの進捗も聞きたいわ。」

 

アルファ「ローズオリアナは女王として戦うことを決めた。」

 

そう・・・フィクサールートもまだまだ楽しめそうなのね・・・

 

シド「全て当初の計画通りだな。」

 

アルファ「初めから見えてたのね。彼女に気をかけてたから嫉妬しちゃった。」

 

アン「彼女は計画に必要な駒よ。」

 

アルファ「えぇ・・・奴らを表舞台に引きづるためのね。」

 

 

アルファ「貴方たちは昔から変わらない・・・ずっと大きい夢を追い続けている。でも準備が整ってきた。そうでしょ?」

 

アン「まだまだ小さい一歩だけどね。けれど最初の一歩を謝れば・・・」

 

アルファ「大丈夫、オリアナ王国は資本と技術を投入して改革しているわ。」

 

シド「ならばいい。」

 

アルファ「後はミドガル学園の事件だけどゼータから報告書が届いたわようやくね。毎回遅いのよ。」

 

アン「いつものことじゃない。結果は出している。」

 

アルファ「そうだけど。シャドウも言ってあげて。」

 

シド「アンの言う通りだと思うが・・・」

 

アルファ「全く二人とも・・・でも半日足らずで壊滅させたのは怪しい・・あの子のことだから報告してないものがあるのかも・・・あとクレアさんの件だけど・・・」

 

 

アン「それなら寝かせておけば大丈夫よ。」

 

どうせ留年なんだからせめて静かな時が一秒でも続いて欲しい・・・

 

シド「そういえばテロリストの件だけど・・・エライザって副会長無罪になったんだけど気になるな・・・」

 

どうやって無罪になったのか。

 

アルファ「彼女の父は腐敗の象徴ともいえる派閥の長・・・13の夜剣の長なの。彼らはそれぞれが権力者・・・教団や他の犯罪組織とも関係が深いわ・・・」

 

つまり影の支配者ってこと!!?

 

アルファ「事件の処理に関わってたのはゲーテ・モーノ伯爵。末席だけど検察のエース、今回も確固たる証拠なしとして不起訴になったんでしょうね。」

 

なかなか悪そうな顔ね・・・他の12人の顔も見せてもらう。

しかしこれは良いムーブができそうね!早速準備に取り掛かりましょう!私たちは代金をつけにして準備をするために立ち去るのだった・・・

 

 

 

シェリーの話、救済ルートに書き換えた方が良いですか?

  • はい
  • いいえ
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。