今回は水着回の後編もといデュエル回をお送りします。
ちなみに前回告知した通り莉々と結夢のデュエルになりますが、今回結夢は本編の後書きに記載したデッキとは違うものを使用します。何を使うのかは今話を読んでいけば明らかになるのでお楽しみに。
それでは、どうぞ。
プールにも関わらず突然始まったデュエマ。だが何処に行ってもデュエマをするのは
片や名家のご令嬢、片や一国のお姫様。ましては(傍から見れば)気品溢れる淑女同士という対戦マッチにはギャラリーも騒がずにはいられなかった。
「「(この勝敗、颯樹(兄)様の前で無様な姿は見せられませんっ…!)」」
だがギャラリー達は知らなかった。自分達が思っている事とは想定外の一言では片付けられない程の展開が起こる事に……。
【莉々 ターン1】
「私のターン。マナチャージしてターンエンド」
手札5→4/デッキ30/マナゾーン0→1/墓地0
【結夢 ターン1】
「わたしのターン、ドロー。マナチャージをしてターンエンドです」
手札5→6→5/デッキ30→29/マナゾーン0→1/墓地0
まず最初の1ターン目はお互いがマナチャージをしてターンを終了する展開となった。
【莉々 ターン2】
「私のターン。ドロー、マナチャージ。2コスト支払い《
手札4→5→4→3→4/デッキ30→29→28/マナゾーン1→2/墓地0→1
最初にクリーチャーを召喚したのは莉々からであった。莉々のバトルゾーンには腕を交差させた膝の部分のブレードが弦楽器になっている水色のクリーチャーが現れた。その後は効果で手札を1枚ドローしたと同時にターンを結夢に明け渡した。
【結夢 ターン2】
「わたしのターン。ドロー、マナチャージ。2コスト払い呪文《「この私のために
手札5→6→5→4/デッキ29→28→27/マナゾーン1→2→3(その内裏向き1)/墓地0→1
一方の結夢は下準備のためか、マナ
【莉々 ターン3】
「(何故マナが裏向きに?何かワケがあっての事でしょうか……?だがそんなのは関係ありません。何かあると分かっても踏み込まなければ何も物事は進みません!)私のターン。アンタップ、ドロー、マナチャージ。3コスト支払い《
手札4→5→4→3/デッキ28→27/マナゾーン2→3/墓地0
莉々のバトルゾーンにドラゴンのぬいぐるみに騎乗したカウボーイに酷似したクリーチャーが現れた。そのクリーチャーはバトルゾーンに登場すると手に持っている拳銃で乱射していた。
「バトル、まずはAQ vibratoでシールドをブレイク。その時、【革命チェンジ】」
莉々がバトルをそう宣言すると、バトルゾーンにいるAQ vibrateがシールド目掛けて突進すると同時に莉々の手札から一体のクリーチャーが姿を現した。そのクリーチャーは、全身が
「
手札3→4→3→5→4→6/デッキ27→26→24→22/墓地0→1
カラクリバーシはデッキの1番隣にあるシールドを自身の前足の爪で大きく薙ぎ払ってシールドを破壊した。
「シールドチェック…ヒット。シールド・トリガー、呪文《「この私のために
マナゾーン3→4(その内裏向き2)/墓地1→2
「ターンエンドです」
手札6/手札22/マナゾーン3/墓地2
【結夢 ターン3】
「わたしのターン。アンタップ、ドロー、マナチャージ。まずは2コスト支払い、D2フィールド《Dの寺院 タブラサ・チャンタラム》を設置します。更に3コスト支払い呪文《シャングリラ・クリスタル》発動。山札の1番上のカードを裏向きのままタップしてマナゾーンに置きます。更に【水晶武装2】発動」
手札4→5→4→3→2/デッキ27→26→25/マナゾーン4→5→6(その内裏向き3)/墓地2→3/シールド4
次に結夢が行なったのはマナ
「【水晶武装】、ですか……?」
