スーパーロボット達が集まった組織・特機連合
彼らは戦いの最中、転移災害に巻き込まれ
地球から遠く、ペンタゴナワールドにたどり着いていた
【シタンとの出会い】
-シタンの診療所
零児
「また転移災害が起きたか……
いま、どんな状況なんだ?
小牟
「ワシも数時間前に目を覚ましたばかりじゃ
零児
「ここに居るのは俺達だけか?
森羅ロボはどうした
小牟
「マサキやプレシアも見つかっておるぞ
機体も一緒に転移しとるな
零児
「ホワイトベースと連絡は?
小牟
「ぜーんぜん、まったく繋がらん
ここは地球ではないかもしれん
零児
「異星か異世界か、
またもや新世界にたどり着いたか……
マサキ
「零児、目を覚ましたようだな
プレシア
「シタン先生を連れて来たよ!
零児
「マサキとプレシアか
シタン
「はじめまして
私はシタン・ウヅキです
ここで医者をやっている者です
シタン
「ここは私の自宅兼診療所です
妻と娘と一緒に暮らしています
零児
「先生か……こいつは重畳だ
感謝する
シタン
「いえいえ、貴方達を助けたのは
フェイ……私の友人ですよ
シタン
「私は医者としてあなた達の
保護に協力しただけです
【フェイ達との交流】
-ラハン村
ダバ
「じゃあ2人を皆に紹介するよ
ティモシー
「俺はティモシー、こっちはアルルだ
アルル
「フェイの友達なら
私たちとも友達になってくれるかしら?
ティモシー
「実は俺たちは結婚を控えていてな。
よかったらアンタ達も祝福してくれると嬉しいぜ
小牟
「ラブラブじゃのう
ま、ワシらも負けておらんけどのう、零児?
なんといっても新婚ホヤホヤじゃからな!
零児
「張り合うな駄狐
……有栖零児だ
こいつは小牟
小牟
「私達、結婚しました❤︎
写真をプリントしたハガキを送らんとな!
マサキ
「俺はマサキ・アンドー
こっちは妹のプレシアだ
プレシア
「プレシア・ゼノサキスです!
ティモシーさん、アルルさんよろしくね!
キャオ
「へー兄弟なのに苗字が違うんだな
ダバ
(……
マサキ
「まあ、俺はプレシアと生まれた
国からして違うんだが……
色々あってプレシアの父親の養子になったんだ
プレシア
「ランドール・ザン・ゼノサキスっていうの
遠いご先祖様で私の故郷の英雄の名前なんです!
キャオ
「故郷ね
そういや聞いてなかったけど
みんなはどこから来たんだ?
アルル
「そうね、コアムの人に見えないし
ガストガルやミズンから来たのかしら?
マサキ
「いや俺達は転災……転移災害に巻き込まれて来たんだ
ティモシー
「転移災害ってお前らもか!?
アルル
「すごい偶然ね
この村にも少し前に1人、
転災被害者の旅人が滞在してるのよ
フェイ
「ああ、館に居るよな
確か名前は……
【体験版ネタ】
-山道
フェイ
「シタン先生の家まで
道中じゃモンスターも出る
気をつけて行こう
マサキ
「プレシア、お前は村で待ってろ
プレシア
「私だって戦えるよ
剣術ならお兄ちゃんにだって負けないんだから!
小牟
「ま!序盤の村周辺の雑魚なら
余裕じゃろうて
-道中
零児
「見ろ、多元世界から転移したモンスターもいるようだ
マサキ
「エンドレス・フロンティアで複製された
人間大のデモンゴーレムもいやがるぜ!
零児
「数が多いな……
ドモン
「はああああ!
超級覇王電影弾!
マサキ
「ドモン!
こっちに来ていたのか!!
レイン
「みんな、こっちが手薄よ!
プレシア
「レインさんも!
零児
「礼を言おう、ドモン
いいタイミングで来てくれた
マサキ
「出番を心得てるじゃねえか!
流石、流派東方不敗はダテじゃねえな
ドモン
「レインと一緒に今さっき転移した所だ
フェイ
「彼らも皆の仲間なのか?
ウォン・フェイフォンだ
フェイって呼んでくれ
ドモン
「ドモン・カッシュだ
ガンダムファイターだ
……格闘家といえばわかりやすいか?
レイン
「レイン・ミカムラよ
医者兼メカニックをしているわ
プレシア
「ドモンさんとレインさんは恋人同士なんだよ
小牟
「うむ!
デキたてホヤホヤの
ラブラブカップルじゃな!
フェイ
「ドモンとレイン、零児と小牟……
それじゃあマサキとプレシアも……!?
