魔法少女リリカルなのは~三王現代記~   作:Dr.クロ

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探求者は守護のために戦う力を得て騎士となる

今回はユーノの特訓です!


第九話~特訓!守りの探究者改め守護の探究者~

それはブレークがプレシアと戦った次の日のことだった

 

海鳴市~マンション・フェイトとアルフの部屋~

 

ブレーク「は?鍛えてほしい?」

 

ユーノ「はい!」

 

訪ねて来たユーノの用件にもう1回聞くブレークへユーノは強く答える。

 

オリヴィエ「えっと、それをなんで私たちに?」

 

クラウス「いや、普通に考えれば我々に接近戦もとい格闘術を教えて欲しいんだと思うが?」

 

ユーノ「はい、僕は防御魔法や索敵以外は全然ないのであなた方やなのは達だけに任せる様に見えていやなんです…だから僕を鍛えて欲しいんです!!」

 

首を傾げるオリヴィエにクラウスはそう言ってユーノは肯定すると頭を下げる。

 

ブレーク「別にいいが…大丈夫か?」

 

そう聞くブレークにユーノは勿論と答え、それにブレークは頬をポリポリ掻いた後に言う。

 

ブレーク「じゃあやるとするか」

 

そんな訳で三王によるユーノの特訓が始まった。

 

少し時間経ち…

 

アルフ「しっかし…今更だけど3人とも凄いね」

 

特訓を見ていたアルフがそう洩らす。

 

ユーノの為なので手加減はしているがほとんど無駄がなく、上手くユーノを攻撃を掃いてはアドバイスし、ユーノ自身もアドバイスされた事を元に工夫する。

 

ブレーク「(ユーノの奴、やはり筋がいいな)」

 

ユーノの攻撃を掃きながらブレークは内心舌を巻く。

 

自分もそうだがクラウスやオリヴィエの放つ攻撃に最初は吹っ飛んではいたがよく観察し、良く考えて避けたり、最低限の防御魔法で防いでいる。

 

ただ、良い感じなのだがブレークはユーノに足りないのを感じる。

本人もそれが分かっているのか顔を顰めている。

 

ブレーク「…もしかして、攻撃力か」

 

リッド「だね。3人と比べるのもどうかと思うけど確かにそれが足りないね」

 

アルフ「あー、確かにあたしも見た感じ軽いなと思ってたよ」

 

一旦止めてそう言うブレークにリッドとアルフも同意する。

 

ブレーク「それをどうするかだな」

 

頭を掻くブレークにユーノも自分の手を見ていた時だった。

 

どこからともなくメモリが飛んで来てユーノの手に収まる。

 

メタル!

 

ファイター!

 

ガーディアン!

 

続けてそれぞれが主張する様に音声が鳴り響く。

 

ブレーク「ほぉ…なるほどな」

 

手に収まったのに驚くユーノを見てブレークは何か納得する。

 

フェイト「えっと、何が成程なの?」

 

ブレーク「あいつは選ばれたんだよメモリたちにな」

 

ユーノ「メモリが僕を…」

 

その言葉にメモリを見るユーノにそうだと肯定する様にメモリ達がガイアディスプレイを輝かせる。

 

ブレーク「あぁ、そうだ。使ってみろユーノ」

 

ユーノ「は、はい!」

 

言われてユーノはガイアメモリを起動させる。

 

メタル!ファイター!ガーディアン!!

 

音声の後にユーノの姿は格闘家の様な服装に両腕にシールドを装着し、頭に鉢巻をして、背中にメタルシャフトを装着した青年へとなる。

 

ブレーク「ほ~、いい姿じゃねぇか」

 

自分の手や背中に現れたメタルシャフトを取って見るユーノにブレークはそう言う。

 

フェイト「(ぽけ~)」

 

クロゼルグ「?どうしたフェイト?」

 

そんなユーノの顔を見惚れてるフェイトにクロゼルグは話しかける。

 

それにフェイトはな、なんでもないと答える。

 

ブレーク「んじゃユーノ、その姿で模擬戦といくか」

 

そういうとブレークは懐から二本のガイアメモリを取り出し一本を起動させる

 

ドーパント!

