実写版ONE PIECE ~ポリコレを添えて~ 作:チェシャ猫もどき
遅くなって申し訳ございません
ポケモンSVしていました
ポケモンSVは当初ポリコレに屈したとか言われていましたが、フタを開けてみればチリやナンジャモ、マスカーニャといった多くの人々の性癖を歪めたであろうキャラクターが盛りだくさんでしたね
日本人に産まれてよかったと思います!
麦わらの一味、航海士ナミ。
ONE PIECEの序盤から登場し、麦わらの一味の数少ない女性キャラクターとして物語を彩ってきた。
元々戦闘員でも能力者でもないため長い間一味の戦力には数えずらかったが、アラバスタ編でウソップにクリマ・タクトを作ってもらい戦えるようになった。
さらにエニエスロビー編でパーフェクト・クリマ・タクトに改良されたことで航海士としての知識を活用して天候を操り戦うようになり、一味にの戦力として成長したのだ。
「私ももうわかって来ましたよ。差別だからですか?」
「差別だからです」
「だろうな!!」
主人公のルフィときて二番手のゾロもあんなことになってしまったのだからナミだってこうなるさ!
それに差別と言われるのもちょっと心当たりがある
ONE PIECEの作者である尾田栄一郎先生の趣味なのかONE PIECEに登場する女性キャラクターはみんなおっぱいが大きい!!
麦わらの一味のナミとロビンは言わずもがな、冒険先で出会う現地の住人やそこで戦う相手、はては名前も決まっていないであろうモブキャラクターにいたるまで出て来る全ての女性のおっぱいがもれなく大きい。
おっぱいの大きくない女性は子供や老人だけと言ってもいいくらいに女性はみんなおっぱいが大きい。
SBSにて苦情の手紙が届いていると作者本人が言っているのにずっとおっぱいが大きい女性を描き続けているくらい、尾田先生はおっぱい好きだ。
だからそれを女性差別と言われるのはルフィとゾロの時よりは納得出来る。
だが、
「ナミをちゃんと演じられるのなら人種なんて些細な問題ですよ!ですがね!(太)ってなんですか!?どうして太らせるんですか!!」
ONE PIECEの登場人物に黒人はいないがそれはあくまで黒人がいない世界観であるのと、メタ的な観点からすれば週刊連載というハードスケジュールのために作画コストを少しでも減らしたいというのがあるのかもしれない。
だからこの世界で実写化するにあたって登場人物の人種を変更することは当然の配慮だろう。
なにより、世界中で人気なのだからすべての人種を登場させたって文句は言われないはずだ。
だからナミの人種が黒人なのも構わない。
ちゃんとONE PIECEのナミを演じることが出来るのなら白人だろうが黒人だろうが個人的には構わない。
だけど、太らせるのは違うだろ!
アルビダじゃねぇんだぞ!!
「太らせる理由ですがナミに限らずONE PIECEの女性はとてもスタイルがいいですよね」
「まぁ、一般人ですらメチャクチャスタイルいいですよ」
「ですが、現実であのようなスタイルになるのは相当な苦労がかかります。ナミやロビンに憧れた女性たちが無理なダイエットなどをして体を壊してしまう可能性をなくすためにナミには太ってもらいます」
どうしよう、ちょっと納得してしまった。
ルフィとゾロがあれだったせいもあるのだろうが、今回の理由はちゃんとスジが通っている。
ONE PIECEに限らず漫画などの創作物の登場キャラクターは大抵の場合スタイルがいい。
だが、それは二次元だからであって現実であのようなスタイルになろうとすればかなりの食事制限や運動をしなければならないだろう。
無理なダイエットで体を壊すと言われても否定は出来ないからナミを太らせるのはある程度は仕方ないのかもしれない。
それによりナミの魅力が多少は損なわれるかもしれないが、心配はしていない。
ナミの魅力はスタイルの良さだけじゃない。
故郷のココヤシ村を救うためにたった一人で戦っていたり、守銭奴なのに友達を助けるためなら全財産を使うことも躊躇しない優しさなど、人間としての魅力もしっかりとあるのだ。
多少体重を増やしても問題はないだろう。
だが、念のために。
本当に念のために聞いておこう。
「ナミの体重はどのくらいにするんですか?」
「まぁ、軽く100キロは超えさせたいとおもいます」
「全然軽くねぇんだけど!!」
体重を増やすことに賛成するとしても100キロはねぇよ!!
