管理局から協力してのを受けて翌日
なのは「うわわ!?」
飛んで来た鳥の突進をなのはは慌てて避けてアクセルシューターを放つ。
だが鳥は火炎弾や羽手裏剣で撃ち落とす。
フェイト「はぁぁぁ!!」
そんな鳥にフェイトは鎌となったバルディッシュを振り下ろすが鳥はそれを避けるとフェイトに攻撃を仕掛ける。
フェイト「くっ!うわ!!」
防御魔法を使うが受け止めきれずに吹き飛び、追撃をしようとする。
アルフ「やらせるかい!」
そこにアルフが鳥の顎にアッパーを炸裂させて吹き飛ばす。
すずか「力強く、縛れ」
ふら付いている所をすずかが氷の蝙蝠で作り上げた鎖で拘束される。
すずか「ブレークさん!」
ジョーカー・マキシマムドライブ!
Jブレーク「オラァ!!」
動けない鳥にJブレークが必殺キックを炸裂させると鳥は爆発する。
バード!!
そのまま元になってた鳥と壊れたメモリにジュエルシードがポトリと落ちる。
フェイト「ジュエルシード封印」
Jブレーク「よし、これで残り10個か」
封印されたのを見ながらブレークはそう言う。
ユーノも見ていて何やら考えてるなのはに気付く。
ユーノ「どうしたのなのは?どこかけがをした?」
なのは「ふぇ!?あ、大丈夫だよ!」
その問いに驚いた後に慌ててそう返してさっさとアースラに戻るなのはにユーノは首を傾げる。
ブレーク「よし、一回アースラに戻るか」
クロゼルグ「おー!」
クラウス「そうだな」
首を傾げるユーノの肩を叩いた後にそう言うブレークにクロゼルグは元気よく返事し、クラウスも頷く。
海鳴市~アースラ・休憩室~
なのは「はぁ…」
レイジングハート《大丈夫ですかマスター?》
アースラの休憩室で溜息をつくなのはにレイジングハートは声をかけると大丈夫と返される。
なのは「(凄いよなブレークさん達…)」
頬杖を付きながらなのははこれまでのブレーク達のを思い出す。
そして次に自分の親友のアリサとすずかを思い出す。
ほとんど魔法の魔の字を知らなかったのにアリサはあっさりとガイアメモリを使いこなし、すずかも複数のメモリのお蔭もあるのか自信を持ってメンバーを上手くサポートしている。
最後にユーノを思い浮かべる。
自分に魔法を教えてくれた存在で今ではブレーク達にメモリナイトに認められている。
なのは「はぁ…」
フェイト「えっと…なのは」
溜息をついてるとそこにフェイトが来る。
なのは「あ、フェイトちゃん」
フェイト「考え事?」
気づいたなのはにフェイトが聞くとなのはうんと答えた後に話す。
フェイト「確かにそうだね…私もリニス…今はいない母さんの使い魔に教えられてなんだけど鍛えてたからアリサのバトルセンスやすずかのサポートスキルは凄いって思ったな」
なのは「ホントだよね…アルフさんだってブレークさん達と手合せして凄くなってるし…ユーノ君も…」
そう言ってからなのはは3つのメモリを使用しての大人ユーノを思い浮かべて顔をボッと顔を赤くする。
それにフェイトはむぅと唸ってあれ?と首を傾げる。
なんで自分は今なのはに嫉妬したのだろうか?と
なのは「…色々と私達ってジュエルシードを封印する以外ないよね」
フェイト「確かに…」
続けて出た言葉にフェイトはなのは同様にはぁーと溜息を漏らす。
一方そのころ…
ブレーク「ん~」
クラウス「?どうしたブレーク」
顎に手を当てて唸るブレークにクラウスは話しかける。
ブレーク「いやな…アイツ等のメモリを早く探さないといけないと思ってな」
オリヴィエ「彼女達と言うと…なのはとフェイトですか?」
リッド「まぁ、その理由は分かるな」
出た言葉にオリヴィエが首を傾げる隣でリッドがそう言う。
ブレーク「なんかアイツ等自分たちに力がないの悩んでいるようだったからな」
クラウス「成程…もしそうならなのはちゃんを早めにした方が良いかもしれないな」
クロゼルグ「どうして?」
それに納得するクラウスの呟きにクロゼルグが食いつく。
