魔法少女リリカルなのは~三王現代記~   作:Dr.クロ

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カートリッジを取り入れた星光と雷光は新たな力を手に入れる


第二十五話~新たなる力、静寂狙撃の星光と森羅万象の雷光~

なのは「博士、まだなんでしょうか?」

 

前回から2週間経った日、なのはは待ち遠しそうにスカリエッティに聞く。

 

フェイトも待ち遠しそうに見ており、それをプレシアがカメラで撮っている。

 

スカリエッティ「安心したまえ、徹夜した結果ちゃんと出来上がったよ」

 

そう言ってスカリエッティは待機形態のレイジングハートとバルディッシュをそれぞれ渡す。

 

なのは「お帰りレイジングハート」

 

レイジングハート《お待たせしましたマスター》

 

フェイト「調子はどうバルディッシュ?」

 

バルディッシュ《問題ありませんマスター》

 

戻って来た相棒に2人は声をかけてそう返される。

 

さて、なぜ2人がスカリエッティに自分の相棒を預けていたのかと言うとカートリッジシステムを搭載する為である。

なぜかは2人共1週間前にシグナムとヴィータのを見て積んで欲しいと頼み、デバイス達もそれを望み、スカリエッティは渋い顔をしながら了承したのだ。

 

スカリエッティ「それぞれパワーアップしてレイジングハート・エクセリオン、バルディッシュ・アサルトだよ」

 

ブレーク「あとこれもやる」

 

スカリエッティの後に続けてブレークが何かをなのはとフェイトに渡す。

見た限り家庭で見るアダプタに近い。

 

フェイト「ブレーク、これは?」

 

ブレーク「強化アダプタ。メモリをパワーアップさせるアイテムだ」

 

アリサ「ふーん、つまりパワーアップアイテムなのね」

 

説明するブレークにアリサは強化アダプタを見て呟く。

 

ブレーク「あぁそうだ。まぁどんな風に強化されるかはわからないがな」

 

スカリエッティ「ちなみにカートリッジシステムは搭載してるけど君達の場合、子供である事を踏まえて魔力の底上げと身を守る防御壁を作り上げる様にしてるよ。後、これだけは守って欲しいんだ。底上げした状態で魔力を全て注ぎ込む様な魔法を放つ真似は止めてくれ、それだと負担も半端ないし君達の場合じゃあ後遺症を残す可能性もあるからね」

 

そう言ったブレークの後にスカリエッティが真剣な顔で注意し、なのはとフェイトは深く頷く。

2人の頷きを見てスカリエッティは笑って頭を撫でる。

 

ブレーク「んじゃそろそろ始めるとするか」

 

なのは「え?始めるって?」

 

フェイト「何を?」

 

スカリエッティ「そりゃあ試運転だよ。僕でも完璧に仕上げたと自負してるけどもしかしたら何かまずい事が起こっちゃうかもしれないからそれがない様に確認するんだよ」

 

手をパンとさせて言うブレークにきょとんとする2人へスカリエッティがそう言う。

 

ブレーク「まさかいきなり本番で使おうと思ってたんじゃないよな?」

 

なのは・フェイト「「ギクッ」」

 

それに肩をビクンと震わせる2人にあ、これはぶっつけ本番にする気だったなとスカリエッティとブレークは確信する。

 

トーレ「いけねえぞ2人共!どんな奴もぶっつけ本番するのは時間がねえ時だ!今は時間はたっぷりあるんだからしねえと後で痛い目見るぞ!」

 

クラウス「という事で二人とも、後で説教だ」

 

なのは&フェイト「はい;」

 

アリシア「ありゃりゃ、それでさ、2人の相手は誰がするの?」

 

それにすぐさま空手部に所属しているトーレが注意し、ちょっと怒ってのクラウスの言葉に2人はしょぼーんとするのを見てアリシアは苦笑した後に聞く。

 

ブレーク「それはこのくじ引きで決めよう」

 

そう言って数本の棒が入った缶を見せてなのはとフェイトに1本選ぶ様に言う。

言われた通り、2人はそれぞれ1本選んで引く。

 

なのは「えっと…人の指で出来たC?」

 

フェイト「こっちは龍の顔で出来たD?」

 

ヴィータ「お、アタシとシグナムか」

 

分達の引いた奴に描かれたのに首を傾げる2人へヴィータはコマンダーメモリを見せて、シグナムもドラゴンメモリを見せる。

 

それに2人はガイアメモリに描かれてる奴だったのかと納得する。

 

