魔法少女リリカルなのは~三王現代記~   作:Dr.クロ

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記憶の王は大魔導師の前で騎士へとならん


第八話~激突、大魔導師VS記憶の戦士~

ドラゴンドーパントから2日経ったある日

 

海鳴市~フェイトとアルフの部屋~

 

ブレーク「母親の所に戻って報告するのか?」

 

フェイト「うん、それで約束をしていたから皆と一緒に」

 

朝食を食べた後に伝えた事に聞き返すブレークへフェイトは頷く。

 

アルフ「しっかしあの母親が素直に話すかねぇ?」

 

クラウス「聞いた所、集めろだけ…」

 

頬を掻いて言うアルフにクラウスは強張った顔で呟く。

 

ブレーク「ちなみにその母親ってのはどんな奴なんだ?」

 

エンシェント《そういえばそうですね》

 

フェイト「えっと……」

 

アルフ「あー……私から見れば色々と冷たくして厳しく言う好かない奴でさ…あえて言うなら悪女」

 

オリヴィエ「ズバッと言いましたね;」

 

ブレークの問いにフェイトはどう言えば良いのか悩んだがアルフが先に言い、オリヴィエは最後のに冷や汗を流す。

ブレーク「なるほど…まぁとりあえず行ってみないと分からないしな」

 

頭を掻いてそう言うブレークにクラウスたちは頷いた後になのは達と合流し、フェイトの母親がいる場所、アルフから聞いた時の庭園へと向かう。

時の庭園~入り口~

ブレーク「ここが時の庭園か…」

オリヴィエ「かなり凄い場所ですね」

 

着いて早々に呟くブレークの隣でオリヴィエはそう述べる。

 

アリサ「確かに殺風景に近いわね…」

 

フェイト「こっちだよ母さんがいるのは」

 

同じくそう言うアリサの後にフェイトがそう言い、全員フェイトの案内の元向かう。

 

時の庭園~玉座の間~

 

ブレーク「(あの人がフェイトの母親か)」

 

玉座に座っている女性を見てブレークはそう思った後に顔と服装から確かに悪女がピッタリだなと考えていた。

 

プレシア「それでフェイト、ジュエルシードは?」

 

フェイト「はい、此処に」

 

そう言ってなのはが集めていたのを含めて今まで手に入れたジュエルシードを渡す。

 

プレシア「結構集めていたのね…フェイト、ちょっと話したい事があるから1人残ってくれないかしら」

 

確認した後にプレシアはそう言う。

 

ブレーク「ちょっと待った。その前に俺と話をさせてくれないか?」

 

プレシア「何?」

 

だが、フェイトが答えるその前にブレークが前に出てそう言う。

それにプレシアは顔を顰める。

 

プレシア「こちらには何もないわ」

 

ブレーク「こちらとしては色々とな手伝ってる者として知りたいんだよな」

 

そう突っぱねるプレシアにブレークはそう言う。

少ししてプレシアは良いわよと答え、ブレークは不安げなフェイトに心配するなと言ってユーノにんじゃあ聞いて来るぜの言葉になのは達は部屋を出る。

 

それを見届けた後にブレークはプレシアと向き直る。

ブレーク「さてフェイトの母親、アンタに聞きたいことが二つほどあるんだが」

 

プレシア「何かしら?」

 

確認を取るブレークにプレシアは顔を顰めて聞く。

 

ブレーク「まず一つは何故フェイトとアルフを使ってジュエルシードを集めているかだ」

 

プレシア「……それを話せと?」

 

まず最初にブレークが切り出したのにプレシアはそう返す。

 

流石にそう簡単に答えないのは予想してたブレークは続けて切り出す。

ブレーク「まぁな。あれは一応発掘したユーノのものだからな。あいつ自身あれを集めてどう使うか知りたいんだと」

 

プレシア「……ある所へ行く為よ」

 

その言葉に短く答えたプレシアにブレークは内心考える。

ブレーク「(ある所だと?そりゃ一体…)」

 

それも素直に教えないだろうなと考えた後にブレークは2つ目のを聞く。

 

ブレーク「二つ目は…なんでそんな目でフェイトを見る」

 

入ってからも注意深く見ていたがプレシアのフェイトを見る目が我が子ではなく邪魔者を見るかの様な冷たい瞳であった。

まるで娘とは思ってない様に…

 

そして、次の言葉にブレークは怒る。

 

プレシア「なぜ?別に良いじゃない。あの子は私の忠実な道具。愛情なんていらないでしょう」

 

ブレーク「…道具だと…」

 

その言葉にブレークは手を握りしめる。

 

ブレークは両親を無くしているので両親の愛の恋しさを知っている。

 

それをフェイトは求めてるのにプレシアは彼女を道具としか見ていない。

母親なのに注がないプレシアにブレークはフェイトを悲しませない範囲でその考えを壊す事を決意と共にエンシェントを装着し、ゼロメモリを構える。

 

ゼロ!

 

ブレーク「変身」

 

記憶を解放した後にブレークはエンシェントへ挿し込んだ後にそのまま右へ展開する。

 

ゼロ!!

