魔法少女リリカルなのは~三王現代記~   作:Dr.クロ

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次なる物語は1つの書を元に始まった。


A’s編
第二十三話~新たな始まりとヴォルケンリッター~


それはブレークがはやてと出会い、シャマルと再開した日から三日後の事だった…

 

なのは「ひゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」

 

???「待ちやがれ!」

 

空を飛んで逃げるなのはをウサギを引き連れた軍帽と前を開いて素肌や臍に胸の真ん中を晒しているハンマーを持った女性が追いかけていた。

 

なのは「なのはを追いかけて何する気なの変質なお姉さん!!」

 

女性「変質じゃねえ!!これは使用してなんだよ!!」

 

そう叫ぶなのはに女性は怒鳴り返す。

 

さて、なんでこうなっているかは夜、寝ようとしたなのはにレイジングハートが所属不明の魔導師が急速接近中との警告し、不穏なものを感じながら、ブレーク達に知らせて家を出たなのはを待っていたのが追いかけている女性であり、なのはを見ると襲い掛かって来たのだ。

 

女性「喰らいやがれ!」

 

その言葉と共に女性が引き連れていたウサギ達がエネルギー弾を放って行き、なのはは慌てて避けて行く。

 

なのは「うう、多勢に無勢過ぎるの…」

 

避けながらなのはは呻く。

 

メモリを使うにしてもなのはは多数の弾幕を展開は出来るがそれは単純な行動を取らない者や1対1に仲間がいる時に発揮するタイプでもある。

だからこそ強襲に近い今の状況ではメモリを使用した戦いも本来の戦いも出来ない。

 

???「目の前ががら空きだぞ」

 

なのは「え?」

 

後ろを気にしていたなのはは前からの声に振り返ると剣を振り下ろそうとする女性が見え…

 

ガキン!!

 

アリサ「あっぶな…」

 

なのは「アリサちゃん!」

 

ギギギとなのはの前に割り込み鍔迫り合いするアリサになのはは叫ぶ。

 

そしてアリサは剣を振り下ろした人物に驚き、その相手も驚いて後ろに飛び退る。

その人物は龍を感じさせる青色のインナースーツを身に纏い、龍の鱗を感じさせる赤色の前が開いたスカートを纏って肌色に近い金髪だったがその顔にアリサは見覚えがあった。

 

アリサ「シグナムコーチ!?」

 

女性「アリサ…なのか?」

 

名前を言うアリサに女性も驚きの声を漏らす。

 

なのは「アリサちゃん、知り合いなの?!」

 

アリサ「ええ…ちょいと最近剣術のでコーチして貰っている人で…そんな」

 

聞くなのはにアリサは頷いた後に口を押さえ、それになのははショックだろうなと考え…

 

アリサ「同じ女の子に詰め寄られてる同士だと考えてたのに!!」

 

なのは「ってそこ!?」

 

出て来たのに思わずツッコミを入れる。

 

シグナム「それは私もだ!!」

 

女性「そしてお前も何叫んでんだ!」

 

それに返すシグナムに何時の間にか隣に来たなのはを追いかけていた女性がハリセンで叩く。

 

ブレーク「クククッ…相変わらずだな二人とも」

 

そんな所にフェイトやすずか達と共に来たブレークがシグナムと女性を見て笑う。

 

アリサ「え、何?コーチとそこの露出狂「違うわ!!」…と知り合いなの?」

 

ブレーク「俺がベルカ時代に居た頃からの知り合いだ」

 

それにアリサはシグナムと女性を見て聞き、ブレークはそう返した後に女性を見る。

 

女性「な、なんだよ?」

 

ブレーク「ずいぶんと成長したなヴィータ」

 

恥かしそうに前を隠す女性にブレークは言う。

 

フェイト「?知り合いなの?」

 

アルフ「んでなんか大胆な奴も知ってるのかい?」

 

ブレーク「こいつ等は夜天の書の騎士、ヴォルンケッターのシグナムとヴィータだ」

 

気になったので聞くフェイトとアルフにブレークは2人を紹介する。

 

クラウス「しかし、ヴィータ、長く見ない間デカくなって…」

 

