さぁ、始まるドン!(ドンだー並感)
第1話 幻想の地で生き抜く
「さてと、ここが私の家よ。一部の者たちからはマヨヒガとも呼ばれているわ」
紫がそう告げる先には、何やら日本の古民家と思しき茅葺き屋根の家があった。僕がその家を見て呆然としていると、
「ほら、早く上がって。一緒にお茶でも飲みながら話しましょうよ」
と、紫に言われてしまったので、慌てて僕は靴を脱いで、
「お、お邪魔しま〜す…」
と言いながら家の中へと入っていった。
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「―で、何故紫さんは僕を幻想郷に?」
僕が紫さんの式神―八雲藍さんに淹れてもらったお茶を頂きながら紫さんに問うと、彼女は照れた様な様子を一瞬見せてから、ぽつぽつと理由を語り始めた。
「…私って、意外かも知れないけど、大の鉄ヲタなのよ。だから、外の世界で次々に新型車両が出る度に、それをこの幻想郷で走らせたいと思った。だけど…」
「周りの、猛反発を受けた…と」
「いえ、正確には受けると思った、ということ。こんな事話したって、無理な事だって感じたのよ。私が鉄ヲタということも、明かしたのは貴方が初めて」
「要するに、鉄道、そしてそれを愛する自分を受け入れられず否定されるのが怖い…そういう事になりますね」
「…そういう事。全く、情けないわね。幻想郷の賢者の一角を担っていると言うのに…」
そう零す紫さんの顔には、どこか抑えきれない悲しみが滲み出ていた。やはり、彼女も鉄道をこよなく愛しているのだろう。そんな彼女に、僕は元気を与えたかった。そして、やはり僕には同じ鉄ヲタとして、手を携えていきたいという思いがあったのだろう。気付けば、
「…紫さん。僕にできることであれば全力でサポートします。共に頑張りましょう!!」
と、そんなことを口にしていた。それを聞いた紫さんは、一瞬固まって、
「…え?いいの?貴方、私の計画に手を貸してくれるの?」
と、とても驚いた様子で僕の方に顔を寄せてきた。それに対して僕は、
「はい。恐らく紫さんの計画とやらも、幻想郷に鉄路を開く、という事ですよね」
「え、ええ、そうだけど…何故それを?」
「僕のような鉄ヲタをわざわざ幻想入りさせるなんて、そんな計画がない限りないことだと思ったからですかね…そうでしょ?」
「…そうね。という訳で、貴方には幻想郷で暮らしてもらう中で、鉄道の文化を広めて頂きたいの。」
「で、それが認知されたら、幻想郷に鉄路を開く、と…分かりました。出来る範囲で頑張ってみます」
「…ありがとう。感謝するわ」
そういう紫さんの目には、うっすらと涙が伝っていた。それを悟られたくなかったのか、彼女は顔つきを変えて、僕にこう告げた。
「そこで、貴方には幻想郷で普通に暮らせる程度…そうね、今の博麗の巫女である博麗霊夢くらいに強くなってもらいます」
「…え?」
それを聞いた僕の思考は一時停止して、そして、理解した途端、
「えぇ〜〜〜!!!!????」
と、思いっきり叫んだのだった。
いかがでしたか?今回から視点を主人公にしてみました。やっぱりこれが書きやすい…。
宜しければ高評価等オナシャス!
小説内で出してほしい車両の鉄道会社を教えて下さい!
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JR東日本(首都圏)
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JR東日本(東北)
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JR北海道
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JR東海
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京成電鉄系列
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