今から1000年前、古代はある一人の英雄により終わり告げた。神々が降臨する少し前、まだ【
【黒龍 シズ】
この厄災の怪物の撃退である。
これにより黒龍は空の彼方へと飛び去り、その後に神々が降臨し古代は終わりを告げ神時代が始まった。
かの英雄の名は、【アルバード】精霊アリアと契りを交わし、その命をもって黒竜の片目を奪い新時代への軌跡を繋げ世界に希望の光をもたらしたまさしく【最強の英雄】の名にふさわしい大英雄である。
なぜいきなり俺が今この古代の大英雄の話をしたのか、それは迷宮都市に着く少し前のこじんまりとした小さな書店でこの英雄の物語が描かれた"迷宮神聖譚〟の本を見つけたからである。そしてもう一つの理由を挙げるなら、この英雄アルバードが俺の実父だからというのも理由の一つなのだろう。
率直に言おう俺は、父があまり好きではない。確かに、父は誰もが認める偉業を成し得たのだろう。しかし、その裏に何があるのか、彼にもわかっていたはずだ。俺は大丈夫だった、何せ体は8歳程度でも
・・・いや、それだったなら俺も父と同じか。結果的にあの子を一人にしてしまったのだから。
母は妹に言った。
「貴方も素敵な
父は妹に言った。
「いつかお前だけの英雄に巡り会えるといいな」
そして・・・俺は言った。
「お前の幸せを見つけられたらいいな・・・・・」
「
今にして思う、この言葉は間違いであって間違いじゃなかったのだろう。
「だからもう今度は間違えない」
俺は・・・いや、『私』は胸に刻み込むかのように言葉を紡ぐ。もう二度と、間違えないように。もう二度と、悲しませないように。もう二度と・・・失わないように。
今度こそ、幸せを掴むために。そう、これは・・・・・眷属の物語では無い・・・。これは・・・・・剣姫の神聖譚では無い・・・。これは・・・・・英雄の物語では無い・・・。
これは・・・・俺が自分を許し、幸せを見つける為の物語
これは、もう一つの【
アクト・ヴァレンシュタイン
所属 無し
種族 ヒューマン
職業 冒険者
到達階層 67階層
武器 刀
ステイタス
LV.000
力: 000
耐久: 000
器用: 000
敏捷: 000
魔力: 000
《発展アビリティ》
*解読不可
《魔法》
【ゼファリアル】
*解読不可
【******】
*解読不可
《スキル》
【
*解読不可
以下解読不可
情報
アイズの実兄にして、転生者の少年。幼少時はまだ記憶が覚醒しておらず、覚醒したのは『全てを失った』あとだった。
目を覚ました時には古代は幕を閉じ神時代が訪れていて浦島太郎状態の不憫な少年。復讐の業火に身を委ねる妹を気に掛けているが、自身に会う資格はないと思っているため会いに行かず次回記述するもう一人の転生者とともに、妹を見守っている。神様転生ではないが、他作品の力をいくつか有している所謂チート持ちの17歳である。
そして、妹と何より違うのは