すると此処で結夢の口から聞いた事がない用語が出たので莉々は思わず聞き返した。自分の方がデュエマ歴は長いので、(【アビスラッシュ】などのごく一部を除けば)色んな用語は耳にしたり頭に入れているが、【水晶武装】という用語は聞き覚えが無いのだ。当然見学しているギャラリー達も聞き覚えすらないので頭に疑問符を浮かべながら
「マナゾーンに裏向きのマナが一定数あれば追加効果を発動する能力です。今回は2枚裏向きのマナがあるので追加効果、山札の上から1枚裏向きのままマナゾーンに置きます。これでターンエンドです」
手札2/デッキ25→24/マナゾーン6→7(その内裏向き4)/墓地3/シールド4
【莉々 ターン4】
「まさか3ターン目でマナが7枚も……侮りました。ですがマナの差など私にとっては苦ではありません。私のターン。アンタップ、ドロー、マナチャージ。AQ vibratoを2体召喚。登場時効果で1枚ドロー、それを2回です。行きます、カラクリバーシでシールドをブレイク。その時、【革命チェンジ】」
手札6→7→6→4→6/デッキ22→21→19/マナゾーン3→4/墓地2
AQ vibratoを2体召喚して手札補充をした莉々は、何か罠があると理解していても何もしない訳にはいかないので、すかさずシールドをブレイクする事を専念した。
するとカラクリバーシの背後から、神輿に近い和風の城を模した要塞型で、将棋の『王将』と炎と氷の龍の首がつけられたクリーチャーであった。カラクリバーシはアタック中に一度バックステップでそのクリーチャーに飛び乗って莉々の手札に戻って行った。
「《
「血迷いましたか?vibrateは召喚酔いでアタックできませんよ?」
「残念ながらそうはなりません。カクメイジンがバトルゾーンにいる時、私のマジック・クリーチャーはスピード・アタッカーを得ます」
「なんですって⁉︎」
まさかスピード・アタッカーを得る効果まで把握していなかったのか、結夢は驚きを隠さなかった。一方、莉々のデュエルを見学していたかすみは目を逸らしながら表情を曇らせた。
「どうしたんだかすみちゃん?」
「いや…以前莉々先輩とデュエルした時にあのデッキ相手に今やった事をやられましたので……あの時はカラクリバーシから瞬閃と疾駆と双撃の決断、その後カラクリバーシからカクメイジンに革命チェンジしてからの墓地から瞬閃と疾駆と双撃の決断のコンボで一気にそのターンのうちにフィニッシュさせられました……」
ギャラリーの内の1人がかすみを尋ねるも、彼女の口からとんでもない事実が明らかになった。それを聞いた1人や周りにいたギャラリー達は、かすみに同情すると同時に結夢に合掌する他なかった。
「さて、バトルは続きます。カクメイジンはW・ブレイカーを持っていますよ?」
カクメイジンの龍の首が両端のシールドを破壊した。
「シールドチェック…トリガー無しです」
手札2→4/シールド4→2
「では効果が付与されていないvibrateでシールドをブレイク。その時【革命チェンジ】。カラクリバーシを召喚。1枚ドローして手札から《ディライト・ディフェンス》を発動して全てのクリーチャーをアンタップして次の私のターンの終わりまで私のバトルゾーンのクリーチャーはブロッカーを得ます」
vibrateとカラクリバーシはまたハイタッチしてそれぞれが手札に戻り、バトルゾーンに現れると残りのシールド2枚のうちの1枚を爪で薙ぎ払った。
「シールドチェック…ヒット。シールド・トリガー、呪文《ベートーベン・キューブ》発動。山札の上から2枚をマナゾーンに置きます。その時、チャンタラムの効果でマナに置かれたカードを1枚裏向きにします。《ベートーベン・キューブ》の効果処理を再開させます、その後は自分のターンの終わりまで貴女は攻撃可能なクリーチャーがいたらアタックしてください」
手札4→5→4/シールド2→1/マナゾーン7→9(その内裏向き5)墓地2→3
「無論そのつもりです。このターンで決着はつきますので意味はありませんが」
