海鳴市~マンション・フェイトとアルフの部屋~
フェイトの借りているマンションに戻った一同はアリシアと猫のポットを見る。
ブレーク「でプレシアこの猫はなんなんだ?」
プレシア「その子はリニス、私の使い魔よ。今は契約が切れているけどね」
ポットの中に居る猫を指して聞くブレークにプレシアはそう言う。
ブレーク「ポッドに入っているって事は仮死状態なのか?」
プレシア「ええ、契約が切れた使い魔は次の契約を得るまでそうなるの」
フェイト「リニス…」
触れながら聞くブレークの問いにプレシアは頷くとフェイトは悲しそうな目でリニスを見る。
アルフ「リニスはさ、フェイトに魔法を教えた先生でもあって色々と面倒を見てくれた奴なんだよ」
すずか「そうなんだ…」
アリサ「(ちーん)」
なのは「えっと、アリサちゃん大丈夫;」
悲しそうな目でリニスを見て言うアルフにメモリを使用した状態のすずかは言い、その後ろでソファーにぐったりしている同じくメモリを使用したアリサをなのはが介抱していた。
ブレーク「さてとっと生き返らせるか」
アリサ「何さらりととんでもない事を言ってるあんた!!!」
準備準備とするブレークにぐったりしていたアリサでも見逃せなかったのかツッコミを入れる。
すずか「あ、まだ吸える位あるんだねアリサちゃん♪」
アリサ「ちょま、アー」
なのは「えっと…出来るんですか?」
それにすぐさますずかに別の部屋に連れて行かれるアリサを見届けた後になのはは聞く。
ブレーク「あぁできる。このメモリでな」
なのはの疑問にそう答えた後に1つのメモリを取り出して見せる。
フェイト「それは?」
ブレーク「リバイバルメモリ、どんな命でも復活させられるガイアメモリだ」
首を傾げるフェイトにブレークは簡単に説明する。
ユーノ「命を!?…そう言えば前にとある手記に大切な者を不思議な道具で何のリスクもなく蘇らせた恩人がいるって書かれたのを読んだ事がある!」
なのは「それじゃあ!」
説明を聞いて驚いた後に言うユーノになのはは顔を明るくする。
頷いてブレークは肯定する。
ブレーク「あぁこの二人を蘇生することができる」
プレシア「………そうなると私がやろうとしたのって無意味だったわけ、色々と決意を固めてたのに」
フェイト「え、えっと母さんドンマイ;」
エターナル!エターナル!
説明を聞いてどよーんと落ち込むプレシアにフェイトは慰めて、そんなプレシアの周りをエターナルメモリが音声を鳴らしながら慰める様に回る。
ブレーク「えっと色々と言い忘れてすまなかったな」
ホントにあの時ついでにしとけばよかったなと反省しながらブレークは気を取り直してリバイバルメモリをアリシアとリニスの入ったポットへと向ける。
ブレーク「今蘇らせてあげるからな」
そう言ってブレークはリバイバルメモリを起動させる。
リバイバル!
音声と共に2つの光の玉が現れた後にアリシアとリニスに吸い込まれる。
その後にプレシアはポットを操作するとポットの液体が抜けて行き、ポットが開いた後にアリシアをフェイト、リニスをアルフが受け止める。
それぞれけほけほっと咳き込んだ後にアリシアはうっすらと目を開け、リニスは体を光らせた後に女性に代わる。
アリシア「此処は…」
プレシア「アリシア!」
周りを見るアリシアにプレシアはフェイトともどもアリシアを抱きしめる。
アリシア「お母さん?」
プレシア「ええ、ちょっと若返ったけど私よ」
なのは「(ちょっとじゃない気がするんだけどな;)」
首を傾げるアリシアへそう言うプレシアになのはは心の中でツッコミを呟く中でアリシアはフェイトを見て驚くがすぐさま笑顔になる。
アリシア「もしかして私の妹!ありがとうお母さん!私のお願いを叶えてくれたんだね!」
プレシア「…ええ、そうよ。ホントに…」
その言葉を聞いてプレシアは強く抱きしめた後に涙を流す。
ブレーク「とりあえず一件落着だな」
オリヴィエ「そうですね」
クラウス「だな」
それにクラウスは笑い、クラウス達も笑う。
アルフ「…と言う訳だよ」
リニス「そうだったんですか」
こっちではアルフがリニスにこれまでのを説明し終えた様だ。
そこにフラフラなアリサが来る。
リニス「(ズキューン)」
アルフ「え、ちょ、リニス?」
その時、リニスはアリサを見た瞬間に何かが迸り…
アリサ「えちょ、誰アー」
すぐさまアリサを連れて行ってしまう。
その後に何かドタンバタンと言う音が聞こえて来る。
エンシェント《アリサさん…南無》
カイベル《幸せに暮らしてくださいね》
グラシス《おい!》
唖然とするメンバーに三王のデバイス達がそれぞれ言う中で扉が開いてまるで拘束されたエイリアンの様な感じでぐったりしたアリサがお肌ツヤツヤなリニスとすずかに連れて来られる。
すずか「これからもよろしくお願いしますねリニスさん」
リニス「ええ」
良い笑顔で2人はガッチリと握手する。
どうやら何かやってる内に同盟が出来た様だ。
ブレーク「お~い、大丈夫かアリサ?」
ヒール!
ぐったりしてるアリサに話しかけてからブレークはヒールメモリを使いアリサを回復させる
なんとか…と答えた後にアリサはすずかとリニスを見る。
アリサ「……ある意味私、頑張らないと行けないかもね」
ある意味、悟った顔で言うアリサになのはは手を合わせた。
ちなみにアリサは近いうち、自分と同じ苦労する女性と出会う事を知るのは後にである。
ブレーク「ところでプレシアたちはこれからどうするんだ?」
一旦収まった後にそう聞くブレークにプレシアはフェイトとアリシアの頭を撫でながらそうね…と漏らし…
プレシア「この子達との時間を埋める為に此処に住もうかしら」
そう言って笑うプレシアにアリシアはうんと笑う。
フェイトも嬉しそうに抱き付くのを見てブレークはそうかと笑い、クラウスはうんうんと頷く。
ブレーク「んじゃ俺たちは隣にもうひと部屋を借りにいかないといけないな」
クラウス「そうだな俺達は別の部屋を借りた方が良いな。親子水入らずにさせようじゃないか」
リッド「確かにそうだね。と言うか男性陣が窮屈だっただろうしね」
クロゼルグ「後、クラウスとブレークは寝るのはソファだったし」
それにブレークは言い、クラウスも同意する中でリッドがそう言い、クロゼルグもうんうん頷く。
ブレーク「そのときはコレを換金しに行くか」
アルフ「だから小さいのを換金しろ!!!」
アリサ「と言うかこれオブジェと思ったらダイヤだったの!?」
前にクリエイトメモリで作り出した大きいダイヤを見て言うブレークにアルフは叫び、アリサもツッコミを入れる。
ブレーク「まぁ前に作ってな」
アリサ「限度あり過ぎるわ!!!」
アルフ「だよね!これはあたしでも分かる程ないよね!」
あっけらかんに言うブレークにアリサは叫び、アルフも言った後に2人はガッチリと握手しあう。
どうやらツッコミ同盟が出来た様だ。
そんなにかねぇと首の後ろを掻くブレークになのはとユーノはアリサとアルフに同意でうんうんと頷く
その後、色々とあったがブレーク達は改めてフェイトたちの部屋の隣に一部屋借りたのであった。
次回、魔法少女リリカルなのは~三王現代記~第十七話
~アリサのぼやき、出会いの思い出~