陰の女実力者になりたくて   作:ikkun

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モブ式奥儀を見せるとき!

カッコ良く陰の実力者をこなした翌日。私はギューとメーによってブシン祭りに参加することになってしまった・・・

シドもヒョロとジャガに嵌められたようで大会出場させられたようである・・・

 

シド「余計なことを・・・」

 

アン「私は絶対に出ないわよ・・・」

 

ニュー「わかっております。」

 

そして今は変装したニューの報告を聞きながら今後の乗り切り方についての会議中である。

もちろん四人には腹パンを食らわせておいた。

 

ニュー「教団の目的の一つに薬物と洗脳で魔力適正のある子どもや貧民の子供をディアボロスチルドレンを作る。長年続いていることです。」

 

ニューの設定も中々面白いね・・・先日の辻斬りをこうも上手くつなげるとは・・・目下の問題は・・・

 

ニュー「教団の目的はシャドーガーデンを名乗り我々を誘い出すことでしょう。」

 

シド「余計なことを・・・僕は出ないぞ。」

 

アン「でもネームドも来てそうだよ?」

 

シド「確かに・・・」

 

有名な人と戦うモブ・・・無限の可能性が得られそうだよね・・・!

 

ニュー「はい、アン様のおっしゃる通り王都でネームドのチルドレンファースト反逆遊戯レックスが現れました。」

 

シド「なるほど・・・アンの言う通り根源的な目的に照らすなら用意されたものであっても取りうる手段はある・・・」

 

そういうこと!そうとなったら煮詰めないと!

 

アン「ニュー、ごめん。私たちは早速煮詰めないといけないから。」

 

シド「これは好機だからね・・・」

 

私たちはあるものを完成させるため早速準備に取り掛かることにした。

 

 

そしてついにきた大会当日!私の対戦相手は・・・

 

クレア「まさか貴方が相手とはね!」

 

アン「私もびっくりです!」

 

三年のクレアさんだった!この学園でも名が通っており私なんかは名前も覚えられてないまさにモブ中のモブ!今まで研鑽を重ねて来た機会を見せるとき!

 

クレア「手加減はしないわ!あなたの全てを見せて!」

 

アン「はい!」

 

私とクレアさんは構えてついに戦いの合図がなった!

 

審判「はじめ!」

 

その声と同時に私たちは突っ込む・・・!

クレアさんの剣は昔よりも早いし上手くなったけどやっぱり私にはスローに見える。

私は意識的にゾーンに入る中剣をギリギリまで引き付けてベストなタイミングで血糊を口に放り込み体をくの字に折り曲げクレアさんの横なぎにもろに当たる!

 

アン「きゃああああ!」

 

くの字に吹っ飛ばされた私は血反吐をジェット噴射のように吐き出しながら壁に衝撃を殺しつつも破壊力抜群のような演出になるように手で亀裂を入れた!

 

これぞモブ式奥儀・・・!くの字型ブラッディジェット!

 

審判「勝負あり!勝者クレア・カゲノー・・・」

 

アン「まだです!まだ私はやれる!」

 

クレア「そうよ・・・貴方はそうでなくちゃ!」

 

クレアさん本当に感謝します・・・貴方が熱い性格で!

 

アン「まだだ!まだまだ・・・!」

 

私はそうして奥儀を披露していったのだが・・・

 

審判「勝負あり!勝者クレア・カゲノー!」

 

なんと無粋な審判が無理やり勝利宣告をしてしまったのだ!

 

アン「ちょ、ちょっと待ってまだ奥儀は36は残って・・・」

 

クレア「そうよ!彼女はまだ戦える!」

 

審判「二人とも運び出してくれ!一人は重傷だ!」

 

あぁあああ!晴れ舞台がぁあああ!

 

 

 

その後シドも生徒会長のローズ先輩と試合をしたそうだが結局奥儀は全部出せなかった・・・・保健室から抜け出した私たちは愚痴をこぼしていた・・・

 

アン「クソ審判め・・・あの時止めてなかったら・・・」

 

シド「ポジティブに考えよう。出せる機会はまだあるさ。」

 

そう思いましょう・・・私がそう思ったときシドが助けた桃色髪の女子生徒・・・噂を聞くに国内一の頭脳を誇るシェリーバーネットが声を掛けてきた・・・

 

シェリー「あの・・・お怪我は大丈夫ですか?」

 

な、なんかあの時より顔赤くない・・・?

 

アン「ねぇ?シド、アンタチョコ貰った翌日なんかした?」

 

シド「あぁ、思い出したチョコあげたんだ。」

 

え?転ぶの助けた女の子にチョコを上げた・・・そんなの・・・

 

アン「ただのラブコメの主人公でしょうがー!!」

 

シド「ぐへっ!」

 

シェリー「えぇ!?」

 

もう知らない!もう知らないんだからー!!

私は走り出していた・・・一緒にモブ道を究めようとした人からの裏切り・・・私は空の晴天を見てサンタに裏切られた日も冬なのに空が晴れ渡っていたのを思い出していた・・・・

 

そして翌日・・・

 

シド「ねぇ~ネームドキャラだって忘れてたんだって~許してよ~。」

 

アン「ぶぅー・・・」

 

今日は生徒会からの報告があるらしくローズ先輩も来ていたが私は先日の裏切りも含めて不貞腐れていた・・・

 

シド「シェリーちゃんアンとも友達になりたいって言ってたから同じだよ同じ。」

 

アン「まぁ、ネームドキャラの近くの方がモブの行動にも魅力が出るもんだしね・・・」

 

そうして許したときだった・・・

 

シド「あれ?スライムの形が保てない・・・」

 

そうシドがトレーニング器具にしていたスライムが形を崩し始めた・・・

 

ガッシャ―ン!

 

「我らはシャドーガーデン・・・この学園を占拠した・・・!」

 

黒ずくめの男たちが言ったとき私はさっきの不機嫌なんて一瞬で吹き飛んだ!

 

シド「やりやがった・・・!」

 

そう!私たちが夢見たあのシーン!青春妄想の一ページ!学園がテロリストに占拠されるシーンを・・・

 

シド・アン(本当にやりやがったー!!!)

 

私たちは歓喜に満ち溢れていた・・・!無限の可能性が広がる中ローズ会長がテロリストを倒そうとするが魔力が散っていく!

 

圧倒的な力の差になすすべのないネームドキャラ・・・そして斬られるのは当然・・・!

 

シド・アン「やめろー!!」

 

ローズ先輩を突き飛ばし私たちは横の斬撃を二人係で受け止めた!

 

占拠序盤で真っ先に斬られるモブ・・・完璧・・・!

シェリーの話、救済ルートに書き換えた方が良いですか?

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