プレシア
「……えへへ、そんな風に見えるかな?
マサキ
「勘違いすんなフェイ!
俺はシスコンでもロリコンでもねえぞ!
わかってるよな?!
小牟
「マサキ、わかってないのう
愛は歳の差すら凌駕する概念じゃ
わしと零児だって――
零児
「そこまでにしておけ駄狐
これ以上は尻を叩くぞ
小牟
「はひー!
ご主人様ァ~ご勘弁を~
フェイ
「わ、分かった、分かった
先生んとこまで皆で気をつけて進もう
フェイ
(もしかしなくても
俺のだけ独り者なのか……?
【遠い約束】
-シタンの診療所
ミドリ
「……
ユイ
「あら、いらっしゃいフェイ
フェイ
「お邪魔します
シタン
「……初めての方もいますね
どうしたんですか?
フェイ
「結婚式で使うカメラを
先生に借りに来たんだ
皆は状況確認の為、先生と話したいんだってさ
小牟
「いやあ、道中は意外と危険じゃったのう
最初のおつかいクエストと思っとったのに
フェイ
「他所のモンスターも転移してるみたいなんだ
先生は何かわからないか?
シタン
「ふむ……カメラの準備をしてきます
待っていてください
フェイ
「先生の言ってた面白いのって、
こいつか?
どれどれ、どうなってんだ。
プレシア
「この箱、何か書いてあるね
フェイ
「メッセージのようだな
フェイ
「わが娘のたんじょうを祝して
世界中の夢と勇気と 愛を君に……
って書いてあるな
プレシア
「わが娘……
小牟
「なかなか年季の入った品じゃな
フェイ
「わっ!?
な、なんだ……こりゃ……?
勝手に開いちまったけど
フェイ
「この曲は……?
なんだか……、どこかで聞いたことが
あるような気がするけど……
レイン
「素敵な音色ね
大昔の流行曲かしら
シタン
「どうです?
わるくないでしょう?
フェイ
「先生……
シタン
「音楽というのはふしぎなものですね……。
時に人の思いもよらぬものまで
よびさましてしまう
シタン
「忘れかけていた、さまざまな
想い、感情、もちえぬ記憶……
シタン
「聞く者がそれを望もうと
望むまいと、ね……。▽
小牟
「不思議と昔を懐かしみたくなるのう
遙かなる故郷、涙を拭いて、遠い約束……
おっと、オイルでアイセンサーがかすんで
零児
「いつからお前はロボになった
小牟
「うっ、あんなに子供じゃった零児が
今ではワシを何度も何度も……イヤン!
零児
「百叩きされたいのか、小牟?
音楽が台無しになるから黙っていろ
フェイ
「先生、これは……?
シタン
「昔の遺跡から発掘されたものです。
まだ修理してる最中ですが、
一種の音響装置のようですね。
シタン
「この曲を聞いて時にはげまされ、
時に泣いたりしていたのでしょう。
遠い昔の人たちも、きっと……。
レイン
「メッセージの書き方からだけど
父親からのように感じるわね
きっと娘さんが生まれるのを心待ちにしていたのね
ドモン
「親から子への贈り物か……
プレシア
(お父さん……私は元気だからね!
フェイ
「ねえ、先生……
この曲を聞いてると、
ふしぎな感じがしてくるよ。
フェイ
「なんだか、胸の奥の方が
ほっとあったかくなって
くるような……。
シタン
「それはきっとあなたのなかで、
この曲が好きだった、遠い昔の
だれかが生きているからですよ……
シタン
「さて、じきに夕食の支度も
できると思いますよ。
どうです、皆もいっしょに?
フェイ
「ラッキー!
それじゃ、ごちそうに
なってこうかな
シタン
「私はまだ後かたづけがあるんですよ
それまでミドリの相手でも
してやっていてもらえませんか?
レイン
「それならプレシア、小牟
私達はユイさんのお手伝いをしましょう?
小牟
「ま、新妻じゃし先輩主婦に教えを乞うとするかの
プレシア
「……あたしはシタン先生の
お手伝いをしてもいいですか?
マサキ
「だったら俺も手伝うぜ
なんかシタンのオッサンは他人って気がしねえしな
シタン
「助かります
じゃあこっちのパーツを倉庫に……
フェイ
「プレシアって家事が得意なんだろ?
てっきりユイさんの手伝いに行くと思ってたけど
レイン
(シタン先生はゼオルートさんに似てるからかしらね……
小牟
「ま、色々あるってことじゃ
シタン先生とゼオルートさんを重ねて見る感じです