 

すると起動してないもう片方のメモリが空中に浮き、起動する

 

アームズ!

 

それと共にブレークが先に起動したメモリも浮かんで1つとなると光、光が人型を形作った後に四散するとアームズドーパントが立っていた。

 

アルフ「ええ!?メモリ同士で!?」

 

ブレーク「んじゃ戦闘開始だ」

 

アームズドーパント「…」

 

ガガガガガ!

 

アームズドーパントは左手をマシンガンに変えるとユーノに向かって発砲する

 

それにユーノは横ステップで避けた後にメタルシャフトを構えて走り出す。

 

アームズドーパント「…」

 

ガキィン!

 

ユーノの振り下ろしたメタルシャフトの一撃をアームズドーパントは左腕を剣に変えて受け止める。

 

そのまま右腕を銃に変えて攻撃し…

 

ガキンガキン!

 

攻撃した箇所に展開された魔法壁に阻まれる。

ブレーク「ユーノの奴、使いこなせてるじゃないか」

 

互角にアームズドーパントと渡り合ってるユーノを見てブレークは呟く。

攻撃しながら強化された防御魔法を上手く活用して防ぎつつ、相手の隙を見つけたらすかさずそこを突いている。

 

なのは「うわぁ…ユーノ君凄い」

 

リッド「おや、なのは達じゃないか。学校は終わったのか」

 

アリサ「まあね。んでフェイトから教えられてたから身に来たって訳」

 

そこになのは達が来て、戦うユーノを見て呟くなのはを見た後にすずかに抱き付かれてるアリサがそう言う。

ブレーク「んじゃちょっとレベルアップといこうか」

パワーアップ!

 

そう宣言するブレークになのは達はえっ?と思ってる間に取り出したメモリをアームズドーパントに投げつける。

 

投げられたメモリが刺さると共にアームズドーパントの鎧の様な部分が赤く染まる。

Pアームズドーパント「…」

ガシャン

バシュバシュバシュバシュ!

ユーノ「…へ?」

 

パワーアップしたアームズドーパントに思わずユーノは呆気に取られたが来た攻撃に慌てて防いでいく。

Pアームズドーパント「…」

するとアームズドーパントは左手をロケットランチャーにするとユーノに向けて発射する

 

ドカーーーン!!

 

なのは&フェイト「ユーノ(くん)!!?」

 

爆風に包まれたユーノに2人は思わず叫ぶ。

ブレーク「お~凄いのぶっ放したな」

 

アルフ「いやいや!あれ大丈夫なのかい!?」

 

のほほんに言うブレークにアルフは叫ぶ。

 

Pアームズドーパントは見る中で爆風から金属音が鳴り響く。

 

そして…爆風より現れたユーノの姿にブレークを含めた誰もが驚く。

 

その姿、別の世界の切り札の記憶を使った戦士を銀色に染め、複眼を乳白色に輝かせ、守護者と闘士を感じさせる赤い鎧と腕を赤いアームアーマーで覆っていた。

 

リッド「メモリ…ナイト…!」

 

メタル!アップデート!フレアメタル!!

 

その姿にリッドは呟いた後に姿が変わったユーノはメタルシャフトを頭上で回転させた後にPアームズドーパントに駆け出す。

Pアームズドーパント「…」

するとPアームズドーパントは体中からミサイルを放つ

 

なのは「ユーノ君!」

 

フェイト「!」

 

クラウス「待つんだ2人共。今の彼なら…負けるのはない」

 

それに思わず飛びだそうとする2人にクラウスが止めてほらと指す。

 

その言葉を示す様にユーノは次々とミサイルを落として行き、Pアームズドーパントへマキシマムスロットが3つになったメタルシャフトで叩きつけた後にパンチやキックを浴びせて行く。

 

そして蹴り飛ばした後に3つのメモリを取り出してメタルシャフトに装填する。

 

ファイター!ガーディアン!フレアメタル!マキシマムドライブ!!

