【剣聖の追想譚】   作:ゼクス神楽

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アイズちょっとしか出て来ない。


剣聖の追想譚(ソード・オラトリア)第一章 〜汚染精霊〜
EP(エピソード).1 【剣聖と剣姫】


大地に聳え立つ白の巨壁。この壁は建設された時から今現在の間まで、先人達の意思を継ぎこの英雄の都を守り続けてきた。円状の市壁に囲まれた都市の中に、一際巨大な建造物…神の塔(バベル)の下に広がるは果てしなく広大な【迷宮(ダンジョン)】と呼ばれる大迷宮。

 

ここは、【迷宮都市 オラリオ】。ダンジョンと共に生きる街にして世界の中心たる大都市。

 

そしてその大都市を過去、幾度となく守護してきた市壁を飛び越え(・・・・)私達は今この地に降り立った。

 

「……思っていた以上だな」

 

私が思わず簡単な声を漏らすと隣に居た男がイキイキしている。ここに居るのは私ことアクト・ヴァレンシュタインと同じようにオラリオ市壁を登った16歳の少年、アル・クラネル。

 

しばらくその余の広大さと、人口の多さに戦慄し立ちすくんでいたが本来の目的を忘れないうちに歩き出すことにした。

 

「お!これを見てくれたまえアクト君!」

 

キラキラした声で私を呼ぶアルは、まるで玩具を与えた子供のようにはしゃぎ周りながらローブの下に隠れてる、純白の髪を僅かに覗かせ、髪とローブの間から少し見える、(グレー)深紅(ルベライト)異色眼(オッドアイ)を輝かせながらオラリオの街に広がる様々な屋台やお店を見て回っている。まだ17歳の私が言うのもおかしな話だが、やっぱり16歳なんだなぁとかつての親友であり、最高の相棒である彼の事を重いながら思い出に浸る。

 

「アル、そろそろギルドnーーー・・・」

 

これ以上は話が脱線しそうなので、早急に当初の目的だった"冒険者登録"を済ませるためにも早急にギルドに向かわなければならないのだが。・・・あろう事か、先程までそこにいたはずのアル(あいつ)はもう影も形もなくなっていた。

 

(・・・殴る)

 

そう心に決めた瞬間だった。

 

取り敢えず、あいつを殺すのはまた別の機会にして今はアルを探すことに専念する。村や集落ならまだしも、今この広大な迷宮都市(オラリオ)で170cm程度のアルを探し出すのは至難の技・・・と言うよりほぼ不可能である。ならどうするか?答えは簡単。『この人混みを上から見る』である。これなら、アルの純白の髪なら目立つだろうし、何より人混みに編もれることはなくなる。だが念の為、もう一つの方法も使っておく。

 

 

荒れ狂え(エア)

 

そうして、私はは自分が持つ魔法を使用する。風属性の付与魔法(エンチャント)を弱めに身に纏い身体能力を強化する。「【荒れ狂え(エア)】」。俺は自身の風を最大にし、迷宮都市中に自身の眷属ともさほど変わらない風を行き渡らせた。

 

風は、都市中を駆け巡っていく。そうした風は都市中の民草の声を運んでくる。人々の笑い声。鳥の囀り。都市に広がるすべての音を風は運んで伝えてくる。

 

「ッ見つけた」

 

そんな中、ただ一人とてもやかましい声が都市のメインストリートを駆け巡っている。アクトは相棒の奇行にあきれながら彼が向かうであろう先に民家を乗り継いで進んでいく。

 

 

ちょうどその頃、白髪のより少し背の低い少年がサポーターと行動をともにするようになった頃。復讐の業火に囚われた少女(アイズ・ヴァレンシュタイン)は、自分ではない懐かしい『風』を感じていた。

 

 

 

「貴方は...誰?」

 

 

 

そう呟く少女の悲嘆び溢れた声は決して彼に届くことはなかった。

 