クラウス「何と言うか…どこか彼女は危うさを感じるんだ。そう、自分を見て欲しい。1人にしないで欲しい…そう言うのを感じるんだ」
ブレーク「なるほどな…んじゃ早く見つけないとな。アイツ等に合うメモリを」
クラウスの言葉にブレークは納得して今自分の持つ奴を見て行くがなかなか見つからない。
その間にジュエルシードを発見したとの報告を聞いてブレーク達は向かう。
海鳴市~森・上空~
ブレーク「んでこの辺りなんだよな?」
エイミィ『うん、その辺りにある筈だよ。しかも2個』
クロノ『用心しといてくれ。前回の鳥のもそうだったからまた怪物になる可能性もある』
現場に着いた後にそう聞くブレークにエイミィは頷き、調べたい事や何かの為に残ったクロノがそう言う。
ブレーク「にしても広そうな森だな…こりゃぁ手分けして探さないとな」
アリサ「んじゃあもしもを考えてメモリを持ってる人を確実に入れて別れて探しに行くのは?」
オリヴィエ「そうですね」
ぼやいてそう言うブレークにアリサがそう提案してオリヴィエも同意した後にチームはこうなった。
ブレーク・オリヴィエ・リッド
クラウス・アリサ・クロゼルグ
すずか・アルフ
ユーノ・なのは・フェイト
すずか「クラウスさん、アリサちゃんにもしもの事があったら…」
クラウス「OK、分かった。色々と大丈夫だからね」
うふふと黒い笑みを浮かべるすずかに冷や汗を掻いてそう答えるクラウスのを後にそれぞれ別れた。
海鳴市~森~
そんなこんなで分かれたユーノはなのはとフェイトの先頭に立って探していた。
ユーノ「2人共どう?」
なのは「うーん、見つからないね」
フェイト「どこにあるんだろう…」
自分が見過してるのも考えて後ろの2人に聞くユーノへ2人はそう返す。
ユーノ「そういえばなのは、昨日なんか悩んでいたようだけど大丈夫?」
まだ見つからない中でユーノは気になってた事を聞く。
なのは「あ、だ、大丈夫だよ!ユーノ君やフェイトちゃんの為に見つけて見せるから!」
そう言って気合を入れるなのはにユーノはありがとうと礼を述べる。
ただ、内心では心配している。
クラウスからも教えた者としてなのはに気をかけてくれと頼まれているからだ。
ユーノ「(それになんだろう…ものすごくいやな予感がする…)」
なのは「あっ!あったよユーノ君!」
フェイト「こっちも見つけた」
そう考えていたユーノは後ろからの声に振り返ると2人共それぞれ反対の方向で見つけた様だ。
先ほど感じたのは気のせいなのかと考え…
ユーノ「っ!?2人共!ジュエルシードから離れるんだ!!」
突如放たれた力にユーノは無我夢中で叫び、2人は驚いていると…それぞれにメモリが刺さり、ジュエルシードが輝きだす。
ユーノ「クッ…二人とも!」
光と衝撃で吹き飛んだユーノは頭振った後に見ると起きていた事に苦い顔をする。
スナイパー!!
なのははその体は成人女性へとなり、身に纏うバリアジャケットは彼女の学校のを元にしたのではなく、カラーリングは変わらないが上半身はビキニと腰のベルトを落ちない様に固定した紐と言うだけのに変わり、下半身は軍人の様なズボンを纏い、右腰にはスナイパーライフルの様に変化したレイジングハートが装着されていた。
アクセル!!
ウェザー!!
フェイトもその体は成人女性へとなり、身に纏うのが彼女の母、プレシアのに変わってるが色が赤く染まり、マントが白く染まり、足にはローラースケートを装着し、手に持ったバルディッシュがバトンの様な形状に変化している。
そしてなのはのベルトの中央、フェイトは胸の所にジュエルシードが輝いていた。
ユーノ「くっ…」
ファイター!
ガーディアン!
それにユーノは手を握りしめた後にファイターとガーディアンを使用した後にフレアメタルメモリを取り出す。
フレアメタル!!
2人を見ながらユーノは硬く誓う。
ユーノ「絶対に君達を…救う!」
そして…決意を込めて叫ぶ。
ユーノ「変身!!」
ドライバーに差し込んで展開する。
フレアメタル!!