 

音声の後にユーノの体が青い闘志に包まれ、メタルシャフトが翡翠色の炎に包まれる。

ブレーク「決まるな」

オリヴィエ「えぇ」

 

ユーノ「メタル!ブレイジング!!」

 

オリヴィエとブレークの言葉を合図にユーノは一気に接近してすれ違いざまにメタルシャフトを一閃する。

 

ドカーーーン!!

 

一閃を受けたPアームズドーパントは崩れ落ちると共に爆発し、その場に2つのメモリを残して消える。

パリン!

ブレーク「あ、壊れた」

 

なのは&フェイト「ユーノ(君)!」

 

そのままアームドメモリが壊れるのを見てるブレークの隣をなのはとフェイトは通り、ユーノに近づく。

 

ユーノ「あ、あれ?僕は…って、何これ!?」

 

するとユーノが声を漏らした後に自分の姿を見て驚く。

 

ブレーク「メモリナイトメタル…まさかドライバーなしで変身するとはな」

 

ユーノ「メモリナイト…メタル?僕はメモリナイトに……?」

 

フレアメタル!フレアメタル!フレアメタル!フレアメタル!!

 

その姿を見てそう言うブレークにユーノが呟くと出て来たフレアメタルメモリが主張する様に音声を鳴り響かせる。

 

ユーノ「……メモリ的にメモリナイトフレアメタルみたいですね」

 

ブレーク「だな。でもドライバー使ってないからそろそろ…」

 

苦笑して言うユーノにブレークはそう言うとフレアメタルメモリがガーディアンメモリとファイターメモリと共にユーノの腰を一回りするとロストドライバーが出現し、フレアメタルメモリはそこに装填されると展開した状態でガイアディスプレイを輝かせる。

 

ユーノ「ブレークさん…ガイアメモリ、ホント凄いですね」

ブレーク「だろ?」

 

なのは「ようし!こうなったら!フェイトちゃん!私達も負けない様に頑張ろう!」

 

フェイト「え、あ、うん」

 

苦笑しあうユーノとブレークを見て気合を入れて言うなのはにフェイトは戸惑いながらバリアジャケットを纏う。

 

アリサ「まったくあいつ等は…」

 

すずか「ふふ、なら私達もす・る?」

 

それに呆れるアリサへすずかがうっとりとした顔で言うのにアリサはいやちょ、と言う前に引きずられていく。

 

ブレーク「ところでユーノ、お前デバイスとかないのか?」

 

ユーノ「あ、いえ、レイジングハート以外はないんです。ほとんど手動な感じでやって来ましたので」

 

そんな4人を見た後に聞くブレークにユーノはそのままの状態で言う。

 

ブレーク「なら作ってやろうか?」

 

ユーノ「え?良いんですか?だけど…うーん、ほとんどデバイスなしでのが多かったからな…そうですね。ストレージデバイスでお願いしてもよろしいでしょうか?」

 

そう申し出るブレークにユーノは驚いた後にそう言う。

 

ブレーク「ん、いいぞ」

 

それに快く了承した後にまだメモリナイトの姿のユーノの肩に手を置く。

 

ブレーク「これからも精進しろよユーノ、メモリナイトフレアメタル」

 

ユーノ「!……はい!!」

 

その言葉にユーノ、フレアメタルはしっかり頷く。

その後になのは達のを見ながらフレアメタルは考えていた。

 

フレアメタル「(集まってるのは良いけど…もしかしたらそろそろ管理局が来るかもしれない。前のドラゴンドーパントので起きた次元震を探知して此処に来るかもしれない。その際にどう説明しようか…)」

 

フレアメタルの懸念はオリヴィエとクラウスの2人。

 

どちらとも古代ベルガの王でミッドチルダでは歴史に詳しい者や聖王教会と親しい者なら誰もが知っている偉人でもある。

 

もし来た管理局の者が信用できる者なら良いがと考えながら自分もそろそろ練習を再開する。

 

そんなユーノの管理局が来るかの疑問は近々分かるのであった。

 




次回、魔法少女リリカルなのは~三王現代記~第十話

~現れる別世界の魔導師~

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