それでは、はい、よ〜いスタート(棒読み)
プロローグ 余りにも突然の命の危機
夜の道を、たった1人で歩く少年の姿があった。彼の名は「
「全く…甲種とはいえ夜中に撮りに行くんじゃなかったな…。全然被写体写ってないし…」
彼が覗き込んだカメラのディスプレイには、暗闇に僅かに見える新型車両の写真が表示されていた。
「まあでも、個人的には風流なのでヨシ!」
そう言って、彼はディスプレイから顔を上げる。しかし、その目前には、黒塗りの高級なクルルァが迫ってきていた。
(…え?)
一瞬、思考が停止した。その間にも、車は自分に迫ってくる。諦めて激突を覚悟していると、地面に突如として割れ目のような物体が現れ、景太はその中へと落ちていった。
(や、ヤバい!車には跳ねられなかったけど、このままじゃ死ぬ〜!)
そんなことを考えながら景太は落ちていって、やがて地面に激突し、気を失った…。
ーーーーーーー
(う、う〜ん…確か僕は車に轢かれそうになって…。)
やがて、目を覚ました僕は、周りの光景を目にして絶句した。
(ここって…『スキマ』の中か?)
そう、この空間は、八雲紫が展開する空間である「スキマ」そのものだったのである。
(ってことは…幻想郷って現実に存在したってこと!?)
景太の中には幻想郷が存在した、ということへの驚きもあったが、同時にこの空間への恐れも感じていた。
(やっぱり実際に入ってみると怖いもんだな…)
そう思った景太は、
「♪晴れの日の空〜気持ちを映して〜」
なんと歌を口ずさんだのだ。彼としてはこれで恐怖を紛らわそうとしたのだろう。しかし、
「綺麗な声ね」
「え…だ、誰…?」
後ろから声を掛けられたことで、彼の恐怖は一段と高まった。恐る恐る景太が振り向くと、
「ハアイ、驚かせちゃったかしら?」
と、紫色のゴスロリ服を着た金髪の美しい女性がこちらを向いていた。
「あ、貴女は…」
「ああ、いい忘れてたわね。私の名は八雲紫。貴方をここに連れてきた張本人よ。」
「なるほど…で、その目的は?」
「あら…意外と落ち着いているのね。…まぁ、目的っていうのは、貴方を私の世界…幻想郷に招待しようと思ってね。」
「えっ…?」
「たまには、幻想郷にも貴方のような外来人という新しい風を流すことも必要だと思ったのよ。後は…」
「後は?」
「私の計画に、協力してほしいのよ。」
ここで断る理由もないだろう。そう思った僕は
「分かりました。協力しましょう」
と、快諾した。すると紫は、
「ありがとう。じゃあ一旦、私の家に来て」
とそう言って、僕を家へと案内した。
読んでくれてありがとうございます!良かったら感想、高評価オナシャス!
小説内で出してほしい車両の鉄道会社を教えて下さい!
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JR東日本(東北)
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京成電鉄系列
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