ブレーク「ちなみに他にはシャマル、クラウス、オリヴィエ、俺が入ってたぜ」

 

アルフ「おお、それはそれで良かったかもね」

 

他の奴を見せて言うブレークにアルフはそう洩らす。

 

特にブレークとだったら模擬戦レベル以上になりそうだと考えてなのはとフェイトは冷や汗を掻く。

 

スカリエッティ「それじゃあみんな、模擬戦室に行こうか」

 

その言葉と共にスカリエッティを先頭に誰もが移動する。

 

ちなみにメンバーがいるのはスカリエッティ達が住む家で3階建ての住宅で地下室付きなのだが…

 

アルフ&アリサ「………ひろ…!?」

 

地下室にあったドアを開けた先に見える広く広がる空間に誰もが驚く。

 

しかも地下と言う割には青空が広がっている。

 

スカリエッティ「ははは驚いたかい?ちょっとした転送システムの応用でとある無人世界の島に繋げているんだ。此処ならば迷惑をかけないし、色々な環境が集まっているからその環境に適応する為の訓練も出来るよ」

 

ブレーク「おぉ、なるほどな」

 

悪戯が成功した子供の様に笑って説明するスカリエッティにブレークは関心する。

 

そんな訳で最初はなのはとヴィータで対峙する。

 

ちなみにヴィータはなのはと出会った時と違ってなのは達より小さい少女で紅いゴスロリを身に纏っている。

 

ブレーク「んじゃ、先に相手を気絶させたほうの勝ちだ。いいな?」

 

ヴィータ「おう!」

 

なのは「はい!」

 

ブレークからの模擬戦の勝利条件を聞いて2人は頷く。

 

なのは「行くよ。レイジングハート・エクセリオン」

 

レイジングハート《はい、頑張りましょうマスター》

 

ブレーク「んじゃ、はじめ!」

 

合図と共になのはは距離を取るために後ろに下がる。

 

ヴィータ「行くぜ!シュワルベフリーゲン!!」

 

先手必勝とヴィータは指に挟める大きさの小さい鉄球を取り出して魔力を付加させて飛ばす。

 

なのは「アクセルシューター!!」

 

それに対し、なのははアクセルシューターで落とす。

 

ヴィータ「まだまだ行くぞ!」

 

そんななのはへヴィータは接近し…

 

ヴィータ「テートリヒ!シュラーク!!」

 

グラーフアイゼンを叩き付ける。

 

それになのはは吹き飛び、しばらく転がった後…ガバッと起き上がる。

 

ヴィータ「んな!?」

 

なのは「あ、危なかった…」

 

まさか起き上がれた事と全然ダメージがない事に驚いた後に自分の足元にカートリッジが落ちているのに気付く。

それによりヴィータはなぜなのはがすぐさま起き上がれてダメージがない理由が分かった。

 

ヴィータ「成程、咄嗟にカートリッジをロードして防御力を上げた訳か」

 

ブレーク「なのはの奴、良い判断だな」

 

避ける暇がないと考えたなのはの咄嗟の判断にブレークはそう洩らす。

さらに言うと子供の体を大事にと考えたスカリエッティ製のもあってだろう。

 

レイジングハート《マスター、ドクタースカリエッティに頼んでスナイパーメモリを使用したマスターに最適なモードを追加させて貰いました》

 

なのは「そうなの?だったら」

 

スナイパー!

 

レイジングハートの言葉になのははそう言うとスナイパーメモリを使い、大人の姿に変わる。

それと共にレイジングハートも形状を変化させて先端部分の宝玉部分が銃口の様に変化し、持ち手も短くなってトリガーが付くとスコープも追加される。

 

なのは「これって…」

 

レイジングハート《メモリを使用した時になっていたのを扱いやすくしたスナイパーモードです》

 

なのは「じゃ早速試し撃ちしてみよっか」

 

モード名を聞いた後にスコープを覗き込んで狙いを定め…

 

なのは「シュート!!」

 

トリガーを引くと共に弾が発射される。

 

ヴィータ「そんなの!」

 

グラーフアイゼン《パンツァーシルト》

 

それに対しヴィータは三角形の魔法壁を張り、防ごうとする。

 

バリーン!!