 

音声と共にブレークの足もとから風が巻き起こると共に姿が変わって行き、最終的に顔が仮面に覆われると成人男性と同じ大きさになる。

 

クウガを基盤に顔は形をウルトラマンの感じにして複眼は仮面ライダー1号のにした感じで複眼は赤でメインの色は青色と灰色の騎士

 

驚くプレシアにブレークは今の自分姿とユーノが言っていた人々が今の自分を呼んでいた称号を付けて言う。

 

ブレーク→ZERO「メモリナイトZERO。テメェを無力化させてもらう!」

 

プレシア「無力化ですって?ならばやって見なさい!!」

 

突き出して言うZEROにプレシアは稲妻で出来たスフィアを作り出すとZEROに向けて放って行く。

ZERO「ふん」

しかしスフィアはZEROに触れた瞬間跡形もなく消滅した

 

プレシア「なっ!?」

 

目の前で起きた現象にプレシアは驚く。

 

ZEROは自分に触れた様々なエネルギーや威力をどんな物だろうと0として無くしてしまう騎士なのだ。

 

懲りずにプレシアは玉座から離れると別の方向に行きながらZEROへスフィアを飛ばす。

 

それを消しながらZEROは違和感を持つ。

攻撃するだけなら玉座にいても良いのにまるでそこにいたらいけない様な動きに違和感を持つ。

 

気になるZEROは玉座に走る。

 

プレシア「っ!?」

 

それにプレシアは慌てて攻撃を続けるがZEROは気にせず玉座へ向かい、着くと同時にプレシアは攻撃を止める。

 

それにZEROはプレシアは此処に何かを隠してると確信して調べると玉座の裏の壁が動き、部屋が見える。

 

プレシア「!?止めなさい!!」

 

制止の声を聞きながらZEROは中に入り…絶句する。

 

ZERO「なんだよこれ…」

 

中はなんらかの実験室だったと思われる部屋でその見た目と雰囲気から、かなり古い。

 

そしてそんな部屋の奥に一際大きなポッドがあり…その中に満たされた液体内を漂う小さな少女がいた。

その少女は、少し小さいがフェイトにそっくりであった。

 

ZERO「これはフェイト?いやだがそれにしては幼すぎる…」

 

言いながら近寄ろうとするZEROだがそれより前にプレシアがポットの前に立つ。

 

プレシア「私のアリシアに近づかないで!」

 

鬼気迫るプレシアの言った名前にZEROはポットに眠るフェイトに似た少女の名前かと理解する。

 

ZERO「アリシア…こいつの名前か」

 

そして理解した…フェイトと目の前の少女アリシアがなぜ似てるのかを…

色々と買った中で見ていた奴で同じ人を作り出し、それが呼ばれてる名をZEROは言う。

 

ZERO「クローン技術か…」

 

プレシア「そうよ。あの子はね。アリシアを元にプロジェクトFで誕生したアリシアのクローンなの…だけどね。あの子はアリシアにはならなかった。アリシアは復活しなかった!!」

 

肯定して叫ぶプレシアにZEROは静かに近寄り…

 

パシーン!!

 

プレシア「!?」

 

プレシアをはたいた。

 

ZERO「いいかプレシア、クローンってのはその人の偽者を作るもんじゃねェ……その人とは年の離れた兄弟または姉妹を作る技術だ」

 

プレシア「しま…い……」

 

その言葉にはたかれた頬を抑えていたプレシアの脳裏にアリシアとの楽しい記憶が過り…

 

アリシア『お母さん!私誕生日プレゼントに妹が欲しい!!』

 

プレシア『妹か…うん。分かったわ』

 

笑顔で言ったアリシアの言葉を思い出したプレシアは涙を流す。

 

ZERO「つまりフェイトは…アリシアの妹って事だ」

 

そんなプレシアにZEROは静かに言う。

 

プレシア「ああ…アリシア、私は!私は…ごほっ!!」

 

懺悔する様に娘の名を言った後に吐血するプレシアにZEROは慌てる。

 

ZERO「?!どうした?!」

 

プレシア「ふふ、ちょっと死に至る病を患っていてね…ほとんど今の医学じゃあ無理と言われてる程に行ってるのよ…あの子に冷たくした罰かもね」

 

ヒール!

 

そう自嘲する様に笑うプレシアにZEROはエンシェントを元に戻した後にゼロメモリを抜くと取り出したヒールメモリを変わりに装填して展開する。

 

ヒール!

 

音声と共にZEROの姿は顔は複眼の色は黄色でメインの色はピンクの顔はマリカで体はアギトな感じになる。

 

プレシア「あなた、その姿は…」

 

ZERO→ヒール「メモリナイトヒール、そんな勝手で家族を置いて行かせるかよ」

 

驚くプレシアにヒールはそう言うとメモリを抜いてマキシマムスロットに装填する。

 

ヒール・フルマキシマムドライブ!

 

音声と共に光が発され、光が収まるとプレシアは自分に起こった事に驚く。

まず最初に顔色が良くなり、死にかけそうだったのが嘘の様に自分の体が全盛期以上出せそうな気がした。

 

プレシア「これは一体…」

 

ヒール「お前の病気や身体にかかっている状態異常をすべて回復させた」

 

鏡を見て今の自分を見て呟くプレシアにヒールはそう言う。

 

プレシア「あなた…何で…」

ヒール「…かつて俺は自分の両親を失った」

 

驚くプレシアにヒールは自分の両親の死を話す。

 

ヒール「その時に味わった感情をアイツに…フェイトに味あわせたくないだけだ」

 

静かに、だが強く言うヒールの言葉にプレシアはそれだけヒール…ブレークが両親を深く愛し、両親もブレークを深く愛していたのだと理解する。

 

ヒール→ブレーク「フェイトのこと、ちゃんと見てやれよ」

 

全てを伝え終えたと変身を解いてブレークは踵を返し、歩き出してこれはお前から伝えろとそう言い残してフェイト達の所に戻る。

 

プレシア「アリシア…私は…」

 

その間、プレシアは眠るアリシアを見て呟く。

そんなプレシアを1つのメモリが見ていた事をブレーク自身もプレシア自身も知らなかったのであった…




次回、魔法少女リリカルなのは~三王現代記~第九話

~特訓!守りの探究者改め守護の探究者 ~

次回はユーノの大特訓です!
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