オリヴィエ「確かに色々と…」

 

アルフの言葉に突撃しようとしてウサギたちに抑えられてるヴィータを見てクラウスは呟き、オリヴィエもババーンと見えている大きい胸を見て言う。

 

シグナム「所で…夜天とは何だ?」

 

ブレーク「……………………は?」

 

するとシグナムの口から出た言葉に間を空けてブレークとオリヴィエ、クラウス達は唖然とする。

 

ブレーク「おいおいおい!お前、自分達の書の名前を忘れちまったのか?!」

 

リッド「そうだよ!え何?ジョーク、ジョークのつもり!?」

 

シグナム「いや、そうは言われても…」

 

ヴィータ「だよな…」

 

思わず止まっていたがハッとなった後に言うブレークとリッドにシグナムとヴィータは困った顔をする。

 

ブレーク「…なぁ、ちょっと確認したいから書見せてくれないか?」

 

ヴィータ「書をか?」

 

???「「「見せた方が良いだろう。もしかしたら王達なら主に起こっている事を解決してくれるかもしれん」」」

 

そう頼み込むブレークにヴィータが呟くと別方向からの3つの声に誰もが顔を向ける。

そこにいたのはすずかにとって見覚えのある青い狼がいた…いたのだが…

 

アリサ「ケルベロス?」

 

アルフ「と言うか3つ首同時に喋ってるのか?」

 

青い狼「「「仕様だ」」」

 

なのはにしたらジュエルシードで暴走した際に見た犬位の大きさで顔は3つもある感じになってる青い狼にアリサは呟き、アルフの問いに3つ首同時に返す。

 

ブレーク「んでザフィーラ、今は誰が書を持っているんだ?」

 

青い狼→ザフィーラ「「「それならばシャマルが持ってる。今向かってる…む?」」」

 

ブレークの問いにザフィーラと呼ばれた青い狼は答えて言ってる途中で顔を別の方向に向ける。

いきなりの事に誰もが青い狼の向いてる方へ顔を向ける。

 

はやて「ふえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」

 

???「退いて退いて退いて!!」

 

するとはやてを抱き抱えて右手にロケットの様なのを装着して向かって来る存在が見えた。

 

クラウス「おい、ブレーク。あの声って…」

 

ブレーク「ああ…思いっきり聞き覚えある奴だな」

 

存在の声を聞いて話しかけるクラウスにブレークも同意した後にそれぞれ左右に別れるとはやてを抱えた存在が通り過ぎてなんとか勢いを殺して止まる。

 

???「ふう…危なかった」

 

はやて「い、色々と凄い体験やったわ…」

 

ブレーク「よっ、はやて」

 

右腕のロケットを消して一息付く存在とぜえぜえと息を吐くはやてへブレークは声をかける。

 

はやて「あ、ブレークさん!」

 

???「!やはりブレークさん、あなたでしたか」

 

それにはやては手を振ると連れて来た存在はブレークへ顔を向ける。

 

なのは達は改めて現れた存在を見る。

 

全体を見るとブレークが変身したメモリナイトと似ているがベルトが違う。

 

ブレーク「久しぶりだなイクス。まさかお前もこの時代に来てるとはな」

 

ユーノ「イクス?まさか古代ベルカに存在したガレアの王イクスヴェリア!?」

 

ブレークから出て来た名にユーノがいち早く察すると戦士はベルトの4つの赤いスイッチと思われる部分を上にあげると青色の光の柱と煙が出た後に収まると1人の少女が立っていた。

 

イクス「お久しぶりですね」

 

ブレーク「にしてもイクス、なんだそのベルトは」

 

頭を下げるイクスにブレークは少女、イクスが腰に付けているベルトを指して聞く。

 

イクス「…これはフォーゼドライバー、私の国に落ちて来た隕石に含まれた未知のエネルギーを元に作り上げた物で先ほどの姿はスペースナイトフォーゼです」

 

はやて「ちなみにスペースナイトは私が付けたんや」

 

説明するイクスと付け足すはやてのを聞いてブレークは海でのユーノの話を思い出す。

 

ユーノ『なんでも、メモリナイトとは違う存在を作り出すと言うのですが…どう言う存在かまでは抹消されて分からないんです』

 