 

ヴィータ「どわっ!?」

 

だが、放たれた弾は魔法壁を貫通してヴィータに命中し、ヴィータは吹き飛ぶがなんとか体勢を立て直す。

 

スカリエッティ「スナイパーモードは一点集中と超遠距離からの狙撃をメインとしたモードで普通に使えるけど特徴的な事は魔力を圧縮して質量兵器に使われてる弾丸の様にして発射するんだ。その弾丸は込められた魔力が少々でも一般の魔導士の魔法壁なら難なく貫いて相手を攻撃する事が出来るんだ」

 

なのは「よし、次はこれ使ってみよ」

 

詳細を説明するスカリエッティに誰もが関心してるとなのははブレークより渡された強化アダプタを取り出して自分の中から飛びだしたスナイパーメモリを装填する。

 

スナイパー!アップグレート!サイレント!

 

音声の後になのはの上半身に彼女の元々のバリアジャケットを模した薄いジャケットが追加され、さらに右目にスカウターが装着される。

 

なのは「あ、前よりマシになった」

 

新たに追加されたのになのはは嬉しそうに呟く。

流石にビキニだけと言うのは恥かしかったようだ。

 

するとブレークの元から一本のメモリがジャケットやスカウターを見ていたなのはのもとに飛んで行く。

 

インビジブル!

 

そのまま刺さると背中から悪魔を思わせる翼が生える。

 

なのは「ふええ!?何これ!?」

 

アリサ「インビジブルって…透明よね?」

 

フェイト「なんで悪魔の翼が?」

 

翼が出て来たのに驚くなのはを見て首を傾げて呟くアリサの隣でフェイトも首を傾げる。

するとなのはの姿が見えなくなる。

 

すずか「なのはちゃんが消えた!?」

 

オリヴィエ「あ、思い出しました。悪魔の翼を持ったロボットが電子機器を無効にする妨害電波を出して機械からだと消えてる様に見せてるのを見た事あります」

 

ブレーク「そういえばそんなのも作ったな…」

 

驚くすずかの隣で手をポンとさせて言うオリヴィエにインビジブルメモリを作ってる際に外見ので一緒に見てた際にメモリが取り入れちゃったんだろうかと考える。

 

ヴィータ「ど、どこに消えやがっ…あいた!」

 

周りを見ていたヴィータは後頭部に来た衝撃に頭を押さえて振り返るが何もいない。

続けざまにお尻に痛みが走る。

 

ヴィータ「あいちゃ!!?」

 

はやて「す、すごい、全然分からへん」

 

ヴィータ「クソッ!」

 

何時攻撃したかも分からない事にはやては驚いているとヴィータが振り回せば分かるとハンマーをしちゃっかめっちゃかに振り回す。

 

ヴィータ「あたたたたたたたたた!?」

 

だが、次々と体中に衝撃が走る。

 

スカリエッティ「これは凄い。アップグレートしたスナイパーに備わったサイレント、音もさせずに攻撃し、なおかつ先ほどなのは君に加わったインビジブルにより姿も消して感知もさせない。まさに狙撃手にピッタリとも言える組み合わせだ」

 

エンシェント《つかチートでしょあれ》

 

はやて「確かにそうやな」

 

それに分析して言うスカリエッティのにエンシェントはツッコミを入れて誰もが頷く。

 

ヴィータ「この!」

 

コマンダー!!

 

苛立ち気にコマンダーメモリを起動させて大人の姿となった後に自分の周囲に銃を持ったウサギ、はやて曰くのろいうさぎが沢山現れる。

 

ヴィータ「一斉放射だ!」

 

その言葉と共にのろいうさぎ達が一斉に射撃して周囲を攻撃する。

 

ヴィータ「ど、どうだ?」

 

砂煙で覆われた中で呟くヴィータだったが収まった後にまったくなのはの姿が見当たらないのに気付く。

 

ヴィータ「(あ、これ。やられるフラグの気が…)」

 

そう思って上を見上げ…

 

なのは「ディバイーーーーーーンスナーーーーーーーイプ!!!」

 

向かって来た砲撃に飲み込まれる。

 

砲撃が収まった後には目を回して倒れるヴィータがいた。

その際、服がボロボロで大事な所が見えかけてうさぎ達が『見せられないよ』と書かれた看板で隠す。

 

スカリエッティ「そこまでだね」

 

ブレーク「瞬殺だったな」

 

なのは「にゃはは、色々とごめんね;」

 

終了を宣言するスカリエッティの隣でブレークが呆れた顔で言うとなのはが現れて言う。

 

グラシス《ってか強力過ぎだろ、魔力の感知も探知も全然入らねえぞ》

 

カイベル《これ自然に溶け込んでますね。サーチメモリのでも難しいと思いますよ》

 

エンシェント《これは敵に回したらマジ強敵ですね》

 

デバイス達の言葉に確かにと思った後にどこからともなく放たれる攻撃に思った事は…

 