「まだ《ベートーベン・キューブ》の効果は終わってませんよ?【水晶武装4】発動、山札の上から3枚見てその中から『アンノウン』か『ゼニス』クリーチャーをタップして召喚します……ヒット、行きます。《偽りの名 スコーピオ》を召喚。スコーピオの召喚時かわたしのターンの始めにマナを1枚裏向きにします」
マナゾーン9(その内裏向き6)
バトルゾーンにまだ鎮座されているキューブから1体のクリーチャーが権限した。その名の通り、サソリに酷似している1体のドラゴンであった。
「(あのクリーチャーはブロッカーのようですが、残すのはマズイですね。しかしそうなると次にトリガーを踏んで攻撃が止まる事も考えるとシールドをブレイクしてトドメを刺した方がいいですね……)AQ vibrateでシールドをブレイク」
そして最後のシールド目掛けてAQ vibrateが特攻を仕掛けた。そして結夢のシールドは破壊された。
「シールドチェック…ヒット。シールド・トリガー、呪文《サスペンス・ザイン》発動。カクメイジンのパワーを-15000します」
最後もシールド・トリガーで、呪文の効果でカクメイジンはパワーが0以下ななったため、爆発を起こしバトルゾーンを離れた。
「ですが…vibrateはアンタップして「無駄です」…⁉︎」
カクメイジンが破壊された直後に莉々が見たのは、残りのクリーチャー全てが破壊された光景であった。
「何故クリーチャーが……⁉︎」
「《サスペンス・ザイン》の【水晶武装4】の効果で選択した相手クリーチャー全ては-6000されます」
《サスペンス・ザイン》の追加効果でパワー0以下にさせられたため、莉々はターンを結夢に明け渡す他なかった。莉々のではは4枚とそこそこあるため、このターンは諦めて次のターンでトドメを刺す事にした。だがしかし莉々はまだ知らなかった、次のターンが来ても結夢にトドメを刺す事が出来ない事に……。
【結夢 ターン4】
「わたしのターン。アンタップ、ドロー、マナチャージ。スコーピオの効果で1枚を裏向きにします。さて…貴女は次のターン以降、何も出来ない事を宣言しましょう」
手札4→5→4/デッキ24→23/マナゾーン9→10(その内裏向き7)/墓地5/シールド0
「『何も出来ない』……?それは私に対しての挑発と捉えてもよろしいでしょうか?」
自分のターンが回ってきて、結夢は早々に勝利宣言するも、莉々には癇に障ったようで額に青筋を立てながら結夢を睨みつける。しかしそれに構わず莉々は手札の1枚のカードを掲げた。
「行きます。コストを支払い《クリス=タブラ=ラーサ》を召喚!」
結夢のバトルゾーンに、ハエを象ったクリーチャーが現れた。中央部には仏像に酷似した女性像が直立していた。
「……貴女、数すら数える事が出来なくなりましたか?そのクリーチャーのマナは18ですよ?」
しかし莉々はそのクリーチャーのマナコストをすぐさま指摘した。《クリス=タブラ=ラーサ》のマナはコストは18、一方で結夢のマナは10。当然、マナが全然足りないのだ。
「残念ですね莉々さん。マナ不足を
『【水晶ソウル】⁉︎』
またもや結夢の口からデュエマ経験者である莉々やギャラリー達ですら聞いた事すらない用語が出てきた。
「【水晶ソウル】はマナゾーンの裏向きのマナを指定された数だけの数値になります。今回の場合は3ですので、裏向きのマナは3です。そして合計で18になります。これでマナの数はちょうど18になるんですよ」
『裏向きのマナの数が変わる⁉︎』
「な…なんですか、その効果はっ⁉︎」
結夢の説明を聞いたほぼ全員は驚愕するしかなかった。たった数枚でデッキの半分に近いマナが形成されたのだから驚く他なかった。
「タブラ=ラーサの効果、相手のバトルゾーンか墓地のクリーチャーを数枚選んで『登場時効果』をわたしが使います」
「私のクリーチャーを…ですか……?」