ブレーク「(あれはフォーゼの事だったのか…)」

 

納得してるとシャマルが来た…来たのは良いが…

 

シャマル「いやーすいません。遅れてしまって;」

 

ヴィータ「おいシャマル、確かによ。確かに暗い所ならピッタリだけどよ…別に蛇のままじゃなくても良いだろ?色々と慣れてない奴等が後退ってるぞ」

 

上半身ビキニで下半身を蛇にして頭を掻きながら謝るシャマルにヴィータがなのはやアリサ、フェイトに付いて来ていたアリシアを見てそう言う。

 

ブレーク「んでシャマル、書は?」

 

シャマル「あ、此処にありますよ」

 

アリサ「いやいやいやいやいやいやいやいやいや!あんたもうちょい気に掛ける事あるでしょうが!ほら3つ首の犬とか「狼だ」露出狂な女性とか「露出狂じゃねえって言ってるだろ!」ラミアとか!「あらあら、シグナムと同じ位可愛いわね~」ぴっ!?」

 

すずか「ダメですよシャマルさん。アリサちゃんは私ともう1人の恋する人なんですから~」

 

聞くブレークに書を見せるシャマルの後にアリサがツッコミを入れうふふと笑うシャマルに怯える中ですずかがそう言う。

 

シグナム「アリサ、お前はホントに苦労してるな…」

 

アリサ「コーチこそ…」

 

ブレーク「さてと…」

 

アナライズ!

 

エンシェント《ちなみに皆さんそれぞれ何のメモリ使用しているので?》

 

お互いに慰め合うシグナムとアリサをスルーしてブレークが書を調べてる間にエンシェントが聞く。

 

ヴィータ「あたしはコマンダーでシグナムはドラゴンだったか?」

 

ザフィーラ「「「我はケルベロスで使ったら使ったで獣のまま固定されて」」」

 

シャマル「私はモンスターガールよ~伝説上の女魔物や様々な魔物を女の子にした感じの姿に色々となれるからシグナムとのうふふ」

 

アリサ「コーチ、私以上にディープだったんですね」

 

シグナム「ああ…」

 

3人が各々に答えてシャマルのにアリサはそう言ってシグナムは深く頷く。

 

ブレーク「ぶっ?!」

 

すると、書を調べていたブレークが突如吹く。

 

アリサ「ちょ、どうしたのよいきなり吹いて?」

 

クロノ「皆!」

 

それに代表で聞くアリサの後にクロノが来る。

そして書を見てクロノは驚く。

 

クロノ「それは…闇の書!?」

 

オリヴィエ「闇の書?なんですかそれ?」

 

驚いているクロノにオリヴィエは聞く。

 

クロノ「ロストロギアの1つで転生機能と無限再生機能を持っていて完全破壊は不可能とされている書だ」

 

クラウス「なんだって?」

 

リッド「それは一体…」

 

なんとも言えない顔で言うクロノにクラウスとリッドは戸惑う。

 

アルフ「それでどうしたんだいいきなり吹いて?」

 

ブレーク「なんだこの魔改造?!ヤバイ感じになってんぞオイ?!」

 

ヴィータ「はあ!?」

 

気を取り直して聞くアルフに叫ぶ様に答えたブレークのにヴィータやヴォルケンリッターは驚く。

 

はやて「どう言う事なん?」

 

ブレーク「ホントの名前は夜天の書と言ってな各地の偉大な魔導師の技術を収集し、研究するために作られた収集蓄積型の巨大ストレージだったんだよ。だけど調べてみるとプログラムが改変されてる形跡が多い。それで本来あった旅をする機能が転生機能に、復元機能が無限再生機能へと変化しちゃったんだろうな…」

 

ザフィーラ「「「なんと……」」」

 

説明するブレークにヴォルケンリッターは言葉を無くす。

 

しかも…とブレークは話しを続ける。

 