 

その悲痛と悲嘆を帯びた声は妖精の少女も、アマゾネスの双子にも聞こえない。きっとこの声の行方は風だけが知っている。

 

 

 

EP(エピソード).1 【剣聖と剣姫】




アル・クラネル

所属 無し (恩恵はゼウス・ファミリア)

種族 ヒューマン

職業 冒険者

到達階層 62階層

武器 長剣・ナイフ

ステイタス

LV.8

《基本アビリティ》

力:S 987

耐久:C 618

器用:A 874

敏捷:S 999

魔力:S 999

《発展アビリティ》

騎士:S 加護:S 逃走:S 連撃:S 精癒:S 装填:A 

《魔法》

【ヘヴンズロア】

・付与魔法

・精霊魔法

・雷属性

詠唱式 【雷霆の剣よ(ジュピター)】

起動鍵(スペルキー) 【落ちろ雷霆(ケラウノス)】

【イグニス・ウルカヌス】

・付与魔法

・精霊魔法

・炎属性

詠唱式 【炎の魔剣よ(ウルス)】

起動鍵(スペルキー) 【燃え尽きろ(イグニス)】

【イリオム・アーヴェリオン】

・音魔法

詠唱 【告音(デクラス)】

起爆鍵 【轟炸(アギオ)】

《スキル》

【英雄騎士(ヴァロリア・ナイツ)】

・精神力を現在の九割使用し、一時的に一段階階位昇華(レベルブースト)。

・精神力の消費量により、効果時間変動。(最長30分)

・全アビリティに成長飛躍効果付加。

・戦闘時、全アビリティ超域補正。

・剣の装備時、発展アビリティ『剣士』の一時発現。

・戦闘時、発展アビリティ『騎士』強化。

・起動鍵(スペルキー) 【祝音(ヴェーリオン)】

【炎雷霊剣(スピリット・エスパーダ)】

・魔法効果向上。

・精霊護符効果付与。

・異常無効。

・魔法同時発動。 (上限二種)

・魔法発動時、発展アビリティ『加護』強化。

・魔法発動時、発展アビリティ『魔導』『精霊』の一時発現。

・『魔力』アビリティ強化。

【無元連双(アピロセンテレオ)】

・戦闘続行時、全ステイタス高域強化。

・戦闘続行時、『力』アビリティ超域強化。

・連続攻撃が命中する限り、『力』アビリティ超高補正と倍増補正。

【災禍装填(ロヴェーサ・カタラ)】

・擬似生命を保存(ストック)でき、一回死ぬごとに一つ消費し全回復。

・擬似生命が消失するごとに、能力(ステイタス)強化変動。

・擬似生命消失後、待機時間(インターバル)を経て全擬似生命は全再生する。

・待機時間(インターバル)はLV.に依存.

・最大七回。


情報

主人公ベル・クラネル兄にして、転生者の少年その2。幼少からずっと記憶持ちでアクトとは前世からの親友。

今世では、ゼウス・ヘラの系譜がバッチリ反映されたまさに二代目才禍の怪物。しかもスキルによりその理不尽さはアルフィア以上であるため、きっとザルドは震え上がる事だろう。

だが性格はアルフィアとは似ても似つかなく、どっちかと言うとゼウスの系譜が濃く出ており、幼少時におみたアルゴノゥトの影響で、性格がアルゴノゥトに近づいたのだと思う。ゼウスに育てられたのに変態では全くない。

アクトの影響で精霊と縁があり、魔法、武器、スキル全てに精霊が深く結びついている。チートNo.2。

そこに、Fateのヘラクレスの十二の試練(ゴット・ハンド)の宝具に似たスキルを扱う化物である。

アクトが根城にするファミリアは?

  • ヘスティア・ファミリア
  • ロキ・ファミリア
  • ヘファイストス・ファミリア
  • フレイヤ・ファミリア
  • ギルド
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