アクトとアルが
ちなみに私はオリヴァスが嫌いである。名前被ってるし。などと言う話は置いておいて依頼を受けた後、二人は24階層へ向かうための準備を済ませ24階層へ向かった。
「アクト、今何階層?」
「16階層。時間無いから縦穴使って
「りょーかい」
16階層から17階層への縦穴を見つけそこを
「ここまで来たらもうすぐそこだ」
「
私はふっと笑い最高の相棒に問う。
「いるのか?
その問いに相棒は。
「いーや、いらないね!」
その答えを聞いた後に私たちは嘆きの大壁を突破し18階層に突入しそのまま19階層の通路を目指す。
「アクト〜今あっちどれぐらい?」
「レヴィスがオルヴァスの魔石奪い取ったところら辺だと思う」
アクトは
「まあ、
「あぁ、アクトが作ってた
そうして話している間に到着したのは24階層【大樹の迷宮】。下層域一歩手前…つまり中層の終わりの階層である。そして、詠唱が聞こえる。妖精の女王が扱う灼熱の魔法。そして、女王以外に唯一この魔法を扱う人物。【
「ッッッ──【我が名はアールヴ】ッ!!!」
泣きじゃくりながら詠唱を紡ぎおわりその莫大な魔力を解き放つ。
「ッッ【レア・ラーヴァテイン】!!!」
妖精女王が持つ攻撃魔法の第二階位の灼熱魔法。それで全ての食人花を焼き滅ぼす。そして、妹の方も決着がついたようだ。妹の
だが今は目の前の問題を皆生越することに専念しよう。【
「あぁぁ」
ああ。誰かがそんな声を出した。そして絶望した。
どうしようも無い絶望。ここは死の箱庭へと変わった。
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・
・・
・
そして、
「間に合ったか」
「「「「「「「「「「ッ!?」」」」」」」」」」
驚愕。絶望の淵にあった冒険者は驚愕とともに彼らを見る。ローブを纏わない2人の少年。そして金髪の剣姫によく似た少年は白髪の少年に言った。
「
彼はいつものことの様に答える。
「了解」
「あぁ、
ドサドサと言う音とともに空間の歪みから出てきたのは死亡したヘルメス・ファミリアの死体だった。
「ッな!?」
驚愕するのは、ヘルメス・ファミリアの団長、アスフィ・アル・アンドロメダ。死したはずの団員を見て驚愕するのも束の間、彼…アルは詠唱を開始した…
「──【
そのたった
「──【紅い空、消えた刻、降るは灯火、終わりの雨】」
「【始祖の魂、原初の記憶。朽ちる唄声、
アルが詠唱をしている中。アクトは周りに一切のモンスターを近付けない圧倒的な剣の腕と実力を見せつける。
「綺麗……」
レフィーヤは呟く。この危機的な状況であったとしてもアルのどこまでも紅く、綺麗な炎に。そして自身が尊敬しているアイズに程よく似た少年の剣技に。
「【答えの
紡がれていく長文詠唱に炎の魅了から覚めたレフィーヤと、
「【答えはここに。始祖の記憶の残り火よ。
そして莫大な魔力を込めた詠唱が完成する。
「【──
最後の一節。そしてその魔法名の名のもと
「───【ディラ・ベルユフィス】」
「えッ…?」
その時、アスフィにはその光景が理解できなかった。いや、声に出さないだけで他のやつも理解できていないだろう。ルームにいる全てのものにアルが与えた権能は
そして、もう一つ。
【ディラ・ベルユフィス】。アルが扱う第二魔法【イグニス・ウルカヌス】に発展アビリティ【連撃】と【聖癒】の効果を適応させ詠唱連結により効果を追加した魔法。
その詠唱連結は二つあり、今回使用した魔法は、【全癒再聖魔法】。その効果は全ての傷を癒し、毒を解毒し、呪いを殺す全癒の効果とその効果を
そして、発動された焔はアイズにベートにレフィーヤにフィルヴィスにヘルメス・ファミリアにそして、キークス達死したヘルメス・ファミリアの者達を包み込む【