ブレーク「真の持ち主以外によるシステムへのアクセスを認めないから無理に外部から操作をしようとすると持ち主を呑み込んで転生してしまうという念の入りの良さ、それに所有者に選ばれても蒐集によって魔導書を完成させた後に管制プログラムと防御プログラムの双方の認証を受けなければ管理者権限を得られず、機能の全てを使用することは出来ないのにその肝心の防御プログラムが破損してるから認証が正常にされないと言う罠付き、さらに言うと一定期間、頁の蒐集がないと持ち主自身の資質、つまりリンカーコアを侵食しちゃうと言う時限爆弾の様な厄介さ、はやての足もそれ関連だろうな」

 

クロノ「だから過去の持ち主達が完成させたら暴走を…」

 

肩を竦めて説明するブレークの言った事にクロノは前に見た闇の書に関する事を頭から出して呟く。

 

ヴィータ「そ、それじゃあこのまま書を完成させてもはやては!?」

 

ブレーク「死ぬだろうな…書に呑み込まれて」

 

掴んで聞くヴィータにブレークは聞きたい事を肯定するとシャマルは崩れ落ち、シグナムに支えられるがそのシグナムも顔を青くしている。

 

なのは「なんとかならないんですか!?」

 

アリシア「このままじゃあ可哀想だよ」

 

ブレーク「なんとかプログラムを修復をすれば何とかなるが…」

 

ヴォルケンリッターを見て聞くなのはとアリシアにブレークは難しい顔をする。

 

クラウス「ブレーク、思ったんだがその防御プログラムだけを破壊するのは出来るんじゃないか?」

 

ブレーク「ブレイクメモリでか?」

 

そんなブレークへそう言うクラウスにブレークはブレイクメモリを取り出す。

 

クラウス「それで変身したメモリナイトなら壊れた防御プログラムだけを破壊してその間に治すと言うのはどうだろうか?あれの破壊する事はアクセスではないからされる事はないだろう?」

 

ブレーク「だとしてもそれにはかなり時間が掛かるぞ」

 

シグナム「……もしそれで主が助かるなら頼む!」

 

ヴィータ「お願いだ!はやてを助けてくれ」

 

言った事にブレークは顔を顰めるがシグナムとヴィータが頭を下げて頼み込む。

 

ブレーク「あぁもちろんだ」

 

オリヴィエ「どうせならジェイルさんにも手伝いをお願いしたらどうでしょうか?」

 

クロノ「良い考えだな。博士ならきっと直す事が出来るかもしれない」

 

力強く頷くブレークの後にオリヴィエの提案にクロノは頷く。

 

エンシェント《管理局のほうはどうします?》

 

クロノ「それに関しては終わった後に報告する事にする。こんな所で報告して変に警備されたらやり難いだろ」

 

すずか「良いんですか?」

 

エンシェントの問いにクロノはそう言うとすずかは心配そうに聞く。

 

クロノ「闇の書は色々と因縁が多かったりするからね…下手したら闇の書で家族を失った者達が今の所有者である彼女を責めたてるだろうしね。それに結構今回は魔導師関連で助かった事もあるしな」

 

ブレーク「助かるぜクロノ」

 

そう言うクロノにブレークは礼を言う。

 

はやて「な、なんや色々と話し進んだみたいやな;」

 

???『私めっちゃ蚊帳の外だったぞ』

 

イクス「そうですね」

 

アリサ「いや待って!今の声なに!?」

 

シグナム「ああ、これに関しては…アギト」

 

それに中心人物であるはやては実感のない声で漏らし、誰でもない声に同意するイクスの後にアリサがツッコミを入れるとシグナムがそう言うとシグナムの体が光に包まれた後にアリサにとって見覚えのあるマゼンタ色に髪が戻り、服もピンク色のに変わり、その肩に小さい少女が座っていた。

 

リッド「この子…融合型デバイス?」

 

シグナム「ああ、とある時に出会った我が相棒アギトだ」

 

アギト「よろしく」

 

ブレーク「アイツ以外のユニゾンデバイスか.はじめて見たな」

 

挨拶するアギトを見てブレークは呟いた後にこれからの事を考えてスカリエッティを交えて話す事にして話しは後日改めてになった。

 

その際、ブレーク達は自分達を見ている存在がいる事に気付かなかった。




次回、魔法少女リリカルなのは~三王現代記~第二十四話
~魔力の収集と助っ人~
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