TUONI ~闇を被った死神~   作:サークル『熊の巣穴』

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Epilogue 8 2/2

終了装置(Terminators):基礎情報

 

 次元渡航技術を持ち、かつ他の次元に対して強い害意や侵略性、実行能力を持つ組織・生物群・個人の中でも極めて危険なものを指す。

 現状3つが指定されているが、いずれも我々や同盟関係にある次元に出現せず、かつ根拠地の特定に至っていない。

 偵察隊では遭遇した場合、あらゆる状況下においても一切の接触・交戦が禁じられ、遠隔での監視のみ許可されている。

 これらの対処に失敗した全ての世界では、生命の消滅あるいは同化が報告されている。

 

 

収穫者達(Harvesters)

種族:人間(推定)

 唯一撃退された例が確認されている終了装置。

 その目的は資源の確保であり、使い物にならない低品質のものを除く、すべての資源を収奪していくため襲われた次元に有用な物質は残らない。

 意思の疎通は可能だが、現地生物を資源の一部としか認識せず、対話は時間稼ぎ以外に意味を成さない。

 収穫者達の強さはその技術力のみならず、無限と思われるその数にあるため時間稼ぎに乗ること自体悪手である。

 彼らの軍隊には真人間が一切存在せず、採取したデータから有機生命体は全て人間を基とした遺伝子改変済みの人造人間と推測される。

 放棄した兵器類や傍受・解読したデータを分析したところ、彼らの言語はV3系世界で用いられることの多いキリル文字が使用され、中でもロシア語に近い文法が用いられていた。

 また、暗号文には父と呼ばれる人物へ送信したデータが存在している。情報部ではこの父とされる存在が彼らの雇用主あるいは創造主ではないかと推測している。

 収穫者達の行動は同時多発的で、かつ極めて大規模ながら我々や同盟関係にある次元を襲撃した例は存在しない。次元と次元の接触は常に天文学的低確率ながら、皆無は考えがたい。彼らはこちらの存在を認知し、交戦を避けていると考えるのが妥当か。

 終了装置の中では渡航技術が最も常識的なもので、侵攻早期に渡航手段を無力化した例が唯一の撃退例である。

 

 

同化主義者(Assimilationist)

種族:ウイルス

 あらゆる有機物を分解、再構築し自身と同じ存在へと作り変えるウイルス。

 防護手段は一切通用せず、成人男性程度はものの5分で解体・再構築される。工程が開始された場合、救助する手段は確認されていない。

 特定の次元の生物にのみその能力を発揮し、別次元へ持ち出された場合瞬時に無力化される。(分解・再構築中は除く)変異の可能性を考慮し、サンプルの採取は一切禁止され、曝露した人間は処理されます。

 上記の特徴から特定次元の生物を死滅させるための生物兵器と推測される。しかし、死滅させた後の次元に干渉する存在は確認されず、このウイルスを散布する手段・目的は明らかになっていない。

 撃退例なし。

 

 

虐殺者(Genocider)

種族:人間(推定)

<権限がありません>




ちょっとだけ世界観を開示しました

本日連投です 2/2
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