約束された結末。全員が蘇生待機時間ないである30分以内死亡した者達のみ。もたらされた結果は、"死者は居らず傷一つない冒険者達"と言う事実のみがそこにはあった。もう絶望そこに存在しない。有るのは希望という光のみ。
「かなり早かったな」
とアクトはモンスターを切り払いながら後ろに跳躍し着地する。
「死者は"0"。あとは頼むぜ相棒」
アクトは先ほどまで使っていた剣を黄金の亜空間にしまい新たに刀を取り出す。
「まかせろ」
その言葉とともにアクトは己の魔法を取り出した刀に使用した。
「【霊刀 エアリアル】
吹き荒れるのは、大精霊の風。
「──【
迷宮都市が誇る双璧の最強派閥が一角【ロキ・ファミリア】の都市最高位の魔導士リヴェリアの放つレア・ラーヴァテインの魔力を仮に1000としよう。そしてその弟子であり後釜であるレフィーヤのヒュゼレード・ファラーリカの魔力は700、主人公ベルのファイアボルトはチャージ無しで100前後である。ならアクトの【
答えは、
「ガギャァァァァァツ"アアアァァァァ──ッ!!!」
たった一人の
たった一人の
大精霊の風を纏い数多の剣を使いこなすその"最恐"の名は、【剣聖】 アクト・ヴァレンシュタイン。
大精霊の力を使い精霊達の加護を受け、死さえも超克する"最強"の名は、【
今日、この日を境に迷宮都市に二人の
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「アル、被害は?」
「死者は0。怪我人は一応軽症でも治したからこっちも0。だけど【
「そうか。【万能者《ペルセウス》】アイテムの手持ちはどれくらいある?」
戦闘が終わった後、アクトは被害状況を把握する為ヘルメス・ファミリア団長のアスフィに聞いた。
「あぁ、えっと手持ちのポーション系はもう殆ど手持ちがありません。
アスフィは目の前で『死者蘇生』などと言う奇跡を目の当たりにして放心しつつも聞かれた質問にキッチリと答える。
「わかった。ならこのメンバーで18階層まで抜ける。準備しろ」
アクトは状況を判断しすぐに18階層に抜けること決めた。だがその意見に異を唱える者もいた。
「おい待て、テメェが勝手に仕切ってんじゃねぇッ!」
ここに異を唱えたのはロキ・ファミリア一の暴れ馬(狼?)のベート・ローガである。彼の性格からして撤退には賛成だがいきなり出てきたアクトが仕切るのは気に食わないのだろう。
何より誰よりも弱者を嫌うベートが自分より弱いものに言われるのを彼は嫌がった。
だがその異に重ねるように言葉を発したものがいた。
「ッッまって!!
そう、アクト・ヴァレンシュタインの実の妹であり、
「へ?」
「は?」
「えッ」
「ふえ?」
・・・・
・・
・
「「「はあああああ!?!?」」」
そして、そんな
【ディラ・ベルユフィス】
・
・全癒再聖魔法
・焔属性
・
・
詠唱連結 【紅い空、消えた刻、降るは灯火、終わりの雨】
【始祖の魂、原初の記憶。朽ちる唄声、
【答えの腕を紡ぐ
【答えはここに。始祖の記憶の残り火よ。
【──
情報
超お手軽すぎる治癒再生と蘇生魔法。【イグニス・ウルカヌス】発動時に追加で詠唱をすることで連結され、チートガン盛りのエンチャント効果を与える魔法。
平たく言うとアルの焔に燃やされている間は無敵モード。傷は即全快、呪毒系は即解呪解毒され、即死系の効果でも持っていないと攻略不可の簡易不死要塞が爆誕する。
まあ仮に即死させたとしてもその後蘇生効果が待っているので進むも地獄猿も地獄のまさに前門の虎、後門の狼後門の狼状態。
唯一幻術的な攻略方法は
魔法本体の燃費はものすごくいいがこの魔法は燃費がゴミ悪く精霊関連のスキルとその他がなければ使えないゴミ魔法と化している。
匿名食人花「どうしろと?」