グランドオーダー、始めました   作:クシャ

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また転生もの書いてるよ、こいつ…


プロローグ

例えば、自身が死ぬ運命にあると知っていたら、どうするだろうか?

 

意味がないからと、すべてを投げ出すか?

どうせならと、運命まで楽しむか?

 

 

俺は…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もちろん抵抗するで?魔術で

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

転生というものをご存知だろうか?

そう、いわゆるなろう系、二次創作等で最近よく見かける設定である

 

うだつの上がらない人生を送ってきた主人公が新しい世界で新しいからだと最強の力を使って無双する

という、ご都合主義の塊である

 

唐突にこの話をしだしたのにはもちろん理由がある

 

それは、この転生が現実に存在してしまったということだ

 

 

まぁ、俺のことなんだけども…

 

 

 

朝、目が覚めたら真っ白い空間で、真っ白なひげを蓄えたじいさんがいた

じいさんは自らを神と名乗り、俺が転生をするという事実を突きつけてきた

 

 

…絶望的な話を引っ提げてだが

 

それは、俺が転生する世界は俺が生まれた、ちょうど17年後に殆どの命が消える世界だという話だった

 

 

俺はおったまげた、それはもう、目玉が飛び出るほどに

 

しかし、このことは転生前の記憶を含め、俺の頭から消去するらしかった

 

俺は安堵したさ、どうせ転生なら記憶を保持したかったが、死ぬことを前提に生きるのは嫌だったからな

 

でも、まぁ、そうだ。今この段階でこの話をしているってことは、まぁ、うん

 

 

残っちゃったんですわ、記憶

 

事故なのかわざとなのか、もう確かめることはできないが

 

俺は絶望した、だいぶ深く

 

呼吸を忘れ、危うく死ぬところだったぐらいまで追い込まれたが、俺は開き直って思いっきり楽しむことにした

 

 

 

 

 

 

 

楽しむこと5年、5歳の俺は生まれ育った家が異能だらけの家、と言うか、魔術師の家だということ知った

 

そんでもって俺は魔術を習得した!

 

 

 

 

 

魔術師の家はどうやらその家ごとの特徴があり、その魔術で、根源?とやらにたどり着くのが魔術の果てらしい

 

俺の生まれた、『神凪(かんなぎ)家』の魔術は、生贄を使用する魔術だった

 

この生贄ってのは、なんでも良いのだ

 

例えば、虫とかの小さいものから人間、果ては無機物まで際限なく

 

効果は生贄を分解・再構成すること、そんでもって生贄を分解する際の副作用で魔力の生成

 

再構成によって生まれるものは生物から無機物まで、ちょっとばかし難しいけど魂などの文字通り次元の違うものを生成できたりする

 

 

 

俺はこの魔術を少し触って気づいたことがある

 

 

この魔術を使えば、不死身になる事ができるのでは…!?と

 

 

 

 

 

 

早速俺はそれを試すことにした

 

俺の青春はその魔術を作るためにすべて注ぎ込まれた

 

仕組みは、俺の体を生贄にして、俺の肉体を無限に作り変え続けるというもの

 

手始めに脳を作り変え、毎秒この魔術を行使しても脳がショートしないようにした

 

最初は耐え難い苦痛が絶えず体に降り注いだがなんとか気合と執念で実行した

 

俺の体を崩し続けることで、魔力リソースを無限にできた。

 

最終的には魂の方にも手を出した

 

自身を生贄に、自身を生み出す

 

コレによって俺は概念的にずっと誕生し続けている

 

つまり、どこかのタイミングで死んでもその場で誕生するから死なないという無茶苦茶な理論だ

 

多分、転生者でなかったら無理だった芸当だと思う

 

こんなことをしていたら、普通は魂が擦り切れて消え去ると父に言われた

 

過去、俺と同じことをして魔術回路を後天的に伸ばそうとした先祖がいたらしい

 

その先祖は3回目の自己改造で消滅したらしい

 

俺はその時点で雄に一万を超える回数の作り変えを行っていたので、先祖よりも魂が硬い

 

てか、この世界の住人全てよりも魂が強いんだと思う

 

 

まぁ、そんなこんなで俺は不死身になった!

 

そして、俺が17歳になる誕生日、世界は突然炎に包まれた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

えっなんで?

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