原型とどめてねぇじゃん!
もはやアルビダじゃん!
「増やすとしても10キロくらいで健康的な体型でおさめればいいでしょう!なんで100キロを超えさせるんですか!!」
体重を増やしても100キロを超えるのはやりすぎだろう。
100キロを超えたらどんなに演技が上手くてもナミとして見ることは難しいし、物語としても村を救うために大金が必要なのに肥満になるほど食べたりするとは思えない。
なのでビジュアル的にも物語的にもナミがそこまで太るとは考えづらいから100キロは反対だ。
「一般的に女性は痩せていたり胸が大きい人が魅力的とされていますがそんなことはありません。たとえ太っていても魅力的な人はいます」
「それについては同意だけどさ」
外見は人の魅力に大きくかかわってはいるが、人の魅力というのは決して外見だけじゃない。
美人とされる人でも実際に会ったら性格が悪くて大嫌いになった人はいるし、ブサイクと言われるような人でも思いやりがあって一緒にいると楽しくて大好きな人がいる。
たしかに外見は大事かもしれないが、人間は決してそれだけで決まるようなものじゃない。
「だからこそONE PIECEを代表する女性キャラクターであるナミが肥満体型であることで、人は決して外見だけではないというメッセージを伝えることが出来るのです」
「たしかに人は外見だけじゃないってメッセージを伝えられるかもしれないよ、うん」
人として魅力的なナミが太っていたとして、その行動や心意気が損なわれることは無いだろう。
それで人は外見じゃないというメッセージを伝えることは可能だろうし、世界中にファンがいるONE PIECEでそれをすることでその効果は絶大だろう。
ただ、
「ONE PIECEでそんなことするんじゃねぇ!!」
やりたいこともその効果があるだろうことも理解は出来た。
だが、ONE PIECEのファンとして言わせてもらう。
ONE PIECEでそんなことするな!!
ファンはそんなこと望んでいないんだよ!!
「ナミを演じるのが黒人でもいいさ!百歩譲って多少は太らせるのもいい!でも100キロは無理だって!役者さんがどんなに上手に演じられても違和感しかなくて受け入れられねぇよ!!」
どれだけ人は外見じゃないと言っても限度はある。
ナミは20年以上あの姿でやってきたし、ファンもその姿でONE PIECEを楽しんできたんだ。
100キロ越えなんて原作と全然違う姿を見せられて、それをナミだと言われても受け入れられる訳がない!!
「受け入れられないとは実に嘆かわしいことです。世界が差別をなくそうと努力しているにも関わらず、黒人だから、肥満体型だから受け入れられないなどと時代を逆行しているとしか思えません」
「いや何言っているんだお前は!?」
これのどこが差別なんだよ!
原作とあまりに違ってこのままでは面白い作品にならないから訂正しようとしているだけで差別したい訳じゃないだろ!!
「ともかく差別をなくすためにもナミは黒人で体重は100キロ以上にします」
「こんなんで差別が無くなるか!!むしろ悪化するわ!!」
差別を無くすことには賛成だけどこんなことして差別が無くなる訳がない!!
むしろONE PIECEを汚されたってことで差別が悪化しかねないだろ!!
「もういい!!ナミの体重を増やすとしても100キロは絶対にダメだけど他のキャラクターもおかしすぎるからいったん次へ……」
「あと、言い忘れましたがナミはレズビアンです」
「マジでいっているの!?」
なんだよ!黒人と体重100キロ以上でもうお腹いっぱいなのにそこにレズビアンもぶち込むんじゃねぇよ!!