クロノ「とことん、味方でいて欲しいな」

 

イクス「確かにそうですね」

 

アリシア「悪魔と言われてもおかしくないね」

 

なのは「アリシアちゃん酷いの!!」

 

感想を述べるクロノとイクスの後のアリシアのになのははもーと叫び、それに誰もが笑う。

 

ヴィータ「笑いごとじゃないだけどな…」

 

呻きながら目覚めたヴィータがコメントを述べる。

 

フェイト「次は私の番だね」

 

シグナム「そうだな」

 

シャマル「シグナム頑張って~」

 

プレシア「フェイトガンバよ!!」

 

そう言うフェイトにシグナムはそう言い、シャマルやプレシアの応援を背になのはとヴィータと入れ替わる。

 

アギト「行くぜシグナム」

 

シグナム「ああ!」

 

ドラゴン!

 

その言葉と共にシグナムは最初の時に見せた姿となる。

 

シグナム「模擬戦だろうとやるからには全力で行かせて貰うぞテスタロッサ」

 

フェイト「う、うん!」

 

自分の剣、レヴァンティンを構えて言うシグナムにフェイトは自分の新たな姿を得たバルディッシュ・アサルトを構える。

 

ブレーク「じゃはじめ!」

 

合図と共にシグナムはフェイトに斬りかかる。

 

アクセル!ウェザー!!

 

それにフェイトはすぐさま離れて距離を取ってメモリを使用する。

 

フェイト「ウェザー!ブレイド!!」

 

宣言と共に雷の剣や炎の剣に氷の剣や風の剣などを多数発射する。

 

シグナム「ふん!」

 

向かって来たのをシグナムは一振りで全て破壊する。

 

ユーノ「たった一振りで!?」

 

アリサ「さ、流石コーチ」

 

リッド「後、ドラゴンメモリの恩賜もあるからじゃないかな」

 

ザフィーラ「「「確かにシグナムとアギトだけでは1、2本破壊しきれなかっただろう」」」

 

シグナムのやった事にユーノは驚き、アリサが顔をヒクヒクさせながら呟くとリッドがそう考察し、ザフィーラも同意して言う。

 

フェイト「流石ですねシグナムさん」

 

シグナム「そちらこそ、避けてすぐさま反撃に出る速さはなかなかだな」

 

そう言うフェイトへシグナムはそう褒める。

 

シグナム「次はどんな事を見せてくれる?」

 

フェイト「これだよ」

 

聞くシグナムにフェイトは強化アダプタを取り出してアクセルメモリを挿し込む。

 

アクセル!アップグレート!ブースター!

 

続けてウェザーも入れ替えて挿し込む。

 

ウェザー!アップグレート!ユニバース!

 

音声の後にフェイトの服装が上半身をボディラインを現すインナースーツに変わり、下もホットパンツに変わり、両手に天候をイメージしたマークが付いたフィンガーグローブを付けていた。

 

フェイト「…………ふぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?」

 

アリサ「うわお…」

 

なのは「ゆ、ユーノ君は見ちゃだめなの!!!」

 

ユーノ「うえちょ!?」

 

自分の変わった姿に慌ててしゃがみ込むフェイトにアリサは呆れ、なのはは慌ててユーノの目を隠す。

 

ブレーク「なのはとは逆になったな…」

 

ちょいと抑えめになったなのはに対して露出が多めになったフェイトに呆れながらまぁ、アクセルの特徴的に合ってるかと心の中で呟く。

 

シグナム「どうしたテスタロッサ!恥ずかしいから試合を放棄するのか!」

 

フェイト「そ、そんな事しません!」

 

そう呼びかけるシグナムにフェイトは顔を赤くしながら立ち上がってバルディッシュを構える。

 

シグナム「なら行くぞ!」

 

その言葉と共にシグナムは斬りかかり、フェイトは後ろに下がろうと飛び退り…数メートルまで離れる。

 

シグナム「何!?」

 

アリサ「一瞬で距離を空けた!?」

 

ユーノ「これは…まさかアクセルの?」

 

ブレーク「力だろうな。まさかここまでとは」

 

それに驚く一同でなのはの眼隠しを退かして見ていたユーノの呟きにブレークは肯定して驚きの声を漏らす。

アクセルメモリは加速の記憶が入ったメモリ、元々スピードタイプでもあったフェイトに相性が良く、さらに強化アダプタでアップデートした事でさらに速さが付加されたのだ。

 

さらにウェザーメモリもパワーアップしているので…

 