音声の後にユーノはフレアメタルに変身する。
そしてメタルシャフトをブンブン回した後になのはとフェイトへ構える。
なのは「…戦闘開始」
フェイト「バトルスタート」
そしてなのはとフェイトもそれぞれ呟いた後になのはがスナイパーライフルと化したレイジングハートを構えて撃ち、フェイトはローラーを回転させて右手に持ったバルディッシュを振り下ろす。
それにフレアメタルはメタルシャフトでなのはの攻撃を弾いた後にバルディッシュを受け止める。
レイジングハート《バインド》
フレアメタル「!?」
受け止めていた所にフレアメタルの体にピンク色の鎖が巻き付いて拘束する。
どうやら魔法も使える様だ。
バルディッシュ《ライジングエッジ》
続けざまに飛んで来た雷の斬撃にフレアメタルは吹き飛ぶ。
だが、頑丈が売りのメタルがパワーアップしたフレアメタルはそんなにダメージはあるがなんなく立ち上がる。
レイジングハート《バインド》
そこにまたバインドがかけられる。
フレアメタル「くそ、これじゃあジリ貧だ」
それにフレアメタルは悪態を付く。
ふと、フレアメタルはなのはとフェイトが何か呟いている事に気づき、耳を澄ます。
そして聞こえて来たのに愕然とする。
なのは「皆置いてかないで…なのはは良い子でいるから…なのはを見ていて…」
フェイト「お母さんが昔の様に笑ってくれる様に私頑張るから…お母さん」
フレアメタルはその言葉に考える。
フェイトについては分かるがなのはの言葉が気になる。
そして思い出した。
温泉の時にクラウスがなのはの父の士郎と恭也と話していた事を…
士郎は昔ボディガードをしていたのだが、その際に大怪我を負い、死の淵を彷徨いかけん程の意識不明の重体になっていた。
それで桃子はそんな父を見舞いに行ったり翠屋の営業にかかりっきりになり、美由希も母の手伝いでなのはを見ていられず、恭也は父が倒れてる間に家族を守る為と特訓に夢中になり、なのはを1人にしていたと…
そこでフレアメタルはなのはの危うさはこれかと気づき、誰かの為に頑張っていれば自分を見てくれる人がいるから1人じゃないと…
なのは「…レイジングハート」
フェイト「…バルディッシュ」
レイジングハート《ディバインバスター・スナイプ》
バルディッシュ《ウェザーセイバー》
そんなフレアメタルになのはは狙いを萎めたディバインバスターを、フェイトは虹の斬撃を放ち、それにフレアメタルは吹き飛んで変身が解除される。
ユーノ「くっ!」
地面に転がるユーノに2人は静かに近寄る。
フェイト・なのは「…」
そしてあと少しの距離で…2人とユーノの間に氷の氷壁が出来て塞ぐ。
アリサ「ちょっとちょっと…ある意味性質悪いわね」
すずか「なのはちゃん」
そこに氷の氷壁を作ったすずかを筆頭に他のメンバーが集まっていた。
ユーノ「皆…」
アルフ「大丈夫かい?」
オリヴィエ「アルフさんがフェイトちゃんの身に何かが起こったと慌てて通信して来たので来ましたが…」
なんとか起き上がるユーノにアルフは声をかけ、集まってる理由をオリヴィエは言った後に2人を見る。
ブレーク「まさか二人とも、俺が合うと思っていたメモリとジュエルシードで暴走しているとはな」
やれやれとぼやいてブレークは止めに行こうとし…
ユーノ「待ってください。この2人は僕が止めます。二人がああなったのは僕に責任があります」
それにユーノが制する。
ブレーク「大丈夫か?砲撃のなのはと近距離のフェイトのタッグが相手だぞ」
ユーノ「大丈夫です。いえ、大丈夫にしてみせます!それに…これは僕の罪滅ぼしでもあります」
問うブレークにユーノは強く言う。
2人、特になのはを見ながらユーノは続ける。
ユーノ「なのはは普通に日常を過ごし、家族と楽しく過ごす事が出来た。それを僕が壊した。状況とはいえ、彼女を死ぬかもしれない所へ引き込んだ。なんであろうとこれは僕の罪、そして僕の不注意でこうなってしまった2人を…僕は救いたい!!」
その言葉にユーノはフレアメタルを再び取り出すとファイターメモリとガーディアンメモリが飛び出して輝く。
ファイター!エボリューション!ジョーカー!!
ガーディアン!エボリューション!エクストリーム!!
音声と共にそれぞれ輝くとファイターはブレークの使うのとは色が翡翠色のジョーカーメモリに、ガーディアンメモリは鳥の様な形に変化する。
それにユーノが驚いている間にメモリはドライバーを回るとドライバーが輝き、光が収まると左側に新たなスロットが追加される。
スロットが2つとなったドライバーを見た後にユーノはフレアメタルとジョーカーメモリを取る。
フレアメタル!
ジョーカー!
ユーノ「変身!!」
鳴らした後に2つのメモリを装填し、エクストリームメモリが重なる様に装填された後に展開するとスロットによりWを描く。
フレアメタル!ジョーカー!エクストリーム!!