「はい、そうです。では墓地のvibrateとカラクリバーシと
そう宣言すると、タブラ=ラーサの前に
「まずは5000VTの効果、相手の5000以下のクリーチャー全てを戻しますがバトルゾーンにいないため不発になりますが、次の相手ターン中は5000以下のクリーチャーは出せません。vibrateの効果で1枚ドロー。カラクリバーシの効果で1枚ドローして手札のツインパクト《
手札3→4→5→4/マナゾーン10→11(その内裏向き8)/墓地5→0
その後は莉々の墓地のカードを利用できる所を利用して自分のアドバンテージになるように繋げていった。
「更に終わりではありませんよ?チャンタラムの
「なん、ですって……⁉︎」
「更にもう2体のゼニスを登場させましょう……裏向きのマナ6つと普通の1マナ支払い《「戦鬼」の頂天 ベートーベン》、《「呪怨」の頂天 サスペンス》を召喚!」
更に結夢のバトルゾーンに、槍と盾を持った全身金色の騎士のようなクリーチャーと、右手に剣を持った一対の翼の生えた鋭角的な頭部が特徴のクリーチャーが現れた。
「ベートーベンの効果で山札の上から3枚見て《
「……分かりました」
「私はこれでターンエンドです」
手札3/マナゾーン13(その内裏向き10)/デッキ18/墓地0/シールド0
【莉々 ターン5】
「私のターン。アンタップ、ドロー、マナチャージ。ターンエンドです」
手札0→1→0/デッキ18→17/マナゾーン3→4/墓地10
しかし莉々の手札は0で、マナチャージをしただけですぐにターンを結夢に明け渡す他なかった。その時結夢は『計画通り』と言わんばかりに黒い笑みを浮かべていた。
【結夢 ターン5】
「私のターン。アンタップ、ドロー、マナチャージ。まずは6コスト支払い《
手札3→4→3/マナゾーン13→14(その内裏向き11)/デッキ18→17/墓地0/シールド0
此処で攻撃宣言をした結夢に対し莉々は険しい表情で身構えた。
「まずはサスペンスで
結夢のクリーチャーの効果で莉々の表情が曇り始めた。まさか自分の使うカードの効果を利用された上に、自分の行動を制限し始めるのだから。そしてサスペンスの剣はシールドを両端を残して破壊した。
「シールドチェック…トリガー無しです」
シールド5→2/手札0→3
「ベートーベンでシールドを
今度はベートーベンの持っている槍の一振りで莉々の残りのシールド全てを破壊した。
「シールドチェック…
「無駄です。ベートーベンはアンタップされます。もう一度ベートーベンでダイレクトアタックです」
そして、ベートーベンの槍は無情にも莉々の身体を貫くのであった。
「対戦、ありがとうございました」
「此方こそありがとうございました。まさか私も知らないカードを使うとは驚きました」
デュエルが終わると、結夢と莉々はお互いが健闘を讃えあうように握手を交わした。それを見ていたギャラリー達からは拍手が鳴り響いた。
「強い、流石プロだ。敵わないよ……」
「当然だ。私はプロだ。プロにはプロの意地があるのだよ」
「どうやら白咲さんと結夢さんも終わったようですね」
「本当に。タイミングもちょうどいいですね」
ちょうどその時、晴也と翼、千歌と優奈は莉々達より先にデュエルが終わっていたようで2人のもとに駆けつけてきた。
「そういえば京介さんや颯樹さん達はまだ終わってないんですか?」
「颯樹達はまだですが、京介さんと希美は終わってますよ。ですが…」
千歌は気まずそうに指差すと、その先には体育座りをしていていじけている希美の姿があった。
「何があったんですか?」
「メタられたようで思うように動けなかったそうです」
かすみは小声で何があったのか千歌に現状を説明を求めた。千歌も何が起きたのか簡潔に説明した。
「だって《
しかしかすみと千歌のヒソヒソ話を聞き取れはしなかったが何を言ってたのかは理解していたようで、希美は号泣しながら愚痴を飛ばしていた。