フェイト「…今の私なら!」

 

そう言って砂浜に手を付けると砂が蠢いた後に吹き上がる様に舞い上がった後に竜の形へと変える。

 

シグナム「砂の竜だと?!」

 

驚いているシグナムにフェイトは続けざまに右手を木に、左手を海に向けると木が急速に大きくなって形状が変化して虎の様な感じに、水も吹き上がった後に集まるとライオンの様になる。

 

クロノ「これは!?」

 

スカリエッティ「パワーアップしたウェザーの力かもね」

 

フェイト「みんな、行って!」

 

驚くクロノの隣でスカリエッティが呟いた後にフェイトがシグナムに向けて手を翳して言うと3体の生物はシグナムへ向かって行く。

 

シグナム「クッ!」

 

繰り出される3匹の獣たちにシグナムはギリギリ避けて行く。

ドラゴンメモリを使用していても流石に初見の相手にシグナムは戸惑う。

 

なのは「えっと、ユニバースってああ言う事が出来るんですか?」

 

スカリエッティ「ああ、ユニバースは日本語では宇宙、世界、全人類、万物などなどあるがフェイト君の場合は森羅万象が近いかな」

 

ブレーク「まぁ簡単に言えばなのはのと同じくらいチートってことだ」

 

アリサ「身も蓋もないわね;」

 

簡潔に纏めて言うブレークにアリサは呆れて言う。

 

フェイト「そろそろ決めます!」

 

それにフェイトは宣言と共に3匹の獣は襲い掛かる。

だが、シグナムは不敵に笑う。

 

シグナム「凄いのを見せてくれるなテスタロッサ…だが、私とアギトは今は烈火龍の剣士、立ちふさがるならば…斬るだけだ!」

 

アギト『その通りだぜ!やっちまえシグナム!』

 

そう言うとレヴァンティンを鞘に戻し…鞘に現れたスロットに自分から出て来たドラゴンメモリを装填する。

 

ドラゴン!!フルマキシマムドライブ!!

 

その音声と共にレヴァンティンは鞘ごと燃え盛ると共に巨大な大剣を作り出し…

 

シグナム「業火!」

 

アギト『爆熱!』

 

シグナム&アギト「爆龍!一閃!!」

 

宣言と共に振るわれた斬撃は襲い掛かろうとしていた3匹の獣を両断し、驚いているフェイトに飛んでいき…

 

ドカーーーーーーン!!!

 

爆風が巻き起こる。

 

なのは「あわわ!?」

 

ヴィータ「ホント…真っ直ぐだなあいつ…」

 

誰もが向かって来た爆風に耐える中でシグナムは不動でフェイトのいる場所を見る。

 

収まると気絶したフェイトが倒れていた。

 

どうやらダメージはカートリッジで抑えたが衝撃に耐えきれずに気を失った様だ。

 

ブレーク「シグナムの勝利か」

 

スカリエッティ「どうやらフェイト君はスピードを上げた分、防御力が一段と下がってる様だね。逆になのは君は防御力が上がっている分、スピードが下がっている様だね。まぁ一緒なのは攻撃力が上がっている事だね」

 

それを見て宣言するブレークの後にスカリエッティが分析したのを見て言う。

 

シグナム「ふう…」

 

シャマル「シグナムお疲れ~…あら?ちょっと腕に傷が出来てるわね」

 

息を吐いてユニゾンを解除してメモリを抜くシグナムにシャマルは声をかけた後に右腕を見て言う。

 

シグナム「む?避けてはいたが当たっていたの…はっ!?」

 

シャマル「あらあら、これは治療しないとね」

 

言ってて顔を青くするシグナムにシャマルはねっとりと絡み付く様にシグナムを逃がさない様に抱き付く。

 

しかもちゃっかりメモリを使用していたのか闘牛の角とか牛の耳が出ていて胸を隠す茶色のビキニで足が牛の様になっている。

見るからにミノタウロスの様だ。

 

シグナム「ちょ、ま、待てシャマル!これ位…」

 

シャマル「うふふ」

 

慌てまくるシグナムを連れてシャマルは茂みに入り…

 

シグナム「アーーーーーーーーーーー」

 

リッド「……うん、まさかアリサ以外で聞く事になるとはね」

 

アリサ「コーチ……」

 

聞こえて来るシグナムの悲鳴とシャマルの笑い声に一部除いて冷や汗掻いてアリサは手を合わせて合掌した

 

 




次回、魔法少女リリカルなのは~三王現代記~第二十六話

~王の逆鱗に触れた2匹の猫~
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