音声の後にユーノの足もとから姿が変わって行き、フレアメタルとなるがその姿は変わっていた。
中央が水晶の様なので区切られており、左側がジョーカーメモリと同じ翡翠色に染まり、その首にマフラーがなびかせていた。
アリサ「うっそぉ…」
リッド「3つのメモリでのメモリナイト」
静かに佇む新たなフレアメタルに誰もが呆気に取られる。
ブレーク「マジかよ…」
ブレーク自身も驚いている間にフレアメタルは2人へ歩き出す。
なのは「…レイジングハート」
フェイト「…バルディッシュ」
レイジングハート《ディバインバスター・スナイプ》
バルディッシュ《ウェザーセイバー》
それになのはとフェイトは再び狙いを萎めたディバインバスターと虹の斬撃を放つがフレアメタルはメタルシャフトであっさり弾く。
弾かれたのは後ろに飛んで爆発が起きる。
ブレーク「完全にパワーアップしてるなおい;」
簡単に攻撃を弾いて行く様子にブレークは思わずぼやく。
その間にフレアメタルは2人に近づき…抱きしめる。
フレアメタル「大丈夫。別に良い子じゃなくても皆は君達を見てくれるから」
そう言うと足もとに魔法陣を展開する。
フレアメタル「ジュエルシード、封印」
その言葉と共に3人を光が包み込む。
エンシェント《(あぁ、ユーノさん前々から思っていましたがやはり主と同じ体質のようですね…)》
その様子を見ながらエンシェントは光が収まった後に2人を崩れ落ちない様にしているフレアメタルに心の中で呟く。
アルフ「えっと…とりあえずジュエルシード回収だね」
フレアメタル「そうだね」
足もとに落ちていたのを拾い上げて言うアルフにフレアメタルは頷くとううんと2人が呻いた後に目を開け…
フレアメタル「2人共、良か…」
なのは「ふえぇぇぇぇぇぇぇぇ!!?」
フェイト「ふぇーーーーーーーーー!!?」
それに安堵してフレアメタルが言う前に2人は顔を赤くすると同時にフレアメタルを突き飛ばす。
なのは「ゆゆゆゆユーノ君!そう言うのはその、色々とね」
フェイト「えっと、その…ホントに」
それに2人はまだメモリので大人のまま顔を赤くしてモジモジする。
アリサ「あちゃー…」
すずか「2人共」
それになのはの親友2人は確実に落ちたなと前者は呆れ、後者は苦笑する。
ブレーク「?なのはたちなんで顔赤くなってるんだ?」
クラウス「さぁ?」
クロゼルグ「うにゅ?」
それに気づいてない3人にオリヴィエはあらあらと困った顔をし、リッドは呆れる。
アルフ「んで…おーい、大丈夫かいユーノ」
それを温かい目で見ていたアルフは突き飛ばされたままで倒れたフレアメタルに近づいてとんとんする。
すると変身が解け、そこにはすやすや眠るユーノの姿があった。
アリサ「あー…どうやら疲れて眠ったみたいね」
ブレーク「にしてもさっきの姿は…」
そんなユーノに笑ってからブレークは先ほどのフレアメタルを思い出す。
2つのスロットとなったドライバーにさらに2つのメモリに重なる様になって力を解放するメモリでなったメモリナイト
ブレーク「(あんなシステムがまさかあるとはな…)」
それにブレークはワクワクした。
友との再会に新たな出会いとある意味充実してるなと笑う。
なのは「え、えっとユーノ、地べたはダメだよ」
フェイト「だ、だからちゃんとね」
寝ているユーノに2人は近づいてお互いに見合った後…
なのは「(負けないの)」
フェイト「(私もだよ)」
そう念話で会話した後にニッコリと笑いあう。
此処に、2人は魔法としての、そして恋のライバルと言うのが出来上がった。
エイミィ『あ!良かった!やっとつなが…なんかグラマー!!?』
リンディ『あらあら~青春してるわね~』
クロノ『いや、そこじゃないでしょ!!皆大丈夫か?』
そこにエイミィが出て来て、ユーノに早速膝枕する事で争っているなのはとフェイトを見て叫び、のほほんとしてるリンディにツッコミを入れた後にクロノが聞く。
ブレーク「あぁ、なんとかな」
クロノ『そうか、一時的にそちらの場所が見えなくなって連絡を取ろうとしたら繋がらなかったから何かあったと考えて僕が向かおうとしていた所で戻ったから安心したよ』
代表で返答するブレークにクロノは安堵の息を漏らした後にエイミィが慌てていた理由を言う。
クロノ『しかし…フェレットモドキは罪作りな分これからが大変だろうな』
ブレーク「?」
その後にユーノを見て十字に指を動かすクロノにブレークは首を傾げる。
エンシェント《あはは;》
クロノ『君のデバイスも苦労な…ととりあえず戻ってきてくれ。無論フェレットモドキは…』
なのは&フェイト「私が連れて行きます(行く)!」
そう洩らした後にそう言うクロノになのはとフェイトは言った後にどっちが運ぶかにジャンケンする。
そんなこんなあったが2つのジュエルシードを回収したのであった。
なお、ユーノは2人がジャンケンしてる間に起きたのでしていた2人は残念がっていたのであった。
次回、魔法少女リリカルなのは~三王現代記~第十二話
~困り狼女、複数の記憶~