頭の中がグチャグチャでもうわけがわからねぇよ!!
「どうしてナミがレズビアンになっているんだよ!!」
「落ち着いて下さい。これにもちゃんと理由があります」
頭の中はまだパニックだが、落ち着くためにもここはいったん説明を聞こう。
落ち着くどころかさらにパニックになる気もするが、理由も聞かずに否定することはダメに決まっているはずだ。
「ナミは魚人たちに支配された故郷を救うためにたった一人で海賊を相手に泥棒をしていましたね」
「そうですね、たった一人で戦ってきたのに故郷を開放するという約束を裏切られて心が折れてしまったナミの『助けて…』からのルフィの『当たり前だ!!!!!』は本当に感動しましたよ」
ナミは幼い頃に故郷のココヤシ村をアーロン率いる魚人海賊団によって支配された。
育ての親であるベルメールさんを殺され、海図を描く腕前を買われてベルメールさんを殺したアーロン一味となり、ココヤシ村を開放するために1億ベリーをたった一人で集めなければならなかったのだ。
たった一人で1億を稼ぐためにナミが目を付けたのが海賊から宝を盗むというもの。
海賊たちが冒険や略奪で集めた財宝を盗むことで効率よくお金を稼いでいたのだ。
そしてONE PIECE本編であともう少しで1億ベリー貯まるというところでアーロンと組んでいた悪徳海軍によってそのお金をすべて奪われてしまい、実は真実を知っていた村のみんながアーロンに戦いを挑みに行き心が折れてしまったときにナミがルフィに言ったのが『助けて…』であり、ルフィの答えが『当たり前だ!!!!!』なのだ。
「アーロン一味は全員が男でした」
「そうですね、女の魚人はいませんでした」
「女性の海賊もいますがほとんどの海賊は男性ばかりです」
「まぁハンコックの九蛇海賊団以外の女海賊はほとんどいないですね」
アーロン一味には女の魚人はいないし、女性しか産まれない島であるアマゾン・リリーのハンコック率いる九蛇海賊団以外にはほとんど女性の海賊は出て来ない。
ああ、もうこいつの言いたいことが理解出来つつあるのが腹立つな。
「そして気を許せるのが家族とはいえ血のつながらない姉のノジコ。男性ばかりの海賊相手に立ち回り続け、擦り減っていく心を癒してくれるノジコへの家族としての愛情がいつしか異性としての愛情に変わっていくのは当然かと」
「当然じゃねぇんだよ!!」
なんでそういった風に解釈しようとするんだ!
コイツの言っていること二次創作の設定じゃん!
同性愛を否定するつもりは全くないけど、これはあくまで原作の実写化なんだからナミがレズビアンの設定は全くいらないんだよ!!
「原作でナミがレズビアンの描写は一切ないし、もし仮に百歩どころか千歩譲って家族を異性して見たいたとしても映画でそれを描くヒマねぇだろ!」
「それについてはノジコとのキスシーンを映せば問題ないかと」
「ONE PIECEでそんなこと出来るわけねぇだろ!!」
ONE PIECEで恋愛描写やキスシーンがほとんど描かれていないのに映画で女性同士のキスシーンなんて上映したらファンどころかファンじゃない人でもブチ切れるわ!!
「差別ですか?」
「もういいわそのパターン!!」
こいつ差別だと言えば通ると思ってねぇか!?
通らねぇし、通さねぇから!!
「もういい!!ナミの体重もレズビアンであることもいったん置いておく!次行くぞ次!!」
何をいっても差別だって言われて無理矢理押し通そうとしてきやがる。
ここはいったん状況を変えた方がいいかもしれない。
それに他のキャラクターもまだまだ訳が分からないんだからな!!
「本当に全く訳が分からないんですけど何ですかウソップのこれ!!ウソップ(天狗)って!!」
いつもキャラクターの設定変更や追加の説明がこれでいいのか少し不安なんですよね
もっとちゃんとした理由があるんじゃないかと思いつつ開き直って投稿しています