「《
京介は気まずそうしながらも苦笑いしながら自身のデッキに先程使ったカードの採用理由を話した。
……京介も1人の決闘者、無論勝つ為に自身だけでなく相手の使うカードやデッキの傾向も研究には常に欠かせない。それに相手は知り合い、もちろん相手の実力も充分に熟知しているから対抗策なども自然と頭に入ってくる。
「……でも楽しかったよ。またデュエルしようね」
「こちらこそ」
しかし希美もその点は理解しているので、まだ拗ねてはいるが京介と握手をした。
「あんた、強すぎよ……ちょっとは手加減して欲しいくらいだわ」
「チームの総大将。その首を簡単に取れるなんて、思わない方が身の為だよ」
そして颯樹達も無事デュエルが終わったのだが、2人のやりとりを見る限り軍配は颯樹に上がったようだ。咲恋も颯樹の強さを充分過ぎる程理解しているが、いざ対面したとなると話は別のようで思わず本音が漏れるほどである。
「……それもそうね。またやりましょ、楽しかったわ。たまにはこんな風にデュエルするのも悪くないと思うの」
「僕で良かったら、いつでもお相手しますよ。お嬢様」
しかし手加減する気は皆無なのは理解しているのでその話は終わって、再戦の約束を交わしながら右手を差し出して握手を求めた。颯樹もそれに応じて握手をするも、仕返しと言わんばかりに(颯樹にとっては)似合わない発言をした。
「何で京介といいアンタといい、そんなにキザなのよ……」
咲恋はそう言った呆れながら顔を真っ赤にさせた。いくら友達とはいえそんな事を言われたら誰もが咲恋のような反応をするのは無理もない。
「……颯樹くん?」
「……颯樹?」
「……兄様?」
「……颯樹様?」
しかしそれらを遠巻きに見ていた希美達はドスの効いた声で颯樹を尋ねた。しかも全員、
「少────ーしだけお話しようね颯樹くん?」
「大丈夫です、お時間はそんに取りませんので」
「待て、行くって何処にぃぃぃぃぃぃぃぃ⁉︎」
希美と千歌が颯樹の腕を掴むと、莉々と結夢を連れて何処かに連行していった。颯樹は助けを求めるも、全員颯樹や希美らと目を合わせずに見捨てるという名のバカンスを楽しんでいた。
その後は「裏切り者ぉぉぉぉぉぉぉ!」と叫ぶも、その直後に颯樹の断末魔が鳴り響いた。
「全く、今日は疲れる日だ……」
プールを楽しむ事約数時間後、颯樹は今ホテルの一室にいた。プールの後は全員でBBQを楽しんで、園長のツテでホテルに宿泊する事となった。
「……颯樹様」
颯樹がベッドに腰掛けている時に、突然結夢に抱きつかれた。ちなみに余談だが、部屋割りの際に颯樹と同室になるのは誰か揉める事態があったが、優奈の鶴の一声で黙らせた後、厳正によるくじ引きの結果、結夢が同室になった。
「どうした結夢?」
「わたくし、楽しかったです。これからももっと何処かに連れて行って下さい。そしていっぱい楽しい事をしましょうね?」
「……あぁ、約束する」
「それでは……」
そう言って結夢は颯樹をベッドに押し倒した。その後は2人の影が重なり、一夜に耽る事となった。ただ一つだけ言える事は…激しくも濃厚で充実した一時を過ごした、という事だけであった。
しかし彼らはまだ知らなかった。結夢が使用した《クリス=タブラ=ラーサ》によって、世界の運命を賭けた闘いに身を投じる事に……。
まずは読んでくださった方、お気に入り登録をしてくれた方、こんな拙作を応援いただきありがとうございます!こんな拙作読んでくれるだけでもありがたいです。
今回結夢が使ったのは【黒緑ゼニス】になりました。ちなみに本作の展開としましては、結夢はゼニスを使う事になりますので、その前兆も兼ねて使用させました。あと他にもゼニスを使うキャラはいますが…そこはネタバレになりますのでご了承下さい。
本作の次回の更新は未定ですが、本編でデュエマ講習会の話をお送りしたいと思います。
それでは、次回をお楽しみに。