*この作品は二次創作になります。(作者様から許可取り済みです)
*原作:F.ニコラス様、宵の灰、明けの黒:https://kakuyomu.jp/works/16817139556049526841
作者様から許可取り済みの上です。
企画主旨:作品タイトルからインスピレーションだけで二次創作をする。
それではよろしくお願いいたします。
原作:F.ニコラス様、宵の灰、明けの黒:https://kakuyomu.jp/works/16817139556049526841
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綺麗に晴れた夜空を見つめながら、私は灰となったあの人を想う。
離別は突然だった。
あまりの出来事に、未だに涙すら出てこない。
現実に……気持ちが追い付かないのだ。
私はどうこの人が灰と化したこの今を、受け止めたら良いのだろうか?
それとも、受け入れらずに日々を過ごすのだろうか?
……まぁどちらでもいい。あなたを失ったこの現実に打ちのめされるくらいなら、この黒い感情を抱えたまま生きて行くほうがマシだ。
思えば、あの人とは短いようで長い付き合いだった。
狭い田舎。
隣同士の家。
同世代の子供達。
目下、幼馴染というやつで、最初は本当にただの友人関係だった。それから、思春期に入って、お互いを意識して喧嘩もしたし口を利かなくなった時期もあった。
それでも、気づけば互いに互いを必要とし……恋人となり、夫婦になっていた。
と言っても、昔からの関係だからあまり変わらなかったけれど。
子宝に恵まれた。幸せな日々が、当たり前になっていた。だからこそ――この現実が受け入れられない。
ほら?
見てよ……?
まだ思春期の子供達も、あなたが灰になったことが受け入れられなくて泣いているよ?
もっとあなたを知りたかったと。
もっと話したかったと。
そう泣いて、打ちのめされているよ?
こんな時、子供達を支えてあげないとなのに、私の方が支えられているよ……。私の分まで泣いてくれているのだから。
これから、あなたのいないこの日々とどう向き合っていけばいいのかな?
私が強くないの、あなたは知っているでしょうに。
あぁ本当に、切ないよ。悲しいよ。……会いたいよ。
もう一度、あの日の朝に戻りたい。互いに言葉少なくても、同じ食卓を囲んだあの時間に。
でも、もう戻れない。あなたは灰に、私の心は黒に。
どうしたらいい? これからの未来が見えないけれど、それでもいい?
あなたはそれを赦してくれるのかな? いや、怒るかな。うん、怒るね。
優しいあなただからこそ、幸せでいてほしいと心から私や子供達を愛していくれていたからこそ――怒るね。
だけど、しばらくは赦してほしい。あなたの灰が、思い出となり、愛の証と思えるようになるその日まで。
どうか、見守ってい下さい。信じてください。
あなたが愛した家族を――。
あなたを愛した家族の想いを――。
その先に、未来がきっとあると信じたいから。
読んで頂きありがとうございました。
また、許可下さったF.ニコラス様ありがとうございました。