アフター・ゾンビパニック   作:オカしぃ

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ゾンビ帝国の繁栄

ゾンビ帝国。それは人の中からゾンビを操り、ピチピチお肌にさせ、年を取らなくし、怪我がすぐ治り、さらには孕ませれる為子孫を増やせるという能力を持ったある男が作り上げた国である

ゾンビの子はゾンビ、だが大体メスであった。そして建国した男は他の野郎なぞ呼んでおらず、人や人間問わず可愛い女の子のゾンビしか連れていなかった。そんなわけでゾンビ帝国のゾンビ達は大体が建国した男の娘であり孫でありひ孫であり妻であるという異常事態が発生していた

ゾンビに常識は通用しないのか、はたまた男の遺伝子に異常がなく、減数分裂時にも異常が発生しないのかわからないが近親相姦を繰り返したことによる弊害こそなかったが男一人の種付けでは限界がある。数を増やすには人間を襲うしかあるまいと船に一団を乗せて大陸へと送ってみればえいさーこらしょと人力で耕す人間の姿。あんれまぁとゾンビ達は顔を見合わせて一つの言葉を頭に浮かべる

もしかして:文明崩壊

ゾンビ達の動きは早かった。さらなる増援を呼び人間を襲った事で370万人にまで数を増やしていた人間は人口が280万人を下回り、さらに若い労働力となる男性が数多く持っていかれた。

これに怒った不老不死の人間のうち2名がゾンビ帝国を襲撃するも惨敗、今は精を搾り尽くされる日々を過ごしている

ただただ恐ろしいゾンビ帝国だが大体の人間はゾンビにはならない。なので基本的に捉えられた男は種馬扱いであった

そうこうしてるうちに人間側は逃げの一手、人の希望を託された集団のうち地下の隔離施設で過ごしている一団の下へと突き進んだ

 

進んだ結果、人類は50万人を切った。大陸の端から端まで移動するという暴挙に多くの人間は耐えられなかったのだ

だが着いた。蜜と乳の流れる地()へと辿り着いたのだ

だが様子がおかしい。なんの反応もない。普通「誰だお前は!」の一言ぐらいあるはずだがそれがない

残ってる不老不死の人間6名のうち3名が地下施設に乗り込むと中は荒廃していた。乙である

…多少は残っていたが自分たちより文明レベルは低かった。食糧等資源も大してない。ないが今は人が要る。というわけでモヒカン肩パッド共と僅かな女子供計1万人が人類に加わった

 

そして今や人類は荒廃した施設をなんとか改修しながら過ごしているが加わった人はゾンビに対する抗体なぞカケラも持ち合わせていない。そんな彼らに粉と化したゾンビの死骸が漂いさくってる今の大気は劇物でありパタパタと人が倒れていくのであった

ゾンビ帝国の尖兵が未だ辿り着いていないこの地だがその前からこの状態